春になったら芽吹くもの。(その2 ~オチェーアノ)
(…その1から続く)“うさピヨ”讃歌 の余韻漂うディズニーシーのメディテレーニアンハーバーを見渡せるテラスからオチェーアノの店内に戻ったのは14:30くらいでした。席に着くとすぐにキャストさんがいらっしゃっておしぼりを用意してくださいました。そして、私の前にセットされていたグラスにスパークリングワインを注いでくださって本日のお食事がスタート。今日は気温も高く外は暑いくらいだったので、スパークリングワインがとても美味しく感じられましたよ。(運転があるため飲めない夫が恨めしそうな顔で見ていて可笑しかったです。)“ディズニー・イースター”ランチコース、一皿目は最近のオチェーアノでは定番となっている小さなキッシュ。今回はポークのリエットのキッシュでした。イースターなのになぜポークリエット?? とは思いましたけれど、ものすごーく想像力を駆使すると 春になって目覚めた生き物たちが這い出てくる「土」のようでもあり 植物の芽が出る寸前のちょっと盛り上がった地面のようでもありました。(考えすぎ?)前菜は「鳥の巣」をイメージしたとのことです。ウニのムースの上に蟹肉のサラダ、その上にアオサのジュレがたっぷり。周りの藁を表現しているのはカダイフでしょうか。上から順にではなく一番下の層まで縦にスプーンを入れて全部の層を一緒に食べるのがおススメ と キャストさんは説明してくださいました。お魚はマナガツオのポワレ。付け合わせのソースには細かく切った筍やスナップエンドウや紫玉ねぎなど春のお野菜がふんだんに使われていて季節感あふれる一皿でした。お肉は夫の大好きな仔羊のロースト。もちろん私もオチェーアノの仔羊は大好きです。おいしい… 以外の言葉が出ませんでした。人は本当に美味しいものと出会うと 語彙力が低下するんだなあ と思いましたよ。正直、もう一度お邪魔する機会があったらその時も同じものが食べたいです。デザートはイースターらしい可愛らしいお皿。ピーチソルベの帽子をかぶったホワイトチョコムースのたまご(?)といったところなのでしょうか。ご丁寧にうさ耳のチョコレートまで添えられています。よくよく見ると、お皿には例の「うさピヨ」の姿まで。このデザートプレートをテーブルに運んできてくださったキャストさんが、開口一番――… うさピヨ ってご存知ですか~?――とおっしゃったので、私達は思わずテラスの方を指差して声をそろえて「さっき そこから見ました!!」ってツッコミを入れてしまいましたよーうさピヨもこれくらい小さく表現されているものは文句なしに可愛いんだけどなあ~…って 春らしい淡い色合いのきれいなデザートのお皿を見つめながら ついつい思ってしまいました。美味しい楽しい食事を終えて席を立ったのは16:00頃。ブッフェのカウンターの上に飾られていたイースターのオブジェの写真を撮らせていただいてから 私達はお店を出ました。次にオチェーアノにお邪魔するのは、毎年恒例の私達の記念日の前後になりそうです。その時もまた今日のように楽しいひとときになるといいなあ と 私は思っていますが、夫もきっと同じように考えていることでしょう。そんなふうに確信しています。** オチェーアノ の “ディズニー・イースター”ランチコース **・ポークリエットのタルトレット・雲丹のムースと紅ズワイガニのサラダ アオサ海苔のジュレと共に・マナガツオのポワレ ヴェルモット香るタケノコのサルサ・仔羊のローストとアスパラガスのグリル ポテトとロックフォールチーズのピュレ (別途¥1,000で「牛フィレ肉のグリルと牛スネ肉のグラタン ローズマリー風味のビーフのジュ」に変更可能)・アプリコットのコンフィチュール入りホワイトチョコレートムースとピーチソルベ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・・2019年3月26日~6月2日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇