コンサート、石川さゆり物語
岡山市民会館の石川さゆりコンサートに行って来ました。コンサートなんて何年振りかな? 生の石川さゆり、抜群の歌唱力、豪華な着物のステージ衣装、講談調にまとめられた石川さゆり物語。ステージの両サイドのモニターに映し出されるレコードジャケットの写真が石川さゆりの変遷を浮かび上がらせて良い演出でした。 堀プロ3人娘で14歳でデビュー、森昌子、山口百恵、石川さゆりのはずがヒット曲のないままいつのまにか桜田淳子と入れ替わり事務所の電話番をさせられた不遇時代を経験し、「津軽海峡冬景色」で開花しましたね。「天城越え」も発売当初はまったく売れなかったとか。酸いも甘いも噛み分けた演歌の女王、1958年生まれの同い年、(彼女は1月生まれなので学年はひとつ上です)これからも歌一筋に芸の道を極めて行く所存だと語っていました。 好きだけで一筋に(滝の白糸) しんぼ我慢の花が咲く(夫婦善哉) うそでも抱かれりゃ温かい(天城越え) これが聞きたかった。8,400円、全然高いと思わない素敵なステージでした。市民会館の出口で70過ぎのお爺さんとお婆さん仲良く手を繋いで歩いていました。お婆さんの手をしっかり握って寄り添う感じがとても良かった。 日本人は恥ずかしがりやで夫婦でもほとんど手を繋がないけどスキンシップは大切です。人前でキスは流石に恥ずかしいから出来ないけれど。 歌に酔い さゆりに酔った 今宵かな 「歌芝居」のCDまで買ってしまいました。 石川さゆり 歌芝居