2015年11月の記事一覧 | 「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

クリスマスは一度だけ。（その４～“アフターグロウ”）

　　　　　　　　　　（・・その３から続く）クリスマス・ウィッシュ開催中のディズニーシーに来て一番観たかったのは「ビッグバンドビート～クリスマス・スペシャル～」だったので、先着順の初回に加えて運よく最終回公演の座席も得られて鑑賞を終え、私達はじゅうぶん過ぎるほど満足しました。たまたま抽選の結果で割り当てられた最終回の座席は、シアター内客席から屋外に直接出られる扉のすぐ横にあたる場所でした。なので私達は、ショー終了直後にその扉からブロードウェイの通りに出ました。と。シアターの外では花火が打ち上がる大きな音がしていました。時刻は２０：３４くらい。花火「スターブライト・クリスマス」がちょうど終わろうとしているところだったのです。私達はブロードウェイをハーバーの方向へ上ってマクダックス・デパートメントストアの横で立ち止まり、夜空に広がる花火の「グランドフィナーレ」を見上げました。ほんの数分、いや１分足らずだったかもしれませんが、スターブライトクリスマスの一番華やかな部分が見られて私はとても得をしたような気分でした。そのあとはハーバーの水辺伝いにピアッツァトポリーノまで歩き、そこで今年も毎夜２０：４５から１５分おきに行われる　水上ツリーが音楽とともに輝く時間「アフターグロウ」を待つことにしました。“アフターグロウ”とは　夜の水上クリスマスツリーの点灯式「カラー・オブ・クリスマス」のおまけのようなゲストへのちょっとしたサービスのようなささやかなツリー「キラキラタイム」のことです。もうずっと以前から、クリスマスツリー点灯セレモニーがまだ「キャンドルライト・リフレクションズ」だった頃から、ディズニーシーのクリスマスシーズンの夜のハーバーでは同じようなことは行われていて、当時はそれには特に名前はついておらず、ただの「知る人ぞ知る」ささやかなイベントタイムでした。が　数年前から、ショースケジュール表には載らないものの「TODAY」のすみっこにはその存在がちゃんと記載されるようになり、この「キラキラタイム」は多くの皆さんに知られるところとなりました。私　実はこのアフターグロウといわれるツリーの輝く時間が大好きで、カラー・オブ・クリスマスの点灯ショー本編よりも好きなくらい。去年までに確認したところではツリーの輝き方は３パターンあるようなので、今年もその３パターン全てを絶対に観たいと思っていました。さて、２０：４５になって。まずは「クリスマス・ファミリー」の曲の始まりとともに金色の光がツリーのてっぺんから降り注ぎ、一回目の“アフターグロウ”がスタート。２１：００の回は曲は「ザ・クリスマスソング」。ツリーは風に吹かれて揺れ、回りはじめます。そして後半ではステンドグラスのようなデザインに変化していきます。２１：１５は「ホワイトクリスマス」。曲が始まるとクリスマスツリーは上から桃色と紫色に変化し、その上に雪がしんしんと降り積もっていきます。写真ではうまく伝わらないのですが、どのパターンも眺めていてとても面白く本当にきれいなんですよ～。ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいものです。（ちなみに　今年も去年までと同じスケジュールならば、この後２１：３０の回は「ザ・クリスマスソング」、２１：４５は「ホワイトクリスマス」のはずです。その後は、後述しますが、閉園アナウンスの後２２：０２くらいから「ザ・クリスマスソング」が流れてアフターグロウは終了、それから数分後に「クリスマスファミリー」の曲の終わりと同時にツリーは消灯します。）希望通り「アフターグロウ」を３パターン楽しんだ私達は、２１：２０頃にいったんピアッツァトポリーノを離れてもう一度ケープコッドやブロードウェイ、ウォーターフロントパークの夜景を見に行きました。ああ　そうそう。午前中にレールウェイの高架下で見つけたのに、混雑で写真を撮れなかったこんな看板も。ケープコッドのクリスマスツリーを見つめるダッフィーとシェリーメイ、そしてジェラトーニですね。やがて２２：００近くなると、ディズニーシーの園内には「まもなく閉園時刻になる」ことを知らせる落ち着いた男声アナウンスが流れました。このアナウンスが流れる時間までパーク内にいるのもずいぶん久しぶりのことです。私達は今日の最後にもう一度　水上の輝くツリーを眺めようと、水域を見渡せるポンテヴェッキオの上に出ました。ハーバーの上にかかる　ひと気のない大きな橋の上で迎えた２２：００ちょうど。いよいよ閉園時刻になったことを告げるアナウンスがメディテレーニアンハーバー一帯に響き渡りました。そしてその直後（２２：０２くらい）「ザ・クリスマスソング」の曲が流れ、これが本日最後の「アフターグロウ」となります。私達は最後の輝きを見せる水上クリスマスツリーを背景に、若い皆さんがするように肩を寄せ合ってスマートフォンで記念写真を撮りました。続けて２２：０７には「クリスマスファミリー」の曲とともにもう一度、ツリーはお別れの挨拶をするように精一杯輝きます。そして曲の終了とともに灯りはツリーの足元から徐々に空に昇って行って、静かに消えました。受け取りに行くのをすっかり忘れていた　さきほど大きなクリスマスツリーの下でカメラキャストさんに撮っていただいた写真を「フォトグラフィカ」で確認して購入し、私達が駐車場の車に戻ったのはもう２２：３０をとうに過ぎた頃でした。さすがに三連休の真ん中の超混雑日、私達の車が立体駐車場から地上に下りてリゾート内道路を抜けて首都高速道路に入るまでにはそれから一時間近くを要しました。家に帰り着いた時には、当然のことながら日付が変わっていました。それでも。クリスマスシーズンのディズニーシーで丸一日を過ごした私達の心はそんな中でもずーっと弾みっ放しでした。そして、きょう一日パークでしたことといったらショーをふたつみっつ観て夜景を眺めていただけだというのに、不思議と私達はとても満ち足りていました。あれれ？？クリスマスのディズニーシーのパークには最低二回は行かないと満足できない！　・・なーんて二人とも思ってたはずなのに。――　なんだかもう　今年はこれでおしまいでも構わないんじゃないのー・・・？舞浜の楽しいクリスマスシーズンもディズニーシーの「クリスマス・ウィッシュ」も、まだまだこの先一か月以上も続きますけれど。でも、考えてみたら、本当の「クリスマス当日」は一年にたった一日だけなんですもの。私達の「ディズニーシーパークのクリスマス」だって、一度だけでじゅうぶんなのかもしれませんよね！（おわり）◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　　文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞（ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名）については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇

クリスマスは一度だけ。（その３～夜景を巡る）

　　　　　　　　　　（・・その２から続く）クリスマスのディズニーシーに再び入園したのは　すっかり日が暮れた１７：３０ころでした。ゲートを入ると、アクアスフィアのあるディズニーシープラザからミラコスタ通りにかけてのあたりは　夜になって点った灯りに金銀のクリスマスデコレーションが照らし出されてとても綺麗でした。それぞれの店先やミラコスタ通りの入り口両脇に飾られているクリスマスツリーも無数の小さな光に彩られ、昼間とは全く違って見えました。ディズニーシーのパークはその何処をとっても一年中いつでも美しいと私は思っているのですが、それでも今の時期のこの場所の美しさは格別です。ミラコスタ通りを抜けると、メディテレーニアンハーバーでは既にファンタズミック！が始まっていました。（１７：３５くらい。）今日のディズニーシーは午前中のうちに入場制限になるほどの人出だったので「夜になったらさらに混雑するのではないか？」と思っていたのですが、この時間のピアッツァトポリーノは普段の週末より人が少ないようにも思われる混雑具合でした。クリスマスシーズンの夜はハーバーでは１９：４５から「カラー・オブ・クリスマス」も行われますので、ひょっとしたら皆さんそちらの方をご覧になるつもりで　この時間ではまだハーバーショー鑑賞よりもお目当ての人気アトラクション体験を優先させていらっしゃるのかもしれませんね～。さて。ファンタズミック！が粛々と行われる中、私達はピアッツァトポリーノを右方向へと進み、ザンビーニブラザーズ・リストランテの裏手の坂道に向かいました。これから　座席指定券を得られている「ビッグバンドビート～クリスマス・スペシャル～」の最終回の開始時間まで二時間あまり。クリスマスのディズニーシーの夜景を訪ねてふたりでお散歩したいと思います。幸い　一時間半ほど休んだおかげで、夫も私もかなり元気を取り戻しました。毎年必ずクリスマスイルミネーションが美しいエリアとか自分たちのお気に入りのエリアはどうしても決まってきてしまうので今年もまた昨年までと同じような夜景ツアーになってしまうかもしれませんが、２０１５年のクリスマスシーズンは一度きりですからね～。坂を上りきってプロメテウス火山の中を抜けて、私達がまず辿り着いたのはマーメイドラグーン。ここに写真は載せませんけれど「トリトンズキングダム」の前には今年もピンクのサンゴで作られたアリエルのクリスマスツリーが飾られていて、たくさんの方が代わる代わるその前で記念撮影をしていらっしゃいましたよ。マーメイドラグーンから橋を渡って、次に私達が訪れたのはアラビアンコースト。こちらのエリアは特にクリスマスイベントらしいことは何も行われていないのですが、街灯にこの時期だけのバナーが取り付けられていたり　ツリー状のオブジェが飾られていたり。マジックランプシアター前の四角いコートヤードはこの時間になっても結構混雑していたようだったので、私達はアラビアンコースト入り口のゲートからそこまで下りていくことはせず、階段の上から一枚二枚と写真を撮って、その場を離れてサルタンズオアシス経由でロストリバーデルタ方面へと向かいました。昨年あたりからずいぶんとクリスマスイルミネーションに力を入れ始めたロストリバーデルタに足を踏み入れたのは１８：００くらい。こちらは　レストラン「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」の入り口の　ちょっと中南米風味のクリスマスツリー。ポートディスカバリー側の橋には「フィエスタ・デ・ラ・ルス」の看板もあります。この橋を渡った先のエリアでは、ランタンをふんだんに使った温かみのあるイルミネーションも見られますよ。私達はそれから、ポートディスカバリーをかすめてケープコッドへ。鱈漁が主産業だったこの漁村のイルミネーションは、ダッフィーが登場してからも素朴さを保っているようです。ケープコッドクックオフ前のミッキー像（いつのまにかダッフィーの像も付け加えられていたのでびっくり！！）のところに毎年出現するクリスマスツリーの前では　今年もたくさんの方が写真を撮影していらっしゃいました。ハドソンリバーブリッジに向かう緩やかな坂道で、もう一度漁村を振り返って。そして、ハドソンリバーブリッジの上から波止場の方を眺めて。橋を渡りきって、ここで１８：３５。ＳＳコロンビア号の前、ホレイショスクウェアには今年も大きなクリスマスツリー。近年は「スノークリスタル・イルミネーション」と銘打って、凝ったライトアップをしているウォーターフロントパーク。金色のフォトロケーションは夜になるとまばゆいばかりの輝きです。ハーバーでの「カラー・オブ・クリスマス」まで一時間を切ったからなのか、公園内はこの時間ゲストの姿が意外に少なかったです。光の洪水に酔いそうなくらい美しいウォーターフロントパークを離れたのが１８：５０くらい。座席指定券を持っている本日最終回のビッグバンドビートの入場開始時刻まであと約一時間です。夜景散歩にもほぼ満足した私達は、ホレイショスクウェアのツリーの下に行き、１８：４５からドックサイドステージで始まっていた「テーブル・イズ・ウェイティング　――　クリスマスキュイジーヌ」を遠目に眺めることにしました。ショーを観始めてしばらくすると、ツリーの前でカメラキャストさんによる有料の記念撮影サービス（ディズニー・スナップフォト）が行われているのに夫が気付きました。十組ほどが順番待ちの列を作っていて、キャストさんの案内によれば「最後尾から撮影まで２５～３０分の待ち時間」とのことでした。（１９：００過ぎ頃。）うまくいけば、ビッグバンドビートが始まる前に写真を撮影してもらえて　ちょうど閉園時刻ごろにできあがりを受け取れるかな～・・と考えて、私達は思い切って撮影待ちの列に並ぶことにしました。光り輝く大きなクリスマスツリーの下での記念撮影を終えたのは、キャストさんの案内通りその３０分後でした。私達はそれから　２０：００からの「ビッグバンドビート～クリスマス・スペシャル～」鑑賞のためにブロードウェイミュージックシアターへと向かいました。（その４　に　つづく・・・）◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　　文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞（ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名）については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇

クリスマスは一度だけ。（その２～「パーフェクト・クリスマス」）

　　　　　　　　　　（・・その１から続く）ショー終了後はシアターを離れて、１１：５０から始まっていた本日二回めの「パーフェクト・クリスマス」の様子を見られたら見たいと思い、メディテレーニアンハーバーを望めるコロンブス像のあたりまで出ました。時刻は１２：１０少し前。ハーバー水上には既にサンタクロースの乗った船が登場していたようでした。（私は人垣であまり見えなかったのですが、夫はよく見えたそうです。）リドアイルの手前には次回１４：２５からの「パーフェクト・クリスマス」のリドアイルへの追加入場待ち列が作られているようだったので（今回のショー、リドアイル鑑賞エリアは入れ替え制ではありません）、私達はその列に並んでショーの音楽や音声を聞きながら二回めのショーが終了するのを待ちました。ショーが１２：２０頃に完全に終了して退出するゲストの人波が落ち着き、リドアイル内に残る皆さんの場所移動が完了した１２：３０過ぎ頃、私達のいた列はリドアイルの入り口まで誘導され　数十人ずつ人数を区切りながらの入場が始まりました。私達は二グループめか三グループめの案内でしたが、この時点でリドアイル内は場所にこだわらなければそこそこよく見える観賞場所を確保できるような状態でした。ちょっと見たところ　立ち見の後方の正面から外れた場所でよければ最前列状態で鑑賞できる場所もまだちらほら空いていたようでしたよ。（パークが大混雑しているわりには、この日この時間のリドアイルに関してはそんなに厳しい状況のようには感じませんでした。個人的な感想ですが。）そんな中で私達が確保した観賞場所は、リドアイル内の半円形の広場に下りる手前の橋の上、ゴンドラの航路となっている運河の上の立ち見部分でした。ショーエリアから遠いし正面にもなりませんけれど、なんとなく全体が見えてショー開始までストレスなく待てる場所です。そこに観賞場所を決定して落ち着いたのが１２：４０くらいでした。その後もリドアイルへの追加入場は五月雨式に続いていたようで、早々に定員に達して締め切られるということはありませんでした。１４：００を過ぎるとキャストさんから「立ち上がってショー鑑賞の準備を」という案内があり、１４：２５のショー開始直前には私達の背後の通路にドナルドが手を振りながら登場し、広場内ショーエリアへと階段を下りていきました。そして１４：２５、ザンビーニブラザーズ・リストランテ前ステージにいるミッキー＆プルート、ピアッツァトポリーノのステージにいるチップとデール、そしてリドアイルのドナルドが「クリスマスといえば？」というお題について会話をする形でショーが始まりました。まず最初に、「クリスマスといえばやっぱりツリーがなくっちゃ！」と　みんなでクリスマスツリーを飾りつけ。そこへ「クリスマスといえば、プレゼントのショッピング！」というデイジーやお買い物大好きお姉さん達が現れ・・「いやいや、クリスマスといえば雪だるま！」というチップとデールの声に合わせて靴下振り回すスノーマンと雪の妖精も登場し、さらに「クリスマスといえばクリスマスソング！」と主張するクラリスの声にこたえるようにクリスマスカラー衣装の歌うお姉さんも登場。ふと気づくと、私達の正面の橋の上には　そんな賑やかなリドアイルの様子を見てご満悦のミッキーとミニーがいました。そして、ミニーの主張は「クリスマスといえば『くるみ割り人形』！」みんなが「クリスマスに欠かせないもの」を主張し譲らないものだからメディテレーニアンハーバーは大変なことになりますが・・・子どもたちにとって一番なくてはならないのは「サンタクロース」ってことなのでしょうか、ここでサンタさんの船がハーバーに登場。サンタクロースは「クリスマスに一番大切なのはこうしてみんな一緒に過ごすこと」と気が付いたミッキーやミニー達を迎えにリドアイルまでやってきます。その後、船はザンビーニブラザーズ・リストランテ前に接岸して他のキャラクター達全員を乗せ、ピアッツァトポリーノ前の水上へ。それからハーバーを一周します。キャラクター達を乗せた大きな船がハーバーを回っている間に、リドアイルの前にはアリエルや雪の妖精を乗せたスチーマーラインもやってきてくれました。（ハーバー水上にはもう一艘、ジャスミンやアラジン、ジーニーの乗るスチーマーラインも登場します。）ミッキー達やサンタさんの乗る船が最後に水上をもう一周している間に　陸上にいた「クリスマスの風物詩さん」達は少しずついなくなり、大きな船も去って行ってショーは終了します。初めてパーク内の鑑賞エリアで観た「パーフェクト・クリスマス」でしたが、楽しかったです。ショーは主な鑑賞エリアとなっている三か所それぞれ違ったキャラクター達が出演しつつ展開していくのできっと観る場所によって全く別のものが見られるのでしょうけれど、それでもハーバー全体がきちんとまとまるように一体感を持てるようにうまく作られているなーと感じました。特に何かこだわりがあるのなら話は違ってきますが、ショー開催中にメディテレーニアンハーバーのどこかにいさえすれば　なんとなく「ああ　クリスマスがやってきたんだね～」という嬉しい温かい気持ちになれそうです。心の底からわき上がるようなドラマティックな感動があるわけではないけれど、大切な人と一緒に同じ時を過ごせることの素晴らしさや　毎年当たり前のように迎えるこの日の大切さを思い出させてくれる、とてもディズニーシーらしいショーだと思いましたよ。船の姿が完全に見えなくなったのは１４：５５頃。そのあとメディテレーニアンハーバーには　伝え聞いていたとおりに「Welcome　to　Christmas」の英語版の歌が流れました。その歌を聞き終えて私達はリドアイルを出て、エントランス方向に向かいました。今朝入園した時は混雑していて写真撮影どころではなかったので、やっと今頃になってハーバー周りやミラコスタ通りの飾りつけをゆっくり眺め、撮影。それから私達は休憩のために一旦パークを出て、立体駐車場３階の車に戻り（近くて助かりました）、パーク内レストランが混雑していた場合に昼食に充てられるように　と念のために用意していた軽食（こちらも用意しておいて本当によかったです）で遅いお昼にしました。そして、陽が落ちてディズニーシーのクリスマスイルミネーションが輝き始める時間まで　少し休むことにしました。実は午前中に夫が軽い気持ちでひとりで抽選所に立ち寄ったところ、ビッグバンドビート“クリスマス・スペシャル”の最終回の座席指定券を取得できていたので、このあと残された私達のやりたいことは　この最終回２０：００からのビッグバンドビート鑑賞の他は「ディズニーシーの夜景を楽しむこと」と「私の大好きな“アフターグロウ”を全パターン観ること」だけになっていました。・・なので、ファンタズミック！が始まる前に復活できれば　じゅうぶん夜景を楽しむ時間も持てるかな？時刻は１５：４５。ではでは。寝過ごさないようアラームをしっかりセットして　一時間半ほど「おやすみなさい」。（その３　に　つづく・・・）◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　　文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞（ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名）については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇

クリスマスは一度だけ。（その１）

　　　　　　　　　　　秋の三連休の　その中日の朝６：００過ぎ。私達は東京ディズニーシーのパークエントランス・サウスの一般入園ゲート前にいました。ホテルミラコスタに宿泊するわけでもないのに　こんなに朝早くからディズニーシーのゲート前でいわゆる「開園待ち」をするなんて、いったいいつ以来でしょうか。今朝、シーのパーク駐車場トールゲートに到着したのは５：５０頃でした。首都高速道路もクリスマスイベント中の東京ディズニーリゾートも混雑必至の三連休中日ですから　私達にしてはかなり頑張って早く到着したつもりだったのですが、それでも誘導されたのは立体駐車場のなんと３階で「これは今日一日、舞浜は大変な混雑になりそうだな～」とちょっと思いました。立体駐車場からパークエントランスに下りた時には既に　チケットブースよりもゲート寄りのスペースは混雑のためか締め切られていたので、私達はチケットブースの屋根下にあった入場列の最後尾にとりあえず並びました。それがだいたい６：００過ぎのことでした。実は私達、シーのパークそのものに入園しようとやってきたのは半年以上ぶりです。来年が有効期限になっている「どんな混雑日でも入場できる」というスポンサー企業発行のパスポートを二枚「パーク入場制限後に到着してしまった時のために・・」とバッグに忍ばせてはいたのですが、こんなに早くに到着できたのでは　もう入場制限にひっかかる心配もありません。なので持参した「最強パスポート」の使用は保留にして、今日は「ファンダフルディズニーメンバー限定パスポート」というのをチケットブースで購入してみることにしました。（現在だと大人は一人５００円割引した金額になります。）パークのチケットブースで１dayパスポートを購入する　ということも、十数年ぶり？ちょっと記憶にないくらい久しぶりのことです。夫を入場待ち列に残して、そのすぐ隣のチケットブースの「チケット購入待ち列」に私が並んだのが６：１０くらい。サウスとノースに数区画ずつあるチケットブースは購入窓口４つで一区画になっていて、その一区画に対して待ち列が一列ずつ　ロープに沿って並ぶように作られています。（フォーク並びっていうやつですね。）この時点で私は列の先頭から数えて１５～２０人目くらいでしたので、「みんな何時から並んでるんだろう？」と驚きましたよ～。さて　本日のパークオープンは８：００の予定で、通常ならチケットブースはその一時間前７：００にオープンすることになっています。ですが、６：４０くらいにキャストさん達が待ち列周辺に多数姿を見せ、今日はパークが予定より５分早く７：５５にオープンすることになったとの説明があり、「それに伴ってチケットブースも６：５５にオープンすることになったのでご準備を」とのアナウンスがありました。そして６：５５になると一斉にチケット販売が始まり、私も７：０５にはチケット購入を終えて無事に夫のいる入場列に戻ることができました。これでもう夫とはぐれる心配もなくなって　ひと安心です。私達が並んでいた入場列前方に動きがあったのは７：３０を過ぎてからで、手荷物検査を通過した後やっとチケットブースよりも内側のゲート前のスペースへ誘導されました。７：４０になると　こちらも５分繰り上げてディズニーホテル宿泊者専用ゲートがオープン。そのあと一般入園ゲートが７：５５にオープンして私達もその２～３分後にはゲートを通過し、クリスマスシーズンのディズニーシーのパークにようやく入園することができました。シーに入ってすぐのミラコスタ通り周辺では　現在あちこちで工事が行われていて通路が暗く狭くなっているところも多いので、危険な早歩きゲストもあまり多くなかったように思います。久しぶりのパーク、それも大好きなクリスマスシーズン・・ということで　行きたいところ観たいものを挙げたらキリがなかったのですが、今日は混雑も予想されていますし時間にも限りがあるので「細かい計画は立てないで　まずは一番行きたいところから」と思って　私達はハーバーには目もくれずブロードウェイ方面へと向かい、ビッグバンドビート“クリスマス・スペシャル”の初回への入場列の場所をキャストさんに聞いて、この時間はウォーターフロントパーク内に作られていたその列の最後尾につきました。時刻は８：０５くらいでした。（この時は自分たちの前に何人くらい並んでいるのかわかりませんでしたが、後ほど「７０～８０番目くらい」と判りました。）その後　周囲が落ち着いたところを見計らって、お手洗いなどを兼ねて私は列を離れることにしました。そして　朝方のまだ人の少ないアメリカンウォーターフロントを見て回って少しだけ写真を撮ってきました。今年も大きなツリーの立つ、ＳＳコロンビア号前のホレイショスクウェア。そして、昼間も美しいウォーターフロントパーク。レールウェイ高架下の看板は例年通りのものもありましたが・・この可愛らしい後ろ姿のは今年初めての登場でしょうか。こちらもあまり見慣れないものです。もっともっとたくさん美しいディズニーシーのクリスマスを眺めたかったけれど、あまり長時間待ち列を離れるわけにもいかないので　私はこのあたりで列に戻りました。それからしばらくは、ウォーターフロントパーク内の待ち列には特に動きはありませんでした。（書き忘れてましたが、本日のビッグバンドビート“クリスマス・スペシャル”初回公演は１１：３０からです。）９：００過ぎになってキャストさんから　すぐ近くの人気アトラクション「トイストーリーマニア」周辺の混雑が落ち着いたのでそろそろブロードウェイミュージックシアター前の路上に列を移動させる　という案内があり、その後９：３０頃までに公園内に作られていた列は全てシアター前に誘導されました。シアターへの入場が始まる１１：００頃までは、私達は待ち列にいてオフィシャルサイトなどを見て　この後どうするか　などを考え話し合って過ごしました。オフィシャルサイトによれば今日のディズニーランドとディズニーシーは、１０時台のうちに両パークとも入場制限になったとのこと。これはもう、今日のパーク内は自分たちの希望通りに過ごすのは難しいほど混雑している　ということです。　―　では　ディズニーシーで一番観たかったビッグバンドビートを観終わった後は　二番目に観たい「夜景」の時間がやってくるまで　なるべく欲張らずマイペースで過ごしましょう　―そんなふうに私達は今日この後の予定をざっくりと決めました。１１：００過ぎにシアター内への入場が始まると、私達は夫の望む通路沿いの座席を難なく確保することができました。定刻通りに始まったビッグバンドビート“クリスマス・スペシャル”は、昨年までと変わらず楽しく、ショーが終わって幕が閉じた時には　何か心にかかっていた一切の雲も霞も取り払われたような晴れやかな明るい気持ちになりました。加えて、ショー終了後　場内に流れる音楽も例年通りの「Welcome　to　Christmas」のままだったので、なんだかとても懐かしく　ほっとした気持ちにもなりました。何年たっても変わらないスタンダードな音楽とダンスは　百年単位　千年単位で続いている「クリスマス」という行事とは極めて相性が良いのかもな～　と、あらためて感じましたよ。※ブロードウェイミュージックシアターのロビー　今年もクリスマスツリーが飾られていました(その２　に　つづく・・・）◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　　文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞（ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名）については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇

追憶クリスマス。（その２）

　　　　　　　　　　（・・その１から続く）ディズニーシーのクリスマスにまつわる物が次から次へとメディテレーニアンハーバー陸上に登場すると「パーフェクト・クリスマス」のショーは後半にさしかかり、今度は水上にあの水色の大きな船がやってきます。乗っているのは、クリスマスといえば子供たちにとっては絶対に欠かせない「サンタクロース」。ダッフィーとシェリーメイもお供のように傍に控えています。その後ハーバーにはアラジン＆ジャスミンとアリエル＆エリックを乗せたスチーマーラインも登場して、三艘の船はハーバー水上を回っていきます。サンタクロースを乗せた船はリドアイルに接岸してミッキーやミニー達を乗船させたのち　ザンビーニブラザーズ・リストランテ前のステージにも立ち寄って他のキャラクター達をも乗せたようでした。キャラクター達全員を乗せた船は少しスピードを上げると、陸地に近い部分をまず一周。この時はオチェーアノのコース側のテラスはなかなか良い観賞場所になるのではないでしょうか。そして、陸上のステージやショーエリアにいた出演者の皆さんが手を振りながら少しずつメディテレーニアンハーバーを去る頃、大きな船もハーバーから去っていきます。「パーフェクト・クリスマス」はハーバー中のあちこちでいろいろなパフォーマンスが行われるので、そのすべてを同時に鑑賞するのは不可能に近いと思いますが、今日はショー開催中のハーバー全体の様子をなんとなくですが眺めることができて楽しかったです。一帯を見渡せる場所にいると「ハーバーに集まった多くの皆さんが一緒になってクリスマスをお祝いしているんだな～」という　何とも言えないほのぼのした気持ちになります。特筆するような個性的な目新しい何かがなくても「今年もまた昨年までと同じように　みんなでここに集まってお祝いできてよかったね～」という、ごく当たり前のことを喜び感謝する、それこそがディズニーシーらしいクリスマスの祝い方なのかもしれません。そしてまた私達にとって今年のこの「パーフェクト・クリスマス」は、ディズニーシーがこの地に誕生してから何年にも渡ってこの地でふたり一緒に過ごしてきたクリスマスシーズンを振り返って、今もなお一緒にいられることに感謝することができる　とてもありがたい（？）ショーになりそうだと思いましたよ～。今日この時間のハーバーでは、「パーフェクト・クリスマス」の終了を告げるアナウンスの数秒前から急に大粒の雨が降り始めたので、私達はショーの余韻に浸ることもせずテラスからオチェーアノの店内へと戻らざるをえませんでした。噂によればこのショーの終了後にはあの懐かしい「キャンドルライト・リフレクションズ」の音楽が流れるとのことだったので、その真偽を確かめるためにもしばらくテラスに留まっていたかったのですが、残念ながらその願いは叶いませんでした。さて。テーブルに戻ったのは１４：５５くらいのこと。「メインと一緒に」と（私だけに）あらかじめお願いしてあったグラスの赤ワインがまずテーブルにやってきて、コース料理の提供が再開されました。私の“クリスマス・ウィッシュ”ランチコースは、メインは牛フィレのグリルの方をお願いしてありました。で、お肉のお皿と一緒にテーブルにやってきたこれ。これ何？・・とキャストさんにうかがうと、これがメニューにある「彩り野菜のポトフ風」とのことで、好きなタイミングで牛フィレのお皿に加えて食べるのだそうです。で、途中で加えてみました。小さくカットされた野菜たちの形や色合いが本当に美しく可愛らしいですね。クリスマスツリーのオーナメントみたい　って思いましたよ～。そして最後はデザート。キャストさんがテーブルで　ホワイトチョコレートを削って粉雪のようにお皿に降らせてくださいます。楽しい演出でランチコースは締めくくられ、おなかも心も満たされた気持ちになりましたよ。食事を終えて　お店を出ようと席を立ったのは１５：３０過ぎくらいだったでしょうか。ブッフェのデザートコーナーに今回もまた飾られていたクリスマスウィッシュのオブジェも忘れずカメラに収め、私達はオチェーアノをあとにしました。ホテルの玄関を出ると、空は晴れているのに路面があまりにしっかりと濡れているので私は少し驚きました。ドアキャストさんのお話によれば、１５：００前頃から十数分ほど　水たまりができるほどの強い雨があたりに降ったとのことでした。私達は　こちらもまた今年も変わらずホテル玄関脇に登場していたクリスマスキャロルを歌うミッキーとミニーの像を確認してカメラに収め、駐車の控えをドアキャストさんに手渡してからロータリーにとめた車に戻り、ホテルミラコスタを出ました。舞浜のクリスマスという季節は、私達にとっては単なるひとつの「イベント」以上の意味を持っているような気がします。ただ騒いだり　はしゃいだり、イベントのエンターテイメントに通い詰めたり夜景を楽しんだりするだけではなく、今年一年を　そして今までの自分たちの歩みをじっくりと振り返ることのできる貴重なひとときでもあるのです。―――そんな時間を今年も穏やかに過ごせますように―――祈りつつ　私はきょうの舞浜をあとにしました。＊＊　オチェーアノ　の　“クリスマス・ウィッシュ”ランチコース　＊＊・真鯛とイカのマリネカリフラワーのヴルーテ　ハーブのヴィネグレット・フォワグラのポワレポルト酒のアクセント　　大根のカラメリゼとエピスの香るヌガーを添えて・ヴェルベーヌ風味の白ワインソースを纏った鱈のスチーム　白子のフランと蕪のエスプーマと共に　　（別途加算で「ロブスター」を追加可）　　または　牛フィレのグリルと彩り野菜のポトフ仕立て　柚子風味のレフォールクリームと一緒に　　（別途加算で「鱈のポワレ」または「ロブスターと鱈のスチーム」を追加可）・苺のコンフィとバニラムースリーヌ　ピスタチオアイスクリームと共に・コーヒーまたは紅茶　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・・・２０１５年１１月２日～１２月２５日◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　　文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞（ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名）については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇

追憶クリスマス。（その１）

　　　　　　　　　　ディズニーシーで「クリスマス・ウィッシュ　２０１５」が始まった初の週末、車で舞浜に出かけてきました。舞浜到着は１１：３０頃。きょうはパークに入園する予定がなかったので、車はイクスピアリ駐車場に置いてまずは「ボンヴォヤージュ」へ行きました。途中通り抜けたイクスピアリのセレブレーションプラザ周辺にはクリスマスらしい飾りつけが施され、「夜になったらさぞ綺麗だろうなー」と思いましたよ。ボンヴォヤージュではクリスマスグッズやＣＤなどをお買い物して（イクスピアリの駐車場はボンヴォヤージュでのお買い物でも金額によって段階的に駐車料金のサービスが受けられます）その後、私達は昼食のためにホテルミラコスタへ向かいました。車でホテルミラコスタの坂下のゲートを入ったのは１３：１５くらいでしたが、今日この時間はゲート脇の守衛所にキャストさんの姿がありました。　　あれれー・・？　今日もまた玄関前ロータリーに駐車か～？と思いつつお話をきくと、やはりそう。「本日はホテル駐車場が混雑しているので　たいへん申し訳ありませんがホテル正面玄関前の屋外に駐車を・・」とのことでした。キャストさんに誘導していただいてホテル車寄せそばに車を停め館内に入ると、ホテルミラコスタのロビーのあちこちには今年も小さな天使の姿がありました。昼食のＰＳ予約をしてあった「オチェーアノ」のウェイティングエリアにも　毎年お馴染みのあのクリスマスツリーが飾られていて、私はなんだかホッとしました。今年もまたクリスマスシーズンが無事にやってくる、そして　毎年必ずあるはずのものが今年もまたちゃんとここにある　って、なんて素晴らしいことなんでしょうか。少し古風な考え方かもしれませんが、私は心の底からそう思いますよ。さて。予約時刻まではちょっと余裕があったので　かなり待つのかな～　と思っていたらわりとすぐに奥のコースルームまで案内していただくことができ、私達は窓寄りのエリアの丸テーブルでキャストさんから詳しいメニュー説明を聞いて、今日の食事内容を決めました。私は当然のように「“クリスマス・ウィッシュ”ランチコース」にしたのですが、夫の方は先月来た時に食べた「仔羊」がとても美味しかった・・とのことで、今回もまた同じ「オチェーアノ・ランチコース」を全く同じ内容で注文していました。飲み物とお料理の注文を終えると　ここで時刻は１３：４５頃。きょうはこの後１４：２５から　ディズニーシーの園内メディテレーニアンハーバーでクリスマスのショー「パーフェクト・クリスマス」が開催されるとのことで、テーブルについてくださったキャストさんは「ショーが始まる前までにお飲物と二品目のお料理までお出しし、そこでいったんストップしてテラスからショーをご鑑賞いただき、そのあと席に戻られたら三品目のメインのお料理をご用意　ということでいかがでしょう？」と提案してくださったので、私達はそのとおりでお願いすることにしました。すぐにテーブルには私の注文したスパークリングワインのグラスがやってきて、その後パンの用意が整いました。そして、前菜。（夫の方は前回と全く同じですので、私の方の“クリスマス・ウィッシュ”ランチコースだけ記録を残しておきます。）誰が見てもわかると思いますが、クリスマスリースをイメージしたお皿です。ヴルーテの中の小房に分けた「ロマネスコ」は　まるで雪原に佇む小さな樅の木のようですね～。この目新しい野菜は、昨年のこのお店のクリスマスのランチコースにも登場していたように記憶しています。二品目は　かなり香ばしく仕上がっているごく小さなフォアグラのポアレとキャラメリゼした大根のお皿。ここで一旦お料理の提供はストップ。ショー開始の数分前にテラスが解放されたので外に出て「パーフェクト・クリスマス」を観ました。今年のクリスマスのショー「パーフェクト・クリスマス」は、「ザンビーニブラザーズ・リストランテ前」と「ピアッツァトポリーノ」に新設された可動式ステージを囲むエリアと「リドアイル」の計三ヶ所が主なショーエリアとして設定されているようで、オチェーアノのコース側のテラス前では派手なパフォーマンスはありません。が、テラスからやや右側方向を見ていると、歩いてハーバーに登場してそれぞれのショーエリアへと向かっていくキャラクター達の様子を眺めることができます。ちょっと左側に目を遣れば、ピアッツァトポリーノの大きなステージも意外とよく見えます。キャラクター達は一つのエリアにとどまることなく　ダンスしながらどんどん移動していくので、ショーエリアでなくてもどこにいてもそれなりに楽しめそうです。そして何よりも、今回のこのショー、今までのディズニーシーのクリスマスイベントで行われてきた数々の懐かしいエンターテイメントを思い起こさせるような音楽やパフォーマンスが盛りだくさんで、毎年この時期にこの場所を訪れてきた皆さんにとっては特別楽しくなるように作られています。ちょっと気付いただけでも、ツリーの飾りつけをする導入部分は「ホリデーグリーティング・フロム・セブンポート（２０１２～２０１４）」、ボレロ風の“ひいらぎ飾ろう”のダンスは「キャンドルライト・リフレクションズ（２００３～２００９）」、プレゼントのお買い物のくだりは「クリスマスホリデー・イン・ＮＹ（２００３～２００４）」、それをラッピングする部分は「クリスマス・ラップド・イン・リボン（２０１１）」、そのほかに「ミニーのナットクラッカー（２００５）」のくるみ割り人形の兵隊さんとプリンセスも登場しますし、「クリスマスウィッシュ（２０１０～２０１１）」に登場した妖精やスノーマンも出てきます。そんなふうにディズニーシーのクリスマスにまつわるありとあらゆる物があとからあとからハーバーにやってくるものですから、ショーが始まって数分後ふと見ると、ザンビーニ前のショーエリアもピアッツァトポリーノのステージも　こんなに賑やかな様子になっていましたよ。（その２　に　つづく・・・）　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　　文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞（ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名）については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇　◇◇◇