あなたの特別な一日。
2月の終わりの一週間ほどは 冬の面影が消えていく気配と春の微かな足音に心の緊張が少しだけ緩む頃ですが、我が家にとっては「夫のお誕生日ウイーク」でもあります。なので今日は舞浜までふたりで電車に乗って出かけて、ホテルミラコスタとディズニーシーでその特別なお祝いの一日を過ごしてきました。JR舞浜駅到着は10:15くらい。10:30過ぎには、私達はリゾートラインを降りてディズニーシーに入園していました。よくよく考えたら、夫が舞浜を訪れるのは先月中旬以来のこと。実に一ヶ月以上ぶりです。そのうえ今日は自分のお誕生日(当日ではないのですが)を祝いに来たのですから、声もテンションもついつい高くなってしまうようで、シーのゲートを通った後は 何の迷いも無くビッグバンドビートの初回公演を目指してブロードウェイミュージックシアターへと私をひっぱって行ったのでした。シアター前の待ち列に到着したのは10:45くらいだったと思います。この時点で私達の前には既に100人以上と思われる方々が12:30からの初回公演への先着順入場のために待機していました。鑑賞席への入場開始は通常通りの12:05で、キャストさんの誘導に従ってゆっくり歩いてステージに近い場内前方まで行き、ごく自然に夫の納得のいく座席に座ることができました。今日も最後まで、心の底から楽しませていただきました。ショー終了後はお誕生日シールをもらうためにディズニーシープラザへ戻り「ゲストリレーション」へ行きました。(シールはどのショップでもアトラクションでもいただけるし 歩いているキャストさんに声をかけてもいただけることが多いのですが、私達はなんとなくゲストリレーションでいただくことが多いです。)ミラコスタ通りの入口でシールを着けて記念撮影をしていたら ちょうどマリタイムバンドの演奏が始まったのでしばし聴き入り、写真撮影タイムではバンドの皆さんと一緒にカメラにおさまることもできて 夫はとても感激していましたよ~。その後 私達はホテル&パーク・ゲートウェイを通ってホテルミラコスタ館内へ入り、PS予約をしてあったオチェーアノの店頭へ向かいました。ウェイティングエリアで少し待ち、名前を呼ばれて立ち上がるとキャストさんの手には夫の名前と誕生日の日付が記入された誕生日シールが・・。今日は予め「ユア・アニバーサリープラン」を申し込んであったので 用意して下さってあったのだと思いますが、夫は素直に喜んでいました。席に着いて、今日はお料理は4ディッシュコースに、それにシャンパンもお願いしてお食事を始めました。4ディッシュコースはプリフィックスのコースですが、前菜は夫も私も「アオリイカとナスのマリネ 柚子ヴィネグレット」を選びました。メニュー表記から「どんな感じの物が来るんだろうね~」とふたりで想像しながら話していたのですが、テーブルにやってきたのはこんな↓↓お皿。なんとね アオリイカ、炙ってあったんですよ~。これは意外でしたが、とても香ばしくて美味しかったです。デザートとともにお誕生日ケーキも登場し、今日の昼食は締めくくられました。オチェーアノを出て少しホテル内で時間を過ごし、パークに再入場したのは16:15頃でした。それからは、久しぶりに「ヴェネツィアンゴンドラ」へ。45分待ちとの案内でしたが それよりは少ない待ち時間で案内の順番がやってきて、運河からメディテレーニアンハーバーへと漕ぎ出したのはそろそろ17:00か という頃でした。誕生日シールを貼ったままだったせいか ここでも夫はゴンドリエさんからお祝いの言葉をいただき いたく恐縮していましたよ。リドアイル前を通って ぐるーっと水上で方向転換し再び小舟が運河へと戻ると、晩冬の太陽がちょうどプロメテウスの山の端へと沈んでいくのが見えました。ゴンドラから降りて、次はメディテレーニアンハーバーからスチーマーラインに乗って私達はロストリバーデルタを目指しました。途中ケープコッド沖を通過する時、名物のあの灯台をふと見遣ると・・・まあ、こんなところにも「スウィートダッフィー」の飾り付けが施されていました。これには私、心底びっくりしてしまいましたが、スチーマーラインの乗客に「あとであそこ(ケープコッド)へ行ってみたい・・」と思わせる良い宣伝方法かもしれませんね。ロストリバーデルタに到着した後は、夫のお誕生日祝いの二次会をしに「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」へ行きました。久しぶりにレジカウンターと同じフロアのエリアに着席したのですが、機械でトルティーヤを焼いているところが目にとまり、その様子に二人して非常に惹かれてしまってじーっと眺めてしまい 随分と長居をしてしまいましたよ~。その後は、ポートディスカバリーからケープコッド経由でドックサイドステージへ行き、19:15の「テーブル・イズ・ウェイティング」を観ました。会場に着いたのはショー開始の10分ほど前だったのですが、サイドブロック後方ながらも見通しの良い席に座れたので なかなか楽しかったです。ショー終了後は もう帰っちゃってもじゅうぶん・・な気持ちではあったのですが、ハーバーへ出て坂を下り、ピアッツァトポリーノ周辺にしばらく居たら「ファンタズミック!」が始まったので、ミラコスタの建物寄りの場所までさがって最後までショーを観てしまいました。そして もうこの時間までいたんだからこうなったら花火観てから帰ろう と、20:30の「ハピネス・オン・ハイ」を観にスチーマーライン乗り場近くの坂道へ。今夜は風がほとんど無くて 大きな綺麗な良い花火でした。帰りに向かうため パークゲートを通過したのは21:00近くなった頃でした。ゲートのキャストさんが夫の貼っていた誕生日シールを目敏く見つけて「お誕生日おめでとうございます」と声をかけてくださると、夫は立ち止まって深々とお辞儀をして「今日は皆さんにあちこちでたくさんお祝いをしていただきましてありがとうございました。たいへん良い誕生日の一日になりました。」などと、丁寧にあらたまったお礼のご挨拶をしていたようでした。このあと同じようなことがゲートを出た後にも3人のキャストさんと夫の間で繰り返され、そばで見ていた私は可笑しさを通り越してなんだか微笑ましささえ感じてしまいましたよ~。「・・だってさ、みんな全力で僕の誕生日を祝ってくれたんだよ。全力で祝ってくれたんだから こっちも全力で感謝して全力でお礼を言わないとね! ・・しかし『何事にも全力』ってのは意外と疲れるもんだね~!」帰りの電車内で夫はそんなふうに言っていましたが、とにもかくにもこうして無事に「夫の特別な一日」は終わったのでした。めでたしめでたし。*今回の4ディッシュコース(2月28日までの冬メニュー)個人的メモ*◆前菜◆以下から一品選択・シマアジのマリネ 彩り野菜とバルサミコソース・アオリイカとナスのマリネ 柚子ヴィネグレット・牛タンのサラダ仕立て エストラゴンマヨネーズソース・シェーブルチーズとパンチェッタのサラダ クルミ風味◆スープ&パスタ&リゾット◆以下から一品選択・ミネストローネ・ゴボウのクリームスープ カプチーノ仕立て・きのこクリームのタリアテッレ・春菊のリゾット 白魚のフリット添え◆メイン◆以下から一品選択・スズキのメディテレーニアン風・タラのポアレ ブーリードソース・牛ハツのステーキ エシャロットソース・子羊のナヴァラン仕立て・鶏モモ肉のロースト マレンゴ風◆デザート◆りんごのタタンと赤ワインのソルベ (・・・・・・・・・2013年12月1日~2014年2月28日)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇