私の青空。
ずいぶん久しぶりにカナレットに行ってきました。カナレット とは、ディズニーシー内のヴェネツィアエリアにあるイタリアンレストラン「リストランテ・ディ・カナレット」のことです。ディズニーシーを紹介する様々な企画に登場することも多いので きっとよくご存知の方も多いと思いますが、私達もこのお店が好きでディズニーシー開園から数年の間はかなり頻繁に訪れていました。特に夫の方はこのお店の屋外のテラス席が大のお気に入りで、過去何度も書いたことがあると思いますが 夫にとって「カナレット」という言葉はイコール「テラス席(屋外席)」を指す と言ってもいいくらいです。で、今日は、このカナレットの屋外席でピッツァを食べることも目的のひとつとして、電車に乗って舞浜まで出かけてきました。あと数週間経ってしまうと梅雨も明けて、暑さに弱い私が屋外で食事するのは難しくなってきてしまいますからね~。さて。幸運なことに事前にカナレットのランチタイムのPS(プライオリティシーティング)予約が取れていたので気持ちに少し余裕もあり、舞浜到着はちょっとのんびり気味で12:40くらいでした。せっかく電車で来たのだから・・と、リゾートラインの各駅で降りてみたりして(ハピネスライナーを待ったりもして)いたので、ディズニーシーのゲートを入ることができたのは13:00を過ぎた頃でした。ミラコスタ通りを抜けピアッツァトポリーノに出てインフォーメーションボードを眺めると、あれれ・・今日は土曜日だというのにアトラクションの待ち時間が意外と短い。3月から続いてきたイベント「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」もいよいよ終盤なので、皆さん3つのミニショーの観賞場所確保に一生懸命なのかな?・・こんな調子なら今日は「ビッグバンドビート」の座席抽選もなんとかなるかも。そう思った私達は まずビリエッテリーアへ向かって座席抽選に挑み、その結果ほんとうにありがたいことに本日最終回(「20:55」の回)の中央Bブロックのほぼ中央の座席指定券を得ることができました。(13:20頃。)これで今日は夜遅くまでシーに居ることが決定したので「・・カナレット」後はどう過ごそうか作戦を練るためにとりあえずレストラン櫻のテラス席へ。(ただ単にビール飲みたかっただけなんですけどね~。この時間の櫻のテラスのカウンターには目立った列はありませんでしたよ。)私達は生ビールとポークリブを購入して、今日は陽射しがあったので火山の見える屋根無し席は断念し、波止場側の席に落ち着いて乾杯をしました。前日の天気予報では気温が30度前後まで上がる と言っていたのでいろいろと覚悟して出かけてきたのですが、予報に反して気温はそんなに上がっていないよう。午後の1時半頃だというのに「櫻」の屋根つきテラスは心地よい風が吹き抜け湿度も低くて、「涼しい~」と感じてしまうほど快適でした。作戦を立てよう と考えていたのにあっという間に時刻は14:00近くになり、PS予約時刻に遅れてはいけないので と 私達は席を立ってカナレットに向かいました。店頭に行ってみると、PS無しで入店を待って並んでいるゲストは本日この時間はほんの数組のようでした。予めPS予約をしていた私達は、入口でキャストさんに名前を告げるといつものように席の希望(屋外か屋内か、屋外の場合 陽が当たってもいいか日陰がいいか)を聞かれて店内ウェイティングエリアへとすぐ誘導されました。久しぶりに足を踏み入れた「リストランテ・ディ・カナレット」店内ウェイティングエリア。来ない間に何か変化があったかしら・・などとぼんやり思っていると、これまたすぐに名前を呼ばれて 私達は店内を通り抜けて屋外の席へと案内されました。今日通していただけたのは、おなじみの運河沿いの細長いテラス席ではなく、奥にある小さな中庭のたった数席しか用意されていないテーブルのうちのひとつでした。「日陰の屋外席を」とお願いしてあったので屋根がないこの場所への案内は意外だったのですが、ちょうどこの時間 この場所は周囲の建物の作る日陰にすっぽりと収まってなんとも素敵な環境になっていました。席に着いて上を仰ぐと、私達のためだけにあるような小さな四角い青空が見えました。運河沿いのテラス席の方は少々の雨が降っても夏でも冬でも夜遅くでも開放していますが、この中庭の席が使用されるのは「良い季節で安定したお天気の日で、しかも結構このお店が混雑している時間帯」というごく限られた時だけでしょうから、ここで過ごせるのは本当に貴重な体験です。私達も11年間を通しておそらく数十回はカナレットの屋外席で時間を過ごしたと思いますが、そんな私達でもこの場所はやっと2回目のことです。時刻は14:00過ぎ。運河をゆくヴェネツィアン・ゴンドラは水上ショー準備のために一時休止時間に入っていたので、目の前のゴンドラ乗り場にもゲストの気配は無く、ヴェネツィアの下町の一角の隠れ家の中庭のようなこの場所はとても静かで、私達は久しぶりにゆったりと時を過ごすことができました。その後は16:00ちょっと前にお店を出て ふらふら~っとリドアイルへ。16:35からの「リドアイル・ウェルカム・トゥ・スプリング」の立ち見鑑賞場所をまだ案内中だったのでキャストさんの指示に従ってリドアイル広場内最後方の段差に落ち着き、ショーを眺めました。開始30数分前に来てこんなによく見える場所で観られると思っていなかったので、ちょっと嬉しかったです。私達がこのミニショーを観られるのも、今日この回が最後になると思います。それからは、なんとなく「タートルトーク」へ足を運びました。(17:20くらい。40分前後待ちとの案内でしたが実質的には20分ちょっとの待ち時間でプレショーの部屋に案内されました。)アトラクションを出てからは 夫の希望でウォーターフロントパークの様子を見に行きました。タイミング的には、19:25の回の座り観エリアへの入場がそろそろ始まるか といったところでした。条件が悪くても立ち見の最前列が空いてればちょっと見ていこうか くらいの気持ちだったのですが、さすがにイベントも終盤、さらに人気のショーなのでそうそう思い通りにはいきません。それでも奇跡的に場所を見つけることができ、こんな↓↓場所から 私達にとって最後になるであろう「イースター・イン・ニューヨーク」をなんとか楽しむことができました。その後は20:00閉店予定のバーナクルビルズへ急いで行って(このとき時刻19:55だったので・・) ビールを購入。近くのワゴンでブラックペッパーポップコーンも買って、以前は喫煙所として使用されていた桟橋(ピア32?)へ行き、遠くポンテヴェッキオ越しに「ファンタズミック!」を雰囲気だけ楽しみ、同じ場所から20:30の花火も観ました。(花火は綺麗に見えましたよ~。)そして「ビッグバンドビート」本日最終回(20:55からの回)へ。得ていたのが 普段は絶対座らないようなBブロックのド真ん中の座席券だったので楽しみにしていたのですが、席についてみるとなんと本当にステージの中心線上に位置する場所でびっくり。その上、すぐ前とその前の二列分のうち どういうわけだか私の前にあたる席だけが3~4席にわたって空席のままで視界がひらけていて、ステージの中心にいることの多いミッキー他キャラクターと終始「コンニチワ」状態で、普段そんなにキャラクター達に思い入れのない私でも 楽しすぎて興奮しすぎてところどころで涙が出そうになりましたよ~。行きたいところへ行けて観たいものが観れて、なんだかもう満足でぐったりしたようになってディズニーシーを出たのは22:00近く。日付が変わる前には自宅に帰り着き、今日もまた 馬車がかぼちゃに戻ってしまうのをなんとか免れた、そんな一日でした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内の こちら から検索することもできます。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇