荒くれ者はお好き? ~オチェーアノ・コースと パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット!”
オチェーアノで昼食をとりつつ、お店のテラスからパークの夏の風物詩でもある水撒きショーを眺めてきました。ディズニーシーでは今年も 海賊たちがハーバー一帯を容赦なく水浸しにする「パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット!”」が夏の間じゅう開催されています。車で舞浜に到着したのは10:00前ごろ。イクスピアリ駐車場に車を停めて「ボンヴォヤージュ」とアンバサダーホテルの「フェスティバルディズニー」でお買い物をしてから、夫と私はホテルミラコスタに向かいました。PSをお願いしていたのはランチ開店直後の時刻だったので 私達は11:20過ぎにお店を訪ねたのですが、この時間のオチェーアノのウェイティングエリアは久々に見る混雑ぶりでした。オチェーアノもお隣のシルクロードガーデンも既に店内へのゲスト案内を順次始めているというのに、次から次へとPSしたゲストがやってくるものですから 一向にウェイティングエリアの人口密度が下がらず、キャストさん達もてんてこ舞い といった感じでしたよ。すぐに名前を呼ばれて、私達が奥のコースルームに案内されたのは11:25頃。途中通りかかったブッフェカウンターの上のデザートがまだ出てきたばかりで綺麗な状態だったので これは幸運! と 思わずカメラのシャッターを切りました。案内のキャストさんに一言お願いして一瞬立ち止まり、こちらのオブジェも「人が少ない今のうちに」と撮影させていただきました。海賊たちは、パーク内だけでなくホテルのレストランまでも荒らし回っているようですね~席に着いてからは、お料理を“ディズニー・パイレーツ・サマー”ランチコースに スパークリングワインを私のためにひとつ と注文を決めました。(長らく楽しませていただいたグラスワインのセットは 残念ながらメニューから消えていました。)ところで、本日、私達のテーブルは奥のエテールノの部屋の窓辺の場所となりました。夫の座った席からはショーのためにハーバー水域に設置された灯台のフロートも見えたそうです。これくらい外がよく見えるのならショーの時間もテラスに出ないでここから眺めても良いかな~ とも思ったのですが、本日窓際のテーブルはこの時点ですでに満席。窓からご覧になりたい方も私達の他にも何組かいらっしゃることが予想されましたし、今日は外の気温も高くなさそうだったので、私達はショーの時間は外に出ることにして、その間のお料理提供はストップしていただくことに決めました。そして、スパークリングワインが来てアミューズの小さなキッシュが来て、前菜までコースが進んだところで 11:47くらいでしたでしょうか、テラスへの扉が開いたとの案内があったので私達は席を立ちました。(お料理の写真はのちほど。)テラスに出てメディテレーニアンハーバーを見渡すと、既に各ショーエリアには海賊たちが多数現れてゲストを煽っている様子。初めてディズニーシーに海賊たちが出現した夏と比べると今年はずいぶんと女性の海賊が増えたような気がするなー などと思っていると、ほどなくしてほら貝が鳴り響き 水上にはキャプテンバルボッサの乗るあの大きな帆船が姿を現しました。キャプテンの仲間になるための海賊修行もさっそくスタート。オチェーアノのテラス下、有料のバケーションパッケージ用鑑賞席にも容赦なく放水が…↑この鑑賞エリア前方の皆さんって「お金払って水かけられている」わけなのですが…私はどちらかといえば直接水がザバザバかかるイベントはちょっと遠慮したいタイプなのでなんとも言えませんが、「やっぱり夏と言えば絶対これ!最前列で確実に水を浴びたい!」という方々が結構な割合でいらっしゃるということですよね~(↓こちらはハーバーを埋め尽くす海賊志望の民衆にご満悦の様子のキャプテンバルボッサとその手下たち。)(大きな帆船の名前は今年ももちろん「伝説の船」号です。)そうこうするうち、ボロボロの小さな船に乗ったジャック・スパロウがメディテレーニアンハーバー水上に彷徨い出て来ました。彼も交え、やがてハーバー一帯は盛大な酒盛り(というか水かけ)状態に突入。対岸のリドアイルなんてもう水没状態です。ピアッツァトポリーノのステージ後方から放たれる水の砲弾も健在です。こうやってハーバー全体の熱狂ぶりを見ていると、一時期「キャラクター出演も無くうすら汚れたような海賊たちしか登場しないショーをやって果たしてゲストが集まるのか?」とささやかれていたことが嘘のようです。「残酷なことも厭わずルール破りで品もよろしくない」というのが世間一般の抱く海賊のイメージだと思いますが、ディズニーシーの海賊たちは勇敢でユーモラスでお人よし、飲んで歌って騒いで… という「愛すべきアウトロー」として扱われているようなので、人気があるのかもしれませんね~酔っ払った海賊たちが繰り広げる大騒ぎの中、気付くとジャック・スパロウはいつのまにかちゃっかり「伝説の船」号に乗り込んでいました。炎と水飛び交う派手な戦闘の末、今年も結局「伝説の船」号はジャックの手中に、しかして宝の在り処を示す地図はバルボッサの手に という結末を迎えてショーは無事終了したようでした。そうして 水浸しになったディズニーシー園内を見渡せるテラスをあとにして、店内のテーブルに戻ったのは12:15頃。コースは「お魚」のお皿から再開となり、その後はまるで何事もなかったかのように順調に進んでいきました。こちらはテラスに出る前にテーブルにやってきた小さなキッシュ。中身は夏らしく 枝豆と小エビです。続いて前菜。こちらもテラスに出る前にいただきました。ナスのクーリの上に軽く炙ったマグロのお刺身(レアグリル)。それに夏野菜とヨーグルトのエスプーマ。スパークリングワインにぴったりだったことは言うまでもありません。これから後はテラスから戻ってからのお料理です。(スパークリングワインを飲み終わっていた私はここでグラスの白ワインを追加でお願いしました。)お魚のお皿はイサキのポワレ。オクラやパプリカなど夏野菜の蒸し煮も一緒です。表面パリッ 中はふんわり のイサキはもう間違いのない美味しさでした。お肉は薄―くチーズの衣をまとったポークのロースト。チーズは、焼いて食べると美味しいことで知られる「カチョカバロ」。ポークの下にたっぷり敷かれているのはコーンのピュレ。お肉の分量はとても少なかったのですが、チーズとコーンが風味を豊かにしてくれたおかげでとても「食べた感」があって満足できました。デザートのお皿は、プラリネクリームをサンドした簡易チョコケーキのようなものにソルベや焼きバナナなどを添えたもの。けっこう「濃い甘さ」だったのでコーヒーをたくさんいただいてしまいました。夫はこのデザートが大変気に入ったようでしたよ。食事を終えて席を立ち、お店をあとにしたのは13:30前ごろ。きょうはこの後14:50からも“ゲット・ウェット!”のショーが開催され再びお店のテラスも開けるそうなので、この時間から入店してくるゲストも多く、オチェーアノの店頭にいらっしゃるキャストさん達もまだまだお忙しそうな様子でした。その後、私達は「ミッキランジェロ・ギフト」を覗き ロビーからパークへと続く階段から「海賊色」のパラソルが広がるディズニーシーのパーク内をちょっとだけ眺め、家路に着きました。7月ももう終わりだというのに、夏の暑さとは無縁の過ごしやすい気温の日曜日。4時間と少しの舞浜滞在でした。** オチェーアノ の “ディズニー・パイレーツ・サマー”ランチコース **・シュリンプと枝豆の小さなキッシュ・マグロのレアグリル 茄子のクーリとヨーグルトのエスプーマ・イサキのポワレ コリアンダー香る野菜のブレゼ・カチョカヴァロを纏ったポークのロースト トウモロコシのピュレ (別途加算で「牛フィレ肉のグリルと茗荷のフリット 赤ワインヴィネグレットのアクセント」に変更可)・プラリネクリームとビスキュイブラウニー シークワーサーソルベ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2019年7月8日~9月1日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇○東京ディズニーリゾートR特集○