駆け足の春。(その2~「オチェーアノ」 など)
(…その1から続く)そして ディズニーシーの今年の「ファッショナブル・イースター」と 昨年までのショーとの一番の違いは、どうやら「後半でキャラクター達が衣装を着替えて登場してくること」のようです。大空に凧が舞うと、全員ではありませんがキャラクター達のうちの何人か(?)が船に乗り込み、新しい衣装に着替えて再登場するのです。一応「ファッションがテーマ」という設定のショーなのですから テーマに忠実な展開になったといえるかもしれませんね~アメリカンウォーターフロントの ひらひらフワフワなアールヌーボー調の衣装だったミニーは、クラリスやシェリーメイと共にマーメイドラグーンの「アクアポップ」調の衣装に着替えて登場です。一方ミッキーは、ミステリアスアイランドの「スチームパンク」っていうんでしょうかね~ そんな衣装にお着替えしての再登場でした。着替えたのはキャラクター達だけではなく ショースタート時にミッキーとミニーをのせてハーバーに登場したあのデコレーションケーキみたいな船までが いつのまにやら東京ディズニーリゾート35周年アニバーサリーを示す大きな「35」のマークを着けてお洒落していましたよ。ショーがフィナーレを迎えると、ミッキーとミニーは4人のファッションアーティストさん達と一緒にこの船に乗り込んでお帰りの準備です。船は小さくくるっと回って方向転換をした後、ハーバーを大きく一周して水域から去って行きました。ハーバーじゅうにあふれるたくさんの春の色が 心の中をぱぁーーっと明るくしてくれた25分間でした。室内に戻って、さて。14:30、ようやくお昼御飯です。私がショー開始前に決めてお願いしてあったのは「ディズニー・イースター」ランチコースです。スパークリングワインをいただいた後、まず前菜が登場。マリネした桜鱒と春らしい色合いの野菜のサラダに 真ん中の白い丸いのはイースターらしくタマゴを模ったブラマンジェ。二皿目は貝とそら豆のフリカッセにしじみのスープを合わせたもの。こちらも春らしい組み合わせでスパークリングワインによく合いました。メインはお魚の方を選択。鰆のポワレですが、桜海老風味のクラストをまぶして焼いてあるのでサクサクのふわふわで とても美味しかったです。緑色のソースの材料は、鰆の上にもたっぷり載っているクレソンとのこと。タマゴ色のはブールブランソースですが、キャストさんによればお醤油とオレンジをちょっと加えてあるとのことで 親しみやすい風味で後味さわやか、桜海老の香りともよく合っていたように思います。最後にテーブルにやって来たデザートのお皿は ミッキーの被るシルクハットでした。ちゃーんとウサミミに見立てた2本の羽根も付いています。(羽根はオレンジピールでしたよ!)そしてここにも「35」が。季節感もイベント感もあり 楽しいコースでした。次回来たらメインはお肉にしようかな~ でもそれじゃあスパークリングワインだけじゃなく赤ワインもお願いしなくちゃ!だったら白と赤のワインセット“デュエット”にしようかしらん……なーんて。妄想が止まらないひとりのランチタイムでした。食事を終えてお店を出ると、時刻は15:30過ぎになっていました。ホテルの正面玄関あたりから 帰る前にもう一度だけピクニックエリアの大島桜を眺めて、私は春の盛りの舞浜をあとにしました。** オチェーアノ の “ディズニー・イースター”ランチコース **・桜鱒のマリネとホワイトアスパラガスのブランマンジェ・貝とソラ豆のフリカッセ レモングラス香るシジミのブイヨン・桜海老のクラストを纏わせたサワラのポワレ クレソンのピュレとブールブランソース (別途800円加算で「ロブスター」を追加可能) または 牛フィレ肉のグリル カカオ風味の赤ワインソース タケノコのグラティネを添えて ※メイン料理についてはプラス1,000円で魚料理、肉料理共に提供・アールグレイのガナッシュ入りミルクチョコレートのムース アプリコットソルベ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2018年3月20日~6月6日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇