コング
正月休み中、借りてきた映画を観ました。あまりに長尺なんで(3時間over)、まんなかへんまで観て返却してまた借りたんだけど。「キング・コング」。2005年のリメイク版です。これがまあ細部までようできた映画で、いくらなんでももーちょっと詰められるだろ? アタマの方とかムシんとことか長すぎるだろ? とかいう部分はあったのですが、それも含めてぎっちりと熱意に満ち満ちて作ってあって感動しました。しかし、コングがかわいそうだ……原作がああいう結末になっちゃってんだから仕方ないんですが、だからああいうことをするのは間違っているんだよという作りにはちゃんとなってるんですが、ああいう結末で話を終えられちゃうと、「うわあんコングがあ」で全ての思考が停止してしまうのでアカン。今もほんのり悲しい。「コングは架空の動物で、かわいそうなコングは実在しません」と今いっしょうけんめい自分をなだめています。そおゆー(こおゆー)あたまの悪い人向けに、コングが島に帰って元通りに暮らしていく結末のバージョンを作ってください。その際には、ムシのシーンもカットしてね。お願い。やっぱ長い。あそこ。