カテゴリ:【ホテルミラコスタ 宿泊】
(…その1から続く) 昼食まではあと一時間ちょっとあったので、それまでは今日もまたリゾートラインにでも乗って過ごそうか と 私達はとりあえずディズニーシーステーションへ向かいました。 途中、ちょっと寄り道するくらいのつもりで ホテルミラコスタ下にあるディズニーシー ピクニックエリアの木陰に立ち寄りました。 五月の風そよぐピクニックエリアは清々しく 訪れる人も殆どなくて静かで、なんだか気持ちが落ち着きます。 大島桜の咲いている時期もこの場所は素晴らしくきれいですが、緑の時期もまた美しいですよね。 あまりに居心地が良かったのでパラソルの下のテーブルで思いのほか長い時間を過ごしてしまい、これからリゾートラインに乗りに行っても慌ただしいだけで終わってしまうかなあ と思った私達は、結局ディズニーシーステーションからパークエントランスの周辺をお散歩しながら写真を撮り歩いて時間を過ごすこととなりました。 ディズニーシーステーション。 ノース側フォトロケーションのカウントダウンは「18」です。 ディズニーシーステーションを出発していく“ファンタジースプリングス”ライナー。 たくさんのお伽話を乗せ新しい世界へ走り出していくリゾートライナーを ミッキーも毎日この場所でこうして見送っているのですね~ そして13:00を大きく過ぎ、そろそろホテル館内に戻らなければ! まもなく昼食の時間ですからね。 本日お邪魔するのはオチェーアノのブッフェ。 ブッフェは私 ほんとうは得意ではないのですが、先月の結婚記念日お祝いにディナーコースに伺った際に覗き見たブッフェカウンターのお料理が春らしい彩りでとっても綺麗だったので うまく予定が合ったら来てみたいなあ と密かに思っていたのです。 ウエイティングエリアで少々待って、本日案内していただいたのは真ん中のパールのエリア。 お誕生日のシールを貼っていたので、昨日のベッラヴィスタラウンジに引き続きこちらのお店でも 入店早々いろいろなキャストさんからいっぱいお祝いの言葉をいただきました。 (よく知っているお店のお顔のわかるキャストさんからお祝いされるのって ちょっとくすぐったいような照れくさいような不思議な感じですね~) 「カム・ファインド・スプリング!」のテーマにふさわしいお花畑のような色とりどりの前菜と 私だけスパークリングワインのグラスもお願いして、お食事を始めました。 こちらはパンのコーナー。 ダイニングイベント恒例のパンで作られたオブジェも可愛いかったのですが、今回は実際にカウンターで提供されているパンもそれぞれとても手が込んでいて 見た目も可愛いものが多かったです。 これを全種類食べられる強靭な胃袋があったらなあ… 14:00頃には、14:05からのハーバーグリーティングのためにテラスへの扉を開ける旨のアナウンスが店内にありました。 (私達はケルプ側を指定されました。) 私はすぐにはテラスへ向かわず開始直前になってのこのこ行きましたけれど、本日この回のケルプ側のテラスについては混雑もなく 皆さんかなりゆったり鑑賞できていたように思います。 パーク内も穏やかな感じでしたよ。 そして14:05、「“ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」開始。 船に乗って登場する「ファンタジースプリングス」に住むキャラクター達。 毎回毎回ほんとうに「まるでアニメーションそのもの!」と感心してしまいます。 ミッキーとミニーもハーバーを囲む皆さんに全力でご挨拶。 ドナルド達が乗る黄色い船と 「アラビアンコースト」「マーメイドラグーン」住人の皆さんの乗る青い船もこちらのテラスからはよくみることができました。 せっかくのスパークリングワインをテーブルに残してきてしまったことが気がかりで皆さんよりも早いタイミングで室内に戻ると、なんと コースで過去何度もお世話になっているキャストさんとばったり鉢合わせ。 周りに他のお客様がいらっしゃらないのをいいことに、夫と三人でしばしの間お話ししてしまいました。 席に戻ると間もなく、私達のテーブルにはお誕生日シールとともにナプキンミニーさんがやってきました。 そしてこちらのお店でも、「記念にお写真撮りましょう」とキャストさんがお店のカメラを手にやってきて撮影してくださいましたよ。 15:00前頃には、私達は追加でアイスティーをお願いしてデザートタイムに突入しました。 春らしいカラフルなデザートカウンターの上には、ダッフィーとそのお友達の姿も。 それぞれのキャラクターをイメージしたデザートやエディブルフラワーがふんだんに添えられたロールケーキなど、デザートカウンターも前菜のカウンターと同様たいへんきれいで賑やかでした。 たまたまお会いできた顔見知りのキャストさんが熱心におすすめデザートについて説明してくださったのですが、いかんせん量を食べられない私は軽めのものを選びに選び テーブルに持ち帰りました。 (もうほんとうに …全てのお料理を食べられたらいいのに!) 今回のダイニングイベントで活躍するダッフィーのお友達をイメージしたデザート。 まあるいグラスがクッキーアンをイメージしたキャロットオレンジゼリー、すみれ色のお花がのっているのがリーナベルをイメージしたピーチムース、グラス入りグリーンのがジェラトーニをイメージしたパンナコッタとメロンソース。 (ほかにもダッフィーをイメージした紅茶のチーズケーキなどもありました。) 今回のホテルミラコスタのダイニングイベントでは各レストラン「担当キャラクター」があるそうで、そういえば4月にオチェーアノのコースにお邪魔した時は 当店はリーナベルを担当しています とキャストさんがちらっとおっしゃっていたし、シルクロードガーデンでは「当店はジェラトーニ担当です」、昨日のベッラヴィスタラウンジでもデザートは クッキーアンをイメージしている とおっしゃっていました。 ここオチェーアノのブッフェカウンターにはその全てのキャラクター達が勢ぞろいして彩りあふれるお料理やデザートを提供しているというわけですね~ 作り手の皆さんは、キャラクターたちや「春」を表現するために 素材をいろいろ探してメニューを工夫なさったのでしょう。 カウンターにお料理が並んでいる様子を目にして「なんだかきれい」と思ってしまった理由がよくわかりましたよ。 全てのお料理を食べることは難しくても、眺めているだけで楽しいブッフェでした。 食事が終わるころには、キャストさんが撮ってくださった写真もテーブルに届きました。 そして、それぞれ皆さん苦心して工夫していっしょうけんめいこしらえてくださったのであろうお誕生日シールやメッセージを記したカードも何枚も手元に集まってきてしまって文字通りの嬉しい悲鳴でした。 そのひとつひとつを落としたり忘れたりしないようによく確認して、テーブルを離れたのは16:00も近くなったころ。 私達は会計を済ませてロビーに出て、帰りに向かうためベルデスクに伺いました。 なんだか慌ただしくホテルをあとにした二週間前とは違い、きょうの出発時のロビーや正面玄関車寄せあたりは 本来のホテルミラコスタらしいゆったり温かな気遣いにあふれていました。 ――本当、二週間前の一種混沌としていたロビーはなんだったんだろう、ただ単に連休中だったうえにゲストもキャストも不慣れな方が多かっただけなのかしらん? そうも思いましたけれど、きょうホテルミラコスタとお別れするこのタイミングで私の心が穏やかなのはきっと、最後にオチェーアノを訪れたせいなのかもしれません。 長い年月 ずーっと通い続けている「オチェーアノ」。 大好きだったランチコースは世界を揺るがすような大きな出来事の影響ではかなくも営業を終了してしまったけれど。 お店の運営方法も提供されるお料理もキャストさん達の顔ぶれも対応も その全てが日々変化していっても、オチェーアノがわたしにとって「大切な思い出をこっそりしまってある場所」大きな宝箱のような存在であることは変わりようがありません。 もちろん オチェーアノだけが というわけではなくて。 数十年もの間にこの場所で交わした言葉や出会った数多くの人たちすべて。 わたしの舞浜での思い出はそんなものでできているのです。 だから。 まもなくこの地に誕生しようとしている新しい世界もまた、誰かにとってのそんな場所になってくれるといいのだけれどなあ。 何かが始まる前の一瞬の静けさの中にあるような 五月も後半に入った緑あふれる舞浜を去りつつ、私はそう思ったのでした。 (おわり) (ちょっとだけ前を通ってみた「ファンタジースプリングス・ホテル」) このホテルも新しくディズニーシーの一部になるのですからね。 遅かれ早かれ伺うことになるだろうなあ と今は思っています。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 利用なさってみてください。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 22, 2024 05:05:48 PM
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