海に棲むもの。(~シルクロードガーデン)
きょうは夫と2人、車で舞浜まで出かけてきました。主な目的はホテルミラコスタ シルクロードガーデンでの昼食です。舞浜に到着したのはお昼前ごろ。約束の時間が決まっている時はいつも余裕をもって出かけてくるため、きょうもちょっと早めの到着となってしまいました。…なので、いったんイクスピアリの駐車場に車をとめて まだ購入していなかったパークのハロウィーングッズを探しにアンバサダーホテルのショップへ立ち寄りました。お買い物を終え、シェフミッキーへ続くレストラン通路をウロウロしていたら、思いがけず懐かしい方(キャストさん)をお見かけしてちょっとびっくり。以前も同じ場所で別の「懐かしいお顔」にばったり出会ったことがあるのですが、今日もまた同じような体験をして 私達は一瞬で何年も前のホテルミラコスタにタイムスリップしたような気持ちになりましたよ~その後、13:00前に車をホテルミラコスタの一階の駐車場に移動し シルクロードガーデンに向かいました。(ホテルの車路ゲートや駐車場入り口でのキャストさんによる来館車のチェックは今日は行われていませんでした。)ほぼ時間通りにお店に伺い、席に案内していただいて注文したのはハロウィーンのランチコース。前菜は ゆったりと魚が泳ぐ暗い深海の色のお皿に盛り合わされてテーブルにやってきました。グラスに入っているのは生姜とかぼちゃの冷たいスープ、湯引きした海老に紅麹マヨネーズ、牛タンに山椒のソースを添えたもの、紫芋とチーズの寄せもの、炙りサーモンと桜海老や玉ねぎに九条葱ソース など。どれも手間がかけられていて美味しかったですし、お皿の上に泳ぐ「魚」にも驚かされました。二品目は海老とアボカドと椎茸を使った揚げトースト。スウィートチリソースをつけていただきます。パーク内のショーが開催されるなら観たい と伝えてあったので、以上の二品が出たところで「コースは一旦ここでストップします」とキャストさんから説明がありました。このとき時刻はまだ13:35くらいだったのですが、シルクロードガーデンではゲストを何組にも分けてテラスへの案内を行うので 早め早めにお料理の提供を止めるのでしょうね。何はともあれ 14:00からのショーは開催されそうです。私達にお知らせがあったのは13:50過ぎ頃で おそらく最後のグループだったのだと思います。今日の誘導先はコース側のテラスでした。テラスへ出ると間もなく、真下のパーク内路面を出演者の皆さん(海の生き物モチーフの仮装をしたポルトパラディーゾの民の皆さん)がピアッツァトポリーノへ向かって歩いて行きました。まもなくチャペルミラコスタの鐘が鳴り、港町の民は踊りに興じ、水上にも船が姿を現して ハロウィーンパーティーがスタート。夫も初めて“フェスティバル・オブ・ミスティーク”を観ることができそうです。この場所からショーを眺めるのはこれが二回目となる私は、今回はついつい細かいところに目がいってしまいます。ミニーさんの乗る船が近くに来た時には、あれれー?この船に付いている大きな魚って…さっきのお皿のこれ↓なんじゃない??とか。この船に乗ってる女の子キャラクターの衣装も鱗のモチーフがいっぱいでなんだか魚っぽいわ~ とか。そう言われてみればこのミッキーが乗ってる船も、海に棲んでる魚みたいな翼竜…ヒッポカンポスなのかしらん?? とか。そもそもこの人たち↓が仮装のモチーフとした海の生き物ってそれぞれ何なのかしらねー? とか。そんな些細なことをいろいろ あれやこれやと考えているうちに、気が付けばミニーさん達の船は沖あいに逃げ、眠っていたはずの海の魔王は復活しかかって水面には水の柱が立ちのぼり…ミッキーの乗る船には邪悪な翼が生えてしまっていたのでした。そこへ突然「~listen to the sea~!」のメロディーと共にミニー姫のご帰還。予定調和とはいえ、女神のような女の子キャラクター達の尽力できょうも無事にポルトパラディーゾの港町に平和が戻って 街の民もゲストもみんな「ひと安心」です。もちろんミッキーもね!いやー ほんと。めでたしめでたし…常日頃 開業当初のディズニーシーやホテルミラコスタを懐かしんでばかりいる者にとっては、この“フェスティバル・オブ・ミスティーク”は 不本意ながらもちょっと涙ぐんでしまったり くすっと笑っちゃったり と なかなか忙しいハロウィーンショーのようです。強風のため一部内容を変更して行われた というおことわり付きのショー終了アナウンスまでしっかりきき終えて、私達がシルクロードガーデン店内に戻ったのは14:35過ぎのことでした。テーブルではミニーさんとミッキーさんがお出迎え。準備も万端。すぐにコースが再開となりました。三品目。白身魚(たぶんきょうは鯛)と揚げ豆腐とチンゲン菜に蟹肉入りのあんをかけたもの。四品目は豚ロース肉とイカと季節野菜(ナス、グリーンアスパラガス、キタアカリなど)の炒めもの。このあたりで夫は何やらモゾモゾし始めました。(「白いご飯…持ってきてもらおうかな…」)そしてデザート前の最後のお料理は海老ワンタンの入った担々麺。麺は刀削麺です。こちらは私が撮った担々麺ですが…夫の撮影した担々麺はこちら。我慢できずに白いご飯をお願いしたようです。(コースとは別料金になりますが、おかわり可です。)デザートは杏仁豆腐のグラスです。上が紫芋のプリンのようなババロアのようなもの、真ん中が普通の杏仁豆腐、下が柿のソースと三層になっていて、縦にスプーンを入れて三つの味を一緒にお楽しみくださいとのことでした。上にはコウモリのクッキーと黒ごまソース、葡萄と柿などの秋のフルーツも添えられていました。久しぶりにお腹いっぱい食べちゃったなぁ… 私のお腹も小さくなったもんだわね~…などと言いながら、シルクロードガーデンをあとにしたのは15:30も過ぎた頃でした。駐車場に向かうためにロビーからバンケットエリアに続く長い明るい廊下を歩き、大きなガラス窓越しにふと右手のホテル前ロータリーを見遣ると、そこにはあの 逆立ちした大きな魚が印象的な噴水が。いつもは何も意識せずなんとなく眺めている噴水ですが、今日は…ああ あんなところに亀もいるんだ~ …蛸の足も見えるね …あれは海の翼竜かな? タツノオトシゴかな??さきほどテラスから眺めたショーに登場した「海に棲む生き物たち」の姿をひとつひとつ確認せずにはいられない私達はこんな場所で思いがけなく長い時間を費やしてしまい…うっかり駐車場の無料サービス時間(3000円以上の利用で三時間)を過ぎてしまいそうになって 慌てて車まで戻っていつになくバタバタと舞浜を出発したのでした。 それでも。たった数時間でしたが舞浜ならではの体験ができ、私達にとっては他に代わるもののない素晴らしいひとときになりました。良い一日でした。* シルクロードガーデン の “ディズニー・ハロウィーン”ランチコース *・季節の前菜盛り合わせ・海老とアボカドと椎茸の揚げトースト スウィートチリソース・白身魚と豆腐の蟹肉あんかけ (別途¥900加算で「鮑と白身魚と豆腐の蟹肉あんかけ」に変更可能)・豚ロースと烏賊の炒め (別途¥900加算で「牛サーロインと烏賊の炒め」に変更可能)・海老雲呑入り担々刀削麺・紫芋と黒胡麻の杏仁豆腐 ・・・・・・・・・2019年9月2日~10月31日 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇○東京ディズニーリゾートR特集○