ガラスの箱の中から。(~「ベッラヴィスタ・ラウンジ」など)
ずいぶん長いこと予約が取れずにいた土曜のベッラヴィスタ・ラウンジの席が思いがけず急に確保できたので、ディズニーシーを窓の向こうに見ながら昼食をとってきました。久しぶりに正面から眺めた「ハーバーとプロメテウス火山」という風景は相変わらずのバランスの良い美しさで、テーブルに着くなり私は まるでガラスの箱に閉じ込められてディズニーシーのパーク内にぽーんと放り込まれてしまったような錯覚に陥りましたよ~さて。夫とふたり車で舞浜に到着したのは12:00前。昼食までは時間の余裕があったので、私達は車をイクスピアリの駐車場に置いてまずはお買い物を済ませ、その後はリゾートラインのフリーきっぷを購入して ディズニーシーのパークイベントに因んで期間限定で(※3月17日までです)運行中の “ピクサー・プレイタイム・ライナー”に乗り込んでリゾート内をぐるぐるして過ごすことにしました。この特別なデザインのライナーは1編成(6両)のみですが、6つの車両それぞれ内装のベースカラーが違っていてデザインも違うようで 乗っているだけでとても楽しかったです。こちらは天井。ボードゲームに使うルーレットでしょうか?サイコロやルクソーボールも ころころと転がるようにあちこちに描かれています。おなじみのピクサーアニメーションのキャラクター達の姿もいっぱい見ることができました。どうやら この特別ライナーの車内そのものがボードゲーム(すごろく)になっているという趣向らしく、カラフルなマス目が長い道のように連なって天井やドアに描かれていて面白かったです。きょうはこのリゾートライナーは14:00までで運行を終了して車庫に入ってしまうとのことだったので あまりゆっくり眺めることができなかったのですが、イベント開催中にもう一度くらい乗ることができたらいいなあ と思いました。車をホテルミラコスタ駐車場に移動し、ベッラヴィスタ・ラウンジ店頭にお邪魔したのは予約していた時刻の少し前でした。殆ど待つことも無く案内されたのは窓際から二列目の丸テーブルで、着席しても前方(窓際一列目)のテーブルの間からショー準備中のピアッツァトポリーノのステージの様子がちょっとだけ見えました。(夫は私よりも身長も座高も高いので、きっと私よりもよく見えただろうと思います。)お料理の方は、夫はさんざん迷った挙句に ベッラヴィスタ・ラウンジ~とお店の名前がついた通常のランチコースを選んでメインをお魚にしていました。私は “ピクサー・プレイタイム”ランチコースをメインを真鯛で、それにスパークリングワインを一杯だけお願いしました。こちらのお店で提供されるピクサー・プレイタイムのランチコースは 今回はテーマが「カーズ」とのことで、作品に登場するカーレースのゴールシーンをイメージしたという前菜(写真は後ほど↓で)がまず出て 次にリゾットがテーブルにやってきたあたりで時刻が14:00になったらしく、窓の向こうのピアッツァ・トポリーノでは「ピクサー・プレイタイム・パルズ」が始まったようでした。もともとベッラヴィスタ・ラウンジの窓際席からは ハーバーの水域はよく見えますがパーク内のピアッツァ・トポリーノの平面部分のショーエリアはそんなに「よく見える」というほどではありません。また「ピクサー・プレイタイム・パルズ」はタイトル通り ショーエリアにいるゲストとピクサーの仲間が楽しく触れ合う というショー内容なので、こちらのお店からは「遠目に様子を眺める」のが精いっぱいです。(それでも周囲のテーブルの小さなお子さんたちはガラス窓の向こうに釘づけだったようでしたよ~)夫の視点からはこんな↓ふうに見えたようでした。2列目でも座高があると(?)結構みえるものなのですね~(夫よりも小さい私の場合はステージ上しか見えなかったのですが。)私が食事の途中で背も伸ばさないまま自然にシャッターをきった写真は こんな↓感じになりましたよ~私としては、雄大なプロメテウス火山に加えてこのバルーンまで見られたのですから、もう大満足でしたよ!では、忘れないように、楽しい昼食内容を記録しておきたいと思います。まずはイベントのスペシャルコース、“ピクサー・プレイタイム”ランチコースです。前菜はさきほど触れたとおりレースのゴールシーンをイメージしたお皿。グリーンも赤いのも「車」です。ビーツのジュレで真っ赤な色を着けたサーモンはお馴染み赤い車のマックイーンくんで、グリーンのサラダはライバルのチック・ヒックス。マックイーンくんは「ペロッと舌を出している」とのことで、その舌は牛タンを使ったクロスティー二だそうです。なんと、緑のチックにはタイヤ(種抜きオリーブの輪切り)もハンドルもついていましたよ!物凄い想像力が必要な前菜だね~ と夫とふたりで笑ってしまいましたよー次はサルシッチャの入ったちょっと個性的な味のリゾット。添えられた明日葉のフリットは良い香りで美味しかったです。メインは真鯛のヴァポーレに魚介と野菜のクリーミーなソース。やはり鯛は美味しいです。デザートは「ルート66」のプレートがのったストロベリーミルフィーユにストロベリーソルベという苺づくし。こちらは わかりやすく「カーズ」ですね~苺のシーズンということもあるのでしょうが、マックイーンくんの車体の色「赤」にもこだわったデザートなのかもしれません。そして、夫の選択したベッラヴィスタラウンジ・ランチコース。前菜はマリネしたタコや焼いた海老に削ったパルミジャーノ。夫が「白ワイン欲しい。車じゃなくて電車で来ればよかった」と言っていました。そうだろう と思いましたよー(美味しそうでした。)パスタはブロッコリーと帆立貝柱のクリームソース・フェットチーネ。メインのお魚は今日は鰤だったようです。こちらも美味しそうで、夫は今度は「これは赤ワインでもいけるな」と言っていましたよ~デザートは夫が感想を言わなかったので実際は何だったのかわかりませんが、「ホワイトチョコとレモンのムースにアプリコットソルベ」ということでした。色合いがとてもきれいなデザートでした。参考までに、ベッラヴィスタ・ラウンジ ランチコースの2018年12月から2019年2月末までの内容は、ホテルの公式サイトによれば以下の通りです。(転載させていただきました) ・タコのマリネと海老のグリリアータ パルミジャーノ・レッジャーノとタジャスカオリーヴをアクセントに ・フェットチーネ 帆立貝とブロッコリーのクリームソース ・本日の魚のインパデッラ シチリア風野菜の煮込みを添えて サルサ・リモーネ (別途¥850で「オマール海老のインパデッラ」を追加いただけます。) または 大山鶏のインパナート セミドライトマトとバジルのソース ・ホワイトチョコレートとレモンのムース アプリコットソルベ ・コーヒー または 紅茶食事を終えて席を立ち、お店を出たのは15:30頃でした。駐車場に向かうためにホテルの建物から出ると、強い北風に私達は思わず震えあがりました。真冬のこんな寒い日だというのに 好きな景色を眺めながら数時間を暖かな室内で過ごせて美味しい食事もできて。きょうも幸せな休日だったなあ… ここに来るとそれだけで理屈抜きに幸せな気持ちを思い出すなあ… と毎度のことながら思いつつ、私は夫とともに舞浜をあとにしたのでした。** ベッラヴィスタ・ラウンジ の “ピクサー・プレイタイム”ランチコース **・シトラス風味の赤いジュレを纏わせたサーモンとビーツのインサラータ 牛タンのクロスティーニとサルサヴェルデ・サルシッチャのリゾット 明日葉をアクセントに・真鯛のヴァポーレ マリナーラ風(別途850円加算で「オマール海老のインパデッラ」を追加可) または 豚ロース肉のピッツァイオーラ 茸のマリネとポテトのジェノヴェーゼを添えて・ミルフィーユ ストロベリームースサンド ストロベリーソルベ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2019年1月7日~3月25日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇