こんなふうにいつも。
我が家の記念日を祝うためにホテルミラコスタとディズニーシーで過ごした日から約三週間。きょうは主に私の誕生日を祝うための「一日ディズニーシー」です。ここ数年の私達は以前に比べると少々多忙になり ふたりで舞浜で過ごすために時間を調整するのが難しくなってきているので、実はきょうも車でパパッと来てささーっと帰宅する方がいろいろな面で好都合でした。が、前回の滞在であまりできなかった「ディズニーシーでビールを飲む」ということを夫も私も今日は存分にしたいと考えていたので、朝も早くから電車を乗り継いで舞浜にやってきたというわけです。JRの舞浜駅に到着したのは朝8:00過ぎ。パーク開園時刻前後の混雑のピークは既に終わったのか、はたまた この時期は一年のうちでもゲストが少ない時期なのか。途中の東京駅でも電車の車内でも駅の改札口でも酷い混雑には一度も遭わぬまま、私達はディズニーリゾートラインのリゾートゲートウェイステーションにたどり着くことができました。改札口を入ると、駅構内のエスカレーター下には「ディズニー・イースター」のデコレーション。このデコレーションを目にして初めて 私は「今年のイースターイベントが始まってからまだ一度もリゾートラインに乗っていなかった」ことに気が付きました。ディズニーシーステーションで降りて、パークに入園したのは8:30前頃でした。エントランス辺りで私の誕生日シールをいただいて、ビリエッテリーアで早々と全ての抽選を外し、その後は三週間前の宿泊時に乗ることができなかったスチーマーラインに乗りに向かいました。(スチーマーラインは私が大好きなアトラクションのうちのひとつです。)この時間のスチーマーラインはもちろん待ち無し。定員に達することなく、私達の乗り込んだ船はメディテレーニアンハーバーを出発しました。すぐに目に飛び込んできたのは、左舷のホテルミラコスタの先日宿泊したあの素晴らしいお部屋の窓。夢のような時間だったなあ… と、三週間前に部屋の窓から眺めた景色を思い出し 甘くとろけるような気持ちになりました。ロストリバーデルタで船を降りてからは、今度はポートディスカバリーまで歩いて行ってレールウェイに乗りました。ポートディスカバリー発のレールウェイはいつ通りかかっても結構な待ち時間が発生しているのですが、さすがに開園からまだ一時間ほどのこのタイミングでは「10分以下待ち」の表示で、一度も立ち止まることなく人数確認ポイントまで行けてしまいましたよ~アメリカンウォーターフロントステーション到着後は、既にオープンしていたレストラン「ドックサイドダイナー」へ。ここで本日一杯目となるビールをいただきました。(まだ朝9時過ぎ!!)皆さんご存知のこととは思いますが、ここ「ドックサイドダイナー」は、以前ブッフェレストランとして営業していた「セイリングデイ・ブッフェ」をカウンターサービスレストランにリニューアルしたお店です。ブッフェレストランだった時はキャストさんに誘導されて指定のテーブルへと着席するシステムだったので 自分で座席を選ぶことはできず、したがってお店の中でも今まで足を踏み入れたことのないエリアがたくさんあったので、私達はカウンターで受け取ったビールを手にしたまま「どこのテーブルにしようかー?」と店内をずいぶんウロウロしてしまいましたよー初めて座った席でいただいたビールは、とてもとても美味しかったです。ディズニーシーで飲むビールは、ほんとうに なんでこんなにおいしいのでしょうか。私達はTODAYやスマートフォンの公式アプリの情報を参考にここできょう一日の計画をざっと打ち合わせ、10:30頃にお店を出ました。すぐそばのウォーターフロントパークでは この時ちょうどマリタイムバンドがパステルカラーの春らしい衣装で演奏中でした。(うさピヨも楽器演奏中。)マリタイムバンドを見送った後は、ブロードウェイミュージックシアター前へ行き、ビッグバンドビートの本日初回(12:40から)への入場待ち列に並びました。時刻は10:45頃で開場の一時間半前でしたが、順番としては200番目前後かなー…といったところでした。12:10過ぎに入場開始になり、私達はサイドブロックの前方一桁台の通路から近い席を確保しました。(サイドブロックでも通路沿いの席は後方でないと難しいようでした。)以前よく来ていた時には好んで座っていたあたりの席でしたので、リラックスして楽しく観ることができました。今日もまた、私には「Cheek to cheek」で男性ダンサーさん達に混じって登場してくるミッキーが恋する人間の男の子に見えてしまい ほほえましくって涙ぐんでしまいましたよ~ショー終了後は、昼食のためPSをお願いしてあったホテルミラコスタ「シルクロードガーデン」へ。コースにしたのでオチェーアノのテラスから14:00の「Tip-Topイースター」も観ました。(本日は、私達は奥のコース用テラスへの案内でした。)既に何度も観ているという気楽さもあり、少しアルコールも入っていたせいもあり、「暑かったら室内に戻っちゃおう」くらいのひやかし半分でテラスに出てみたような感じもあったのですが、結果としてなかなか楽しくみることができてしまいました。(ミッキーはかわいい。どんなときもかわいい。 ← ただの独り言です。)ちょっと力を抜いて 気軽な感じで眺めた方がこのショーは楽しいのかもしれませんねえ~~……で、シルクロードガーデンでのお食事ですが、“ディズニー・イースター”ランチコースをお願いしました。一応お祝いなので、生ビール(夫)とスパークリングワイン(私)で乾杯した後、前菜が出て、そこで一旦ストップしてショー鑑賞。ショー終了後テーブルに戻ってコースの続きを という流れになりました。まずは、乾杯にぴったりだった前菜。グラスの中には海老とイカの和え物、豆板醤で風味づけしたお魚とオクラ、自家製叉焼、筍と湯葉をカツオ出汁で炊いたものの上には山椒の佃煮のアクセント、真ん中にはテントウムシを模ったパプリカと人参の寄せもの。今日は電車でやって来て良かったわぁ~ と心底そう思いました。二皿目は真鯛と春野菜の揚げ物。桃の甘酢ソースをかけていただきます。次は細切りにした豚肉と季節の野菜の炒めもの。お野菜は、きょうは チンゲン菜、金針菜、パプリカ、菜の花、ヤングコーンなどでした。黄色いのは揚げたシュウマイの皮で、春のお花畑のような色合いに仕上がっています。味付けはオイスターソースベースで、白いご飯にも合いそうでした。(夫はきょうは「白いご飯単品」をお願いすることはありませんでしたが。)その次は、帆立貝柱やお芋やお野菜にスパイシーなアオサ海苔ソースをたっぷり添えたもの。ソースのグリーンはアオサ海苔の他に枝豆も使って出しているそうです。卵白でまろやかさを出しつつも ピリリと辛い唐辛子がけっこうきいていました。ご飯はあさりの佃煮と野菜を使った炒飯にスープをかけて食べる「スープかけ炒飯」。スープは紹興酒を使ったシャンタンスープとのことでした。デザートは「うさピヨ」でした。プリンとチーズスフレの二層のケーキに苺ソースとフレッシュフルーツ。うさみみはホワイトチョコレートで、ココナツ風味のクリームが添えられていました。全体的に、見た目はTip-Topイースターのショー内容をしっかり意識したメニュー構成だったように思います。風味や味付けに意外性のあるお皿を出しつつも、一般家庭の食卓でもおなじみのようなホッとできるおかずもちゃんと入っていて、全て大変おいしくいただけました。満足しました。(こちら↓は ショー鑑賞から戻ってきたらテーブルの上で待っていてくれたナプキンのミニーさん。夫の方はミッキーだったようです。)シルクロードガーデンを出て、ホテル&パーク・ゲートウェイを経て16:00前ごろにシーに再入園してからは、17:10の「ハロー、ニューヨーク!」目指してドックサイドステージへ行きました。前回観た時と同じ ショー開始1時間前くらいのタイミングで待ち列最後尾につきましたが、16:40になって会場への入場が始まって確保できたのも前回の時と同じような席でした。(ミニーさんはかわいい。このステージのミニーさんは特にかわいい。 ←独り言です。)「ハロー、ニューヨーク!」が終了して、時刻は17:35。それからは、「お外でビール」のはしごをしようと ハドソンリバーブリッジを渡ってケープコッドからポートディスカバリー方面へ向かいました。ビールをいただく場所の第一の候補として考えていたのはホライズンベイレストラン前のテラスをダイニングとして利用できる「ベイサイド・テイクアウト」だったのですが、このお店では見た目も可愛らしいSNS映えしそうなドリンクも扱っているせいか購入待ちの列がとても長かったので、断念。次回また機会があれば ということにして、私達はロストリバーデルタの「ミゲルズ・エルドラド・キャンティ―ナ」へ向かうことにしました。そして、待ち無しで生ビールとスパイシー・チキンレッグセットを購入し、水辺のテラスで無事乾杯。ああ ほんと。ディズニーシーに来て、屋外に出て飲むビールってなんでこんなにおいしいんでしょう。(朝も同じようなこと言ってたような気もしますが。)続きまして。川を渡って場所を移して、今度は「ユカタン・ベースキャンプグリル」でもビールをいただきました。あたりがなんとなく暗くなるまで私達はここにいて、その後はアラビアンコーストに向かい「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」に行きました。前回来た時は超大型連休の影響で信じられないくらいの長い列ができていたこのアトラクションも 今日は平常運転の「10分以下待ち」表示。(19:10頃。)建物に入って5分もかからずにボートに乗れてしまいました。シンドバッド…から出ると 時刻は19:30過ぎ。もう真っ暗でした。その後は、「ジャスミンのフライングカーペット」(19:40頃、15分待ち)、マーメイドラグーンに移動して「スカットルのスクーター」(20:10頃、10分待ち)と、私の好きな小さなアトラクションを巡りました。マーメイドラグーンで待ち受けた20:30の花火はまたもや「中止」とのことでしたので、私達はミステリアスアイランドの「ノーチラス・ギフト」で5月のスーベニアメダルを作成してから、このあたりで帰りに向かうことにしました。ハーバーに戻ってエンポーリオなどのショップを見て回っていると、夫が「ちょっとミッキランジェロ・ギフトも見たいなあ」というので、私達は混雑するミラコスタ通りを離れ「ホテル&パーク・ゲートウェイ」から静かなホテルミラコスタ館内へ。ミッキランジェロギフトへ行くと、夫は迷わず「東京ディズニーリゾート36アニバーサリー」仕様の大きなバウムクーヘンの箱を手に取り、「これ、買ってあげる。」と私に言ってレジへ持っていきました。――…???~ 別に私、これ買ってほしいとも何とも言ってないんだけどなー??と私が言うと、「せっかくお誕生日のお祝いにディズニーシーに来たんだから、普段買わない珍しいもの買ってあげたかったの!」と、夫。会計をしながらそのやり取りを見ていたレジのキャストさんは私に お誕生日おめでとうございます とおっしゃると「私からも、心ばかりのプレゼントです。」と にっこりしてレシートを渡してくださいました。 またまた私は …???~ でしたが、見るとそのレシートには「ハッピーバースデー」の文字が印字されていました。うわー! こんなこと あるんですねえ~! ディズニーシーでの一日の最後に 嬉しい「びっくり」でしたよ~~パークのエントランスではなく、ホテルミラコスタの正面玄関を出て、私達がディズニーシーにさよならをしたのは21:20頃でした。ディズニーシーステーションから乗りこんだリゾートライナーはなんと「ディズニー・イースター・ライナー」で、この期間限定の車両を自分の目で見ることはできないだろう と諦めていた私は少しだけ嬉しかったです。(うさピヨだらけ…)(三両ずつ「ディズニーランド仕様」と「ディズニーシー仕様」に分かれているようでした)舞浜駅から帰りの電車に乗り込んだ時は、時刻はもう21:30を過ぎていました。決して若くない私たち二人、きょう一日よく遊んだものです。園内ビール巡りもできたし、私の好きな小さなアトラクション巡りもできたし。三週間前に宿泊をともなってパークに来た時にやり残したことはほぼできました。そして何よりも、以前頻繁にディズニーシーに足を運んでいた時のようなのんびりした気分で 一日過ごせたのが一番素晴らしいことでした。またいつかこんなふうにディズニーシーに来て こんなふうにふたりで過ごしたいものだなあ と 心からそう思いつつ、私は電車に揺られて帰ったのでした。** シルクロードガーデン の “ディズニー・イースター”ランチコース **・季節の前菜盛り合わせ・真鯛と野菜の揚げ物 桃の甘酢ソース添え (別途900円加算で「ズワイ蟹と真鯛の揚げ物 桃の甘酢ソース添え」に変更可能)・細切り豚肉と季節の野菜の炒め・帆立貝と野菜のアオサ海苔入りスパイシーソース (別途900円加算で「帆立貝と野菜のアオサ海苔入りスパイシーソース イセエビの唐揚げ 蜂蜜入りペッパーソース」に変更可能)・浅蜊と野菜のスープかけ炒飯・ココナッツ風味の焼きチーズスフレ ホワイトチョコレートとフルーツ添え ・・・・・・・・2019年3月26日~6月2日 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇