海賊船来航。(その2)
(・・その1から続く)ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーにあるポルトパラディーゾの港町で海賊たちが始めた「宴」は やがて、ジャック・スパロウが大騒ぎに紛れて「伝説の船」をキャプテンバルボッサの手から奪い取る という結末を迎えます。しかし、奪い取った船にあったはずの宝の地図は真ん中が切り取られていて、肝心の宝の在り処を示す部分はキャプテンバルボッサの手に。「船はあっても地図は無し」のジャック・スパロウと「地図はあっても船は無し」のバルボッサは 海賊たちとともにポルトパラディーゾから去って行き、ショーは終了します。ディズニーシーの夏のハーバーショーは 結局のところ「大量の水撒きタイムさえあれば、あとは設定もストーリーも何も要らない」というのが水際に陣取るゲストの皆さんの本音なのでしょうけれど、今年の水撒きは今までとは少し趣が異なり 遠くから眺めていてもなかなか興味深かったです。ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」から派生した映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のシリーズをよく識らなくても、映画のあのテーマ曲とジョニー・デップ演ずる「ジャック・スパロウ」という主人公の名前くらい解れば 誰でも(映画の熱烈なファンでなくても)そこそこ楽しめる内容になっていると思いましたよ。(実は私も「パイレーツ・オブ・カリビアン」のシリーズは 映画館で観たことは一度もないんですよ。)室内に戻ったのは、12:00を5分ほど過ぎた頃でした。私達のテーブルでは、ここからようやく昼食のスタートとなりました。まずは美味しいお水とスパークリングワインをいただいて、さあ 前菜の登場です。(私の注文した“ディズニー・パイレーツ・サマー”ランチコースのみ簡単に記録しておきますね。)奥には炙ったマグロの切り身でできた宝箱、手前の丸いものはジャック・スパロウが手にするコンパス。「ラム酒入りのチャツネで作られたコンパスの針が指し示しているのは宝箱の在る方角」という趣向だそうです。宝箱の上の金銀財宝は金針菜でできていて、添えられている大根で作られた碇(いかり)にも銀粉が輝いています。二品目は、帆立貝柱のオーブン焼きと貝のスープのコンビでした。スパークリングワインと白ワインをいただきたかったのでメインはお魚にしました。イサキのポワレです。付け合わせのホワイトアスパラガスも美味しかったです。以前シルクロードガーデンでもお目にかかったことのある 可愛らしいケッパーベリーも添えられていました。デザートは、トロピカルフルーツのムースでできた羅針盤でした。上に載っているチョコレートを割ると、中から とろ~り とソースがあふれ出しました。あぁー 美味しかった~ ごちそうさまでした。食事を終えたあとは、お隣ブッフェルームのデザートカウンター上に飾られているオブジェを撮らせていただき、お店を出ました。(こちら↓はブッフェカウンターに出たばかりのところで奇跡的に出会ったティラミス)ホテルの正面玄関前に停めた車に戻ったのは14:00少し前頃でした。いつもの炎天下なら この場所に駐車していた車に戻るのは一種「命がけ」に近いようなものがあるのですが、今日は曇天でしかも気温も低かったので車内も熱くなく、私達はスムーズに車に乗り込みホテルミラコスタをあとにすることができました。その後 再びイクスピアリとアンバサダーホテルに立ち寄り、少し時間を過ごしてから 舞浜を発ちました。一か月以上ぶりにふたりで一緒に出かけた舞浜。楽しい一日でした。** オチェーアノ の “ディズニー・パイレーツ・サマー”ランチコース **・マグロのグリルとスパイス香る彩り野菜のタブレ ラム酒とドライフルーツのチャツネ・帆立貝のオーブン焼き レモングラスと貝類のスープと共に・イサキのポワレと茄子のフォンダン アンティボワーズソース ホワイトアスパラガスとオレンジのフォーム (別途800円加算で「オマール海老」を追加可) または 牛ロースのグリル 赤ワインソース トウモロコシのミヤスを添えて ※別途1000円加算で魚料理、肉料理共に提供・トロピカルフルーツムースとキャラメルチョコレートアイスクリーム・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2017年7月8日~8月31日《アンバサダーホテルのロビーにて》《アンバサダーホテル「花」入口》◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇