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【楽天ブログでは文字数が制限されているため、二回にまたがってしまいました。
前回のつづきです。 】 その3 実用的方法 ~この通りにやれば「とりあえず書けちゃう」 私のやり方は、 ・作文が苦手で、何をどうしたらいいのかわからない ・どんなことを書いたらいいのかわからない ・何がわからないのかもわからない ・とにかくわからないんだコノヤロー という人を対象にしてます。 だから、文章の作り方としては素晴らしくないし、すごくもない。 10点満点のうち、10点は目指してない。 でも、6点から8点は取れる。 目標は、「読んでも文章の意味分からなかったけど、言うとおりにしたら作文書けた」です。 さらに、「そんでもって、よくわかんないままに点取れた」です。 たぶん、学校の先生は一生教えてくれない方法だと思います。 かなりセコくて、卑怯な方法ですが、かんべんしてください。 【 都立高校 二百字作文 基本の作成例 】 ◎作成例 その1 1 「私も(本文から筆者の意見を抜き出す)~~と思う。」と自分の立場を明らかにする。 2 「なぜなら(本文から理由の部分を抜き出す)だからだ。」と理由を書く。 3-1 賛成例を書いて、「私の周りにも~~という人がいるが、そうあるべきだ」と書く。 3-2 反対例を書いて、「私の周りにも~~という人がいるが、それではいけない」と書く。 4 「やはり(本文から筆者の意見を抜き出す)ことが必要である。」と結論を書く。 【賛成反対、理由、具体例】すべてを書いて完答の10点を狙う方法。 具体例は自分で考えなければならない。本文の内容に合う状況で、身近な例を考える。 ◎作成例 その2 1 本文から文を抜き出す。最初の段落、最後の段落の文、何度も出てくる言葉、など。 (都立の問題は、だいたい一行が三十四字なので、それを目安にする。) 2 最初の文に「~と私も思う」、最後の文に「~という筆者の意見に私も賛成だ。」と付け加える。 3 具体例が必要な場合は、本文にある具体例を少し変えて(自分の体験だということにして)書く。 具体例を自分で考えない。本文の例をそのまま頂戴して、「私にも~~ということがあった」とする。 うまくすれば10点も狙える。 以上のふたつはなんだかんだ言って「作文」になっているが、これから述べる3つの方法は「作文」ともいえない、単なる「解答の作り方」である。しかし、それなりに使えるものなので作文の苦手な生徒には充分に有効。 ◎作成例 その3 1 本文の最初の段落の一文目(または最後の文)を抜き出して 「と私も思う。」 とつなげる。 2 本文にある具体例を書く。(私も以前~~があった。と自分の体験として) 3 本文の最後の段落の一文目(または最後の文)に「という筆者の意見に私も賛成だ。」とつなげる。 本文を読んでも内容がよくわからなかったときのためのもの。 本文の最初の段落と最後の段落で勝負を賭ける。 本文の具体例を変えずにそのまま書いちゃう。具体例がなければ、あきらめて書かない。(2点の減点) ◎作成例 その4 1 本文の最後の段落から五行程度をまるまる抜き出して、「と私も思う。」とつなげる。 2 「筆者の意見に私も賛成だ。」とつなげる。 本文を読んでも内容がよくわからなかったときのためのもの。 本文の最後の段落で勝負を賭ける。5行ごっそり抜き出すので、作業はかなりラク。手数と効率の点からいうと、この方法がいちばんいい。 もし具体例が見つかれば、書く。しかし基本的には具体例はあきらめて書かない。(2点の減点) ◎作成例 その5(これは平成18年度にしか通用しないかもしれない) 1 本文の中で、問題用に傍線がひいてある文をつなげて、「と私も思う」「と思う」とつなげる。 2 1を繰り返し、最後は、「という筆者の意見に私も賛成だ」でしめる。 本文を読んでも内容がよくわからなくて、しかも基本の1~4が使えないときのためのもの。 これはかなりの裏技であり、最終手段。でも平成18年度はこれで8点は取れた。 作文の苦手な生徒は、1と2でダメだと思ったら、3と4の方法で勝負しても良い。 ここ10年の都立入試では、345のどれかの方法で、6点から10点の作文が書けた。 へたにがんばるより、そのほうが効率よく得点できる。 都立入試の作文は、 「すばらしい文章を書くこと」や「独創性のある文章を書くこと」が目的ではない。 ただ単に、「原稿用紙のルールが守れているか」「主語、述語が合っているか」「理由がちゃんと書けているか」といったものを見るだけだ。 こんなもん、読むほうもたいして時間書けて読まないんだから、書く方も時間かけないで、テキトーでいいんである。 「なんだこのバカみたいな方法は」という感想を持つ方もいると思いますが、これでいいんです。 なぜなら、作文なんかに点数つけられるわけないし、それが不可能だとわかって作文書かせてくるんですから。 こっちも、テキトーに対処しとけばいい。 作文なんかは5分でかたずけちゃって、他の問題にもっと時間をかけるべきです。 「とりあえず、書くだけ書いた」 それで充分なのです。 作文を書いても、それを直してもらわないでは効果がありません。 もし身近に作文の指導をしてくれる人がいないのなら、メールでもコメント欄でも、作文を見せてください。 添削・直しを入れて採点します。 トライ&エラーが、レベルアップへの近道です。 まずはやってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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