やっぱりここが好き。(その2~「オチェーアノ」コース)
(・・その1から続く)「ザ・ヴィランズ・ワールド」終了後、ディズニーシーを望むテラスから店内のテーブルに戻り、まもなくコースのお料理提供が再開されました。ショー鑑賞による中断前から提供されていたお皿も紹介しつつ、ここにコース内容を残しておきますね~まずは私の “ディズニーハロウィーン”ランチコースから。前菜は「カツオのマリネ サラダ仕立て 焼きネギと人参 燻製した生クリームを添えて」。香ばしい焼きネギとカツオのマリネは文句なしの相性の良さ。白い卵型のが「燻製した生クリーム」ですが、クリームチーズのような風味でスパークリングワインにはぴったりでした。次は「キノコのクリームスープ リ・ド・ヴォーとキノコのフリカッセを浮かべて」。茸と豚の胸腺肉がたっぷり入ったクリームスープ、 というか濃度の薄いクリーム煮のような感じでした。お皿の右上のは生マッシュルームとかぼちゃのムースで、途中でスープに加えていただきました。秋の味がしましたよ~。私、きのこは何でも大好きなんですが、今回のこれ、ものすご―――く美味しかったです。数日後、自宅でも作れないものか・・といろいろ試行錯誤して再現する努力をしてみたほどです。メインからはショー鑑賞後の提供でした。ディズニーホテルの公式サイトにはお肉料理の写真が掲載されていますが、私がお願いしたのはお魚の方で「太刀魚のポワレ リンゴとオニオンコンポートのタルト仕立て シードル風味のソース」。どんなお皿がやってくるのかなー と思っていたら・・・創作和食みたいな盛り付けで、とってもびっくり。太刀魚の切り身が真ん中にドーン・・というお皿を想定していたので意表をつかれました。味か見た目か と問われれば、見た目の方が若干勝っているかもしれません。最後、デザートです。「葡萄のコンポートとカシスのシブースト コーヒー風味のミルクシャーベットと共に」。旬の味の葡萄のコンポートがとってもおいしかったです。チョコで描かれたイベントロゴなどもここ最近のに比べたら控えめで品が良くて、個人的にはなかなか好感が持てました。さてさて、そして、夫の「オチェーアノ・ランチコース」。公式サイトでも確認できますが、このコースは前菜とリゾットとデザートの三皿は内容が固定になっていて メインディッシュのみ数種類の中から選ぶことができます。9月1日から11月30日までの「秋のメニュー」はこちらです。・《前菜》サーモンマリネとクラブミートのタルタル キノコのピクルスとハーブサラダ (別途加算でアペタイザーメドレーに変更可能)・《リゾット》チョリソーと牛蒡のリゾット カラメリゼしたポークのコンフィを添えてメインは以下の料理から一品選択 ・スズキの蒸し焼き メディテレーニアン風 (別途加算で「帆立貝」を追加可能) ・目鯛のポワレ ブールブランソース ・牛ハラミのソテー エシャロットソース (別途加算で「牛フィレ」に変更可能) ・ウズラのグリル 粒マスタードソース ・ペルシャードを纏った仔羊のロースト 仔羊のジュと共に・《デザート》栗と洋梨のミルフィーユ イチジクのソルベ添えまず前菜。酸味があり爽やかで、スパークリングワインや白ワインによく合うだろう とのこと。今日は車だったので飲めなくて夫は残念がっていました。次にリゾット。コースの中の一品のわりには量もしっかりあり、そのうえ甘辛味のポークのコンフィ(大きい!)も加えられていたので、満足度が非常に高かったとのこと。そしてメインですが、夫は仔羊のローストを選択。これがまた、たっぷりの量で焼き加減も絶妙。しかも素材も良いようで 羊特有の臭みもほとんどないので「仔羊苦手な人でもたぶん美味しく食べられると思う」と夫は言っていました。デザート。全体的に大満足だったようで 夫は「次回も(イベントのコースではなく)このランチコースを食べたい」と言っていましたよ~。食事を終え、席を立ったのは15:30過ぎ頃。お店を出る前に恒例のブッフェカウンターの上のオブジェの写真を撮らせていただきましたが、今回はミッキー&ミニーよりもマレフィセントの存在感が際立っていました。さきほどテラスから観たショーの中でも、マレフィセントは堂々と「ここは我々が支配した!」と宣言していましたものね。東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバー同様、ここオチェーアノのブッフェカウンターも今回はマレフィセントに完全に支配されてしまったのかもしれません。帰り際、オチェーアノのウェイティングエリアの窓からパーク内を覗き見ると、ホテル前の広場ピアッツァトポリーノの鑑賞エリアに16:30からの本日三回目の「ザ・ヴィランズ・ワールド」目指して再び多くの方が集まってきている様子が見て取れました。今日は平日火曜日なので、これでも週末などに比べたら全然人が少ないのでしょうね。2009年からディズニーシーでも始まったハロウィーンのイベントも、今年はもう7回目になります。パークの真ん中に火山とハーバーを抱くこの場所に相応しいスタイルを模索しているのか イベントの様相も毎年目まぐるしく変わっているようですが、いつの日か「秋のディズニーシーといったらこれ」という誰もが頷けるような形に落ち着けるといいな と 私は勝手に願っています。** オチェーアノ の “ディズニー・ハロウィーン”ランチコース **・カツオのマリネ サラダ仕立て 焼きネギと人参 燻製した生クリームを添えて・キノコのクリームスープ リ・ド・ヴォーとキノコのフリカッセを浮かべて・太刀魚のポワレ リンゴとオニオンコンポートのタルト仕立て シードル風味のソース (別途料金加算で「ロブスターのポワレ」を追加可) または 豚フィレ肉の香草包み焼きヴァイオレットマスタードソース ミモレット風味のサツマイモチップと共に (別途料金加算で「太刀魚のポワレ」「ロブスターと太刀魚のポワレ」を追加可)・葡萄のコンポートとカシスのシブースト コーヒー風味のミルクシャーベットと共に・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・・・・・2015年9月1日~11月1日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇