ひたすら遊ぼう。(その3)
(・・その2から続く)「トイストーリーマニア」から出た後、お隣の「トイボックス・プレイハウス」でタイミングよく始まったミスター・ポテトヘッドのショーを楽しんで、私達がトイビル・トロリーパークから出たのは13:30頃でした。お昼前にホテルミラコスタをチェックアウトした時には、・・トイストーリーマニアに行ったらその次はドックサイドステージのショー「テーブル・イズ・ウェイティング」にでも行けばいいよね~ビッグバンドビートは抽選に外れちゃったし・・ ・・と思っていたのですが、この時のディズニーシー園内には 屋外に設置されている日除けパラソルが軒並み畳まれ片付けられるほどの強い北風が吹き荒れていました。この風向きではもうあと数時間はドックサイドステージのショーは無理だろうな と考えた私達は「ビッグバンドビート」の14:45の回の2階席への入場待ち列の方に並ぶことにしました。(抽選対象公演でも2階席は先着順で入場できますからね。)ブロードウェイミュージックシアター前に作られていた列の最後尾についたのは13:35くらい、順番としては30~40番目くらいでした。入場を待っている間に、本日の「TODAY」(エントランスなどに置いてあるショースケジュール&インフォメーション紹介の無料パンフレット)を見ていた夫が そこに記載されている小さな写真を指差し「これ 何??」と私にたずねてきました。夫の指さした先、それは「ダッフィーのふわふわジャーニー・ホームカミング」のイベント告知でした。昨年全国を旅して回っていた「ふわふわダッフィーバス」が舞浜に帰ってきたのを機にディズニーシーの駐車場に期間限定(3月20日まで)で展示される というものです。中に乗り込んだり正面で写真撮影したりするのは専用チケット購入者だけに限られますが、外観を見たり遠くから写真を撮ったりするだけなら展示時間内なら誰でもできるそうです。夫は普段からダッフィーには興味は無いですし、ダッフィーバスの存在もまったく知らなかったのですが、 せっかく見せてくれるっていうんだから見に行きたいー! と言います。展示時間は今日は17:00までだというので、ビッグバンドビート後は夕食まで特に何もすることのない私達は、あとで一度パークを出て見に行ってみることに決めました。さて「ビッグバンドビート」の方は、2階席でしたがじゅうぶん楽しめました。いつも1階でばかり観ているので気が付きませんでしたが、ミッキーも出演者の皆さんも 要所要所では2階席に向かってちゃーんと手を振ったりしてくれるんですね~。ステージ全体が視界に入るので 美しい照明効果の全貌も見ることができ、大変満足できましたよ。ショーが終わりシアターを出たのが15:20、そして私達は15:30にはパークエントランス・サウス側のゲートを出て ダッフィーバスが停まっているというディズニーシーの平面駐車場へと向かいました。ダッフィーバスの展示場所はすぐにわかりました。ダッフィーが大きくなってそのままバスに変身したような車体です。キャストさんが「どうぞ さわってみてください」とおっしゃるので触ってみたところ、車体の表面の毛足が長くて柔らかくてふわふわで 本当にダッフィーと同じような触感でした。上部には耳までついていましたよ。おしり(?)には丸い尻尾とミッキーマークも。排気口のマフラーまでダッフィーです。私達は20分くらいここにいて、16:00前にはディズニーシーに再入園しました。それから夕食までは、「ビッグシティ・ヴィークル」のニューヨーク周遊コースに乗り(16:00頃、待ちなし)、「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」の一周コースに乗り(16:25頃、5分待ち)、「ヴェネツィアン・ゴンドラ」に乗って過ごしました。ゴンドラは乗り場入り口に行った16:50頃は「45分待ち」で、今回のディズニーシー2日間で乗ったアトラクションの中では一番長く待ちました。が、私達の乗った船が運河に漕ぎ出た時は既に陽が沈んでメディテレーニアンハーバー一帯には灯りが点っていたので、澄み切った空気の中でその光が美しく輝いていて、文字通りとってもロマンティックなひとときが過ごせましたよ~(ちょっと寒かったけど・・・)ゴンドラを降りると時刻は18:00ちょっと前。PS予約していた「レストラン櫻」へ行くにはちょうど良い時間でしたので、私達はそのままお店に向かいました。店頭で名前を告げ、店内ウェイティングエリアでほんの少し待ってから私達は席まで案内していただき、夫がステーキ重を、私は季節のうどんセット(現在は鍋焼きうどんと茸ご飯)を注文して、夕食をとりました。(ステーキ重↑は「お重」なのになんとご飯のおかわりが自由です)今日の「レストラン櫻」は案内から注文までがとてもスムーズで、そして料理が出てくるのもとても早かったので、夫がご飯のおかわりまでお願いしたというのに私達は一時間足らずで食事を済ますことができてしまい、19:00には席を立ちました。会計を済ませお店を出て、 寒いし、もう帰っちゃおうか?とも考えたのですが、 ちょっと待って 風もかなり止んできたし、ドックサイドステージ行ってみる?と私達は思い立ち、19:15からの「テーブル・イズ・ウェイティング」目指してステージ前まで行ってみることにしました。と、客席はまだ半分も埋まっていませんでしたが、19:15の回はキャストさんによれば「開催の方向」とのこと。結局 私達はショー開始まで約10分ほど待っただけで かなり良い席で19:15からの「テーブル・イズ・ウェイティング」を観ることができてしまいました。(ショー内容はほんの一部だけ変更されていましたが。)ショーが終わり、ドックサイドステージを離れハーバーに出ると、あたりに流れる音楽はおなじみのBGMから「ファンタズミック!」直前のそれに変わっていました。水面の見える場所へ・・と皆さんが集まってくる中、私達は逆行するように坂を下り、ホテルミラコスタへと向かいました。ホテル館内のベルデスクに行って荷物の用意をお願いしたのは20:00少し前。私達はそれからホテルエントランスの周辺で記念撮影をして、駐車場へ行って車を出し、車寄せに戻って車のトランクへと荷物を積み込んでいただきました。いつもと同じようにキャストさんに見送られ、私達の車がゆっくりとホテルから坂を下って一般道におりようとする時ふとバックミラーを見ると、ホテルミラコスタの上空ではサーチライトが駆け回っていました。 なんだかちょっと名残惜しいね~私は軽い気持ちでそう言ったのですが、夫は それなら・・ と 首都高速道路入口手前にあるイクスピアリの屋外駐車場に車を入れました。20:30。東京ディズニーシーと東京ディズニーランドの上にあがる音の無い花火を、私達はイクスピアリ駐車場にとめた車の中から観ました。そしてそのまま駐車場を出て舞浜を離れました。雨も降ったけど 風も吹いたけど。難しいことを何も考えず ただひたすら楽しいことばかり考えて過ごした真冬の二日間は こうして終わったのでした。(おしまい)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇