やったことないこと 最終日編。(ドリーマーズ・ラウンジで朝食 など)
(前日の日記はこちら)5:45。自然に目が覚めたので窓からそっと外を覗いてみました。しーんと静まり返った早朝の東京ディズニーランド。が、視線をホテル下のあたりに移すと、私達が昨日朝並んでいた東京ディズニーランドステーション脇の保安検査待機場所(舞浜駅側)には既にゲストの姿がありました。皆さん早い…まだ目覚まし時計が鳴りだす前だったので もうちょっと寝よう とベッドに戻りました。6:00。目覚ましのアラームが鳴ったので、瞬時に止めました。と同時に 窓の外からディズニーランドのエントランスBGMが聞こえてきました。6:20。本格的に起床。(夫はまだ夢の中でした。)身支度しつつテレビ画面の「お知らせ」をチェックすると 本日の東京ディズニーランドの開園時刻は8:30、アーリーエントリーは7:50と告知されていました。昨日と同じですね~7:30。夫が起床して宿泊時恒例の朝風呂へ。窓から見ている限りではディズニーランドステーション駅下での保安検査は順調のようでした。この時間には真下のミッキー&フレンズ・スクエアには案内役と思しきホテルキャストさんが立っていらして、アーリーエントリーチケットを持っている宿泊ゲストは(駅下左右に伸びている保安検査待ちの列に並ぶのではなく)直接保安検査場へと優先的に案内されているように見えました。アーリーエントリーの開始まであと20分ですからね。左右の長い列に並んでいては間に合わないので特別に ということかもしれません。7:45。東京ディズニーランドのアーリーエントリー開始まであと5分となりました。窓から見ると、入園ゲートの前はゲストがびっしり。なんだか昨日の同じ時間よりもゲート前が混雑しているような気がするなあ。アーリーエントリーが利用できるのは滞在二日目以降なので、やはり週末だと土曜の夜に泊まりに来て日曜の朝に利用するゲストが多いのかなー と思いました。一番右の窓からはこの時間、ディズニーランドの立体駐車場の向こうに東京湾が見えていました。ゲートブリッジもはっきりと見えました。今のところ空には雲が多いように見えるけど、今日は昨日よりもお天気が良くなるかも と期待してしまいました。8:00。朝食の時間が近づいてきたので、ちょっと早めに部屋を出ました。8:05。朝食前に宿泊者のみが入れる庭園「シャーウッドガーデン」まで行ってみました。入口横の大きな門扉越しの景色が素敵だったので記念撮影をしているうちに時間が経ってしまい、結局中に居られたのはほんの数分。すぐに朝食の時間になってしまいました。8:20。コンシェルジュ&スイート宿泊特典の朝食会場である「ドリーマーズ・ラウンジ」へ。(6月1日からは特典の朝食はシャーウッドガーデン・レストランでの提供になるようです。)こちらのお店へは過去一度か二度くらいしか来たことがないと思うので、この機会に来ることができて本当によかったです。(予約困難店ですからね。)ここで朝食をとるのもまた 今回の「初めてづくし」のうちのひとつです。ふだんはイギリス風のアフタヌーンティーなども提供しているお店ですから 朝食は洋食のみのブッフェなのかな?と思っていたら 雑炊やきんぴらなどの総菜やお漬物、豆サイズのいなりずしや焼き鮭など和食風のものも少しだけありました。こちらの手前のは夫の朝食、一巡目。ラタトゥイユやポテトサラダが山盛りです。(私のは向こう側です。量が夫の四分の一くらい。??)洋食の卵料理はこちらのお店もなぜかスクランブルエッグのみでした。こちらは私の二巡目。左側のが鶏と雑穀の雑炊。雑炊、美味しかったですよ。9:30。朝食を終え、シャーウッドガーデンへ。宿泊者のみカードキーをかざして入ることができる入口はホテル建物側の舗道の先にあります。最初はゲストが少なかったのですが、時間が経つにつれて遊びにいらっしゃる方が増えました。曇りがちだった空もこの時間には晴れてきて、舞浜上空には青空が広がっていました。東京ディズニーランドの建物には青空がよく似合いますね。この池↓には、鴨の親子がいましたよ。このお母さん鴨はこのお庭の茂みで卵を温めていたのでしょうかね~近くで遊んでいた小さなお子さんたちと一緒に 子ガモの数を数えてしまいましたよ~10:15。部屋に戻りました。荷物を片付けたあと室内のあちこちで記念撮影をしましたが、絵になる場所が多すぎてたいへん時間がかかりました。(お部屋が素敵すぎて名残惜しかったです。)11:55。精算は昨日のうちに済ませてあったので、テレビ画面でエクスプレスチェックアウトの手続きをして部屋を出ました。大満足の良いお部屋でした。パーク正面の窓から眺める景色が ほんとうに東京ディズニーリゾートのイメージイラストか宣伝ポスターみたい。機会があれば ぜひまた宿泊したいです。12:10。自分達で駐車場の車まで荷物を運んだあと1階のショップ「ディズニー・マーカンタイル」でお買い物。その後ちょっとだけホテル探検。吹き抜けの下にはロビーやドリーマーズラウンジ。このホテルはロビーも自然光がいっぱい入って明るいですよね。若い皆さんや「シーよりランドに行くことが多い」という皆さんが口をそろえて「泊まるならランドホテル一択!東京ディズニーランドホテルが一番好き!」とおっしゃるのも なんだか頷ける気がします。13:20。東京ディズニーランドホテル駐車場を出発。(皆さんご存じとは思いますが、駐車場は宿泊者でもチェックアウト日の14:00を過ぎると追加料金がかかるようになりました。)13:25。ディズニー・アンバサダーホテル駐車場到着。…数十時間を経て戻ってきました。13:30過ぎ。昼食のため「エンパイアグリル」へ。こちらのお店もテーブルクロス使用しなくなったのですね。運営会社の方針転換でしょうか。お店の雰囲気がガラッと変わって、今までとはまったく印象が違いました。お料理はディズニーイースターのコースのみとのことでしたので、そちらを。それと私はスパークリングワインのグラスをお願いしました。ルイ・ロデレールがカリフォルニアのアンダーソンヴァレーで作っている物(じゃないかなー…??)で、とっても美味しかったです。製法が同じだからなのか、シャンパンにひけをとらない良い香りで 感動してしまいました。(サービスしてくださったキャストさんも香りのよさに驚いていらっしゃいました。)コースの最初には、アミューズとしてキウイエキスや生姜やハチミツのミックスされた小さなグラスが出てきました。食欲を喚起させる効果がある ということなのでしょうかね~デトックスウォーターのような健康を考えた飲み物と思っていただいてもいいです とキャストさんはおっしゃっていました。次がアペタイザーメドレーとミニタコス。こんなふうに三段になってご登場。(この形で提供される前菜も「初めて」といえば初めて。)一番上の段のミニタコスは、スモークサーモンと小海老にワカモーレサルサ、ボロネーゼにトマト、プルドポークにザワークラウト の三種類。真ん中の段は4種類のアペタイザーで、丸いのがアランチーニ(シチリア風コロッケ)トマトソース、透明の容器の中には柑橘を加えたグリンピースのムース、スプーンのような容器には生ハムのスプレッドと杏をのせたブリオッシュ、マグロのマリネに胡麻ドレッシング。一番下はタコス用のソースで、オニオンサルサ、ピリ辛ミントソース、生姜マヨネーズ の三種類。ひとりひとりに取り皿を用意してくださってあるので この段々から自分の好きな順で取って食べるという方式です。エンパイアグリルでは今後しばらくは前菜はこの形で提供するみたいですが、どうしてこの段々方式を採用したのかな~? と いろいろ考えてしまいましたよ。(前菜のお皿たくさん置くスペースないのかなー とか 一度に何皿分もお料理を提供できて手間が省けるからかなー とか…)一方的にお料理を提供していただくのではなくソースと食材を自分で組み合わせたりしてある種の参加気分が味わえるから楽しい! というゲストの方もいらっしゃるのかもしれませんけれどね~そしてここで テーブルにはパンが登場。「ポップオーバー」という中が空洞になっているふわふわの軽いパンです。以前ディズニーシーのSSコロンビア・ダイニングルームでも メインの付け合わせとしてチーズをたっぷり詰めたポップオーバーが出てきた記憶があるので、これもアメリカならではのパンなのだと思います。メインは、夫はポークスペアリブ。ソースは「ザアタルソース」というハーブやマスタードを使った中東風のソースだそうです。付け合わせは小さな蕪や「ハッシュドバック」という蛇腹状のグリルポテト。私はマトウダイのグリルを選択。(このタイミングで、カリフォルニア州ローダイの白ワインもグラスで持ってきていただきました。)半切りにしたレモンまでグリルされて出てきたのでびっくりしましたが、レモン好きなので絞ったりせず切り分けてお魚と一緒に食べてしまいました。デザートは噴火して溶岩(チェリーソース)が出ちゃってるプロメテウス火山(中はピスタチオのムース)。左側のフルーツに添えてあるラングドシャはディズニーシーのポンテヴェッキオの形をしていました。きっと お皿全体でディズニーシーのメディテレーニアンハーバーを表現しているのですよね~このコースには食後のお茶が含まれていないとのことだったので、私達はここで別にコーヒーもお願いしました。15:10。エンパイアグリルを出ました。15:30。ディズニー・アンバサダーホテル駐車場を出発。二泊三日の東京ディズニーリゾート滞在を終え、すぐそばの舞浜入口から首都高速道路にのり 帰宅の途につきました。もとはといえば 自分の誕生日のプレゼントのようなつもりで 長年「いつか泊まりたい」と思っていた客室に泊まるだけの予定だった今回のリゾート滞在。思いがけず急遽アーリーエントリーパスポートを利用してディズニーランドに行くことになり、こちらも「いつか行ってみたい」と考えていた 新しく誕生したエリアを体験することができました。ここ十年ちょっとの間に私達は、「ある日突然日常生活が一変する」ということを メディアを通して あるいは実際に たくさん見聞きし体験してきました。今日ある自分の命が 明日はないかもしれない。人生をとっくに折り返してしまっている私はそんなことを現実味を持ってしみじみと感じるようになりました。だから最近では、まだやってない「やりたいこと」を思い出したら 自分なりにできる範囲でですがなるべく早くとりかかろうと努力しています。いつかその時がきたらやろう と思って先延ばしにしていては、その時が来る前に時間切れになってしまうかもしれないですからね。時間には限りがあるし、その限りいっぱいまで自分の心や身体が自由に動けるわけではないですから。まあ そんなふうなもっともらしい理由付けをして、今回は夫にもわがままをいっぱいきいてもらいました。明日からの実生活、現実の生活に戻ったら、今度はそちらの世界での「やりたいと思ってたけどまだやってないこと」も 引き続きひとつひとつ なるべく楽しみつつ片付けていこうと思っています。(おしまい)** エンパイア・グリル の ”ディズニーイースター”2022・エンパイアグリル・ランチ **・アミューズブーシュ・アペタイザー アランチーニ マグロのマリネ 生ハムのスプレッド グリーンピースのムース ・ミニタコス ボロネーズ プルドポーク スモークサーモンとシュリンプ・メイン(以下より一品選択) 松阪ポークスペアリブのグリル 水郷赤鶏のグリル マトウダイのグリル ビーフサーロインのグリル(別途¥1,500) エンパイア・グリル特製 バーベキューグリル(別途¥2,000) ・デザート ピスタチオのムースとグリオットのコンポート レモンのソルベを添えて ・・・・・・・・・2022年3月31日~5月31日 (6000)(エンパイアグリル ~5月31日のグラス提供ワイン) スパークリングワイン・ロデレール・エステート カルテット・ブリュット アンダーソン・ヴァレー ¥1,900 白ワイン ・ナーリー・ヘッド ヴィオニエ ローダイ ¥1,700 ・ジラード シャルドネ カリフォルニア ¥2,200 赤ワイン ・オーク・リッジ カベルネ・ソーヴィニョン ローダイ ¥1,800 ・オー・ジー・ヴィー オールド・ヴァイン・ジンファンデル ローダイ ¥1,800◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇