とんぼ玉工房「MASUMI」ますみのとんぼ玉日記

こんばんは。
少し元気になりました。(^o^)／

おととい、こんな玉を創りました。

まずこの玉。

「銀箔の残ったものをそろそろ処理したい」
と、創った玉です。-○―ヾ(・・*)

が、この玉は失敗。
最初からひびが多く入っていました。

上記画像はシャフトから外した直後の画像です。
よく見えませんが、もう相当ひびが入ってます。

実はこの玉
「ん？　なんか、離型剤にひびが見える？」
と、創っている当初から嫌な予感がしていたのです。
こういう時のわたしの勘は、大体当たります。(^_^;)

よく言いますよね、女の勘は鋭い（男の浮気を見抜く）って。
わたしはその能力はゼロですが、こういう勘は鋭いかも。

「この玉は失敗する確率が、他より高い！（離型剤が剥がれるかも）」
と用心して、玉を創っていたのですが、全く違う失敗でした。
それが、思わぬ感じのひびだったのです。

穴は大きく、８ミリシャフト。

この画像は、作成日の１日後にひとつ前の画像と同じ面を撮ってますが、黄色とピンクの部分に深くひびが入って、進行してます。（見比べてみてください）

ホントスゴイひび。

でもこのひび。
「美しい！！」
ひびの入り方が芸術的だと思うことも。

とまあ、こんな風にビキッとひびが。(^_^;)

私の経験上、透明ピンクと銀箔は相性が悪く、ガラスが薄汚いオレンジ色に変色してしまうことが分かっています。
それを防ぐには、どうしたら？

あ、そうだ！
「透明ピンクと銀箔が、直接触れなければたぶんイケる」

と、銀箔象嵌後、透明ガラスを巻いて、その後ピンクを巻くようにしました。
これは良かったようで、きれいにピンクが出ています。

今回のひびの原因は「銀箔の入れ方が不適切」だと思います。
ガラスの中だけにひびが見えるのがそうです。

これは銀箔の入れ方に大きな原因があります。
銀箔の不均等さにガラスが耐え切れず、歪でひびが入ったのでしょう。
またやり直そう～。

ガラスにとって金属箔はあくまで異物です。
今度、ひびの形態・種類特集も行う予定です。

さて指輪です。
撮影しにくいので、こういうケースを購入。

過去、いきなりツイスト棒だけをシャフトに巻こうとしましたが、離型剤が剥がれてミス！
やはり最初にガラスを巻くのが一番だと思いました。

今回ツイスト棒を巻く前に、下地として透明なガラスを細めに巻いてみたのです。
これが大成功しました。

また、ツイスト棒一周を指輪にすれば、どうしてもツイスト棒の繋ぎ目が目立ちます。
これが見苦しい～。

この指輪の場合も、ツイスト棒の長さを短く切ってしまい、慌てて少し継ぎ足しましたが、やはり見苦しい。



そこで今回、そこに被せるようにヘッドを着けたのです。

ヘッドを着けるとなんと可愛らしいのでしょう。
ちょっと子どもっぽいかな。
でもわたしは、子どもっぽいのが好きです。

うん、おいしそう

後ろはこうです～。

このような虹ツイスト指輪は、初めて指輪を創ったときにこうでした。

しかし、後ろの白が見苦しい！
しかも虹ツイスト棒自体が細く薄い。
指輪自体、ガラスが厚くなってしまいましたし。

わたしは虹ツイスト棒だけの指輪を創りたかったのです。
今回の指輪にするためには、いろいろ試行錯誤しましたね。

最近は色が濃く太いツイストが引けますから

今までのガラス指輪（一部）です。

指輪もずいぶんスリムに。

但し、指輪はどれも、落とせば割れる危険が極めて高い！
わたしが創ってきたガラス作品中、一番割れやすいのは指輪かも。

でも指輪が割れたことはまだないです。

昨日は秋葉原と浅草橋（隣同士）に買い出しに行きました。（後日詳しく記載）
アキバにはＰＣ関連品を、浅草橋にはとんぼ玉の材料を。

ｋｉｎａｒｉ浅草橋店で、こういう指輪があったので購入。
「自分で創れ！」
と言われそうですが、これ酸素バーナーで創ってるので硬質ガラスです～。
酸素バーナーは使ったことがないです。

今度、酸素バーナー体験教室に行くことになりました
楽しみ～。

裏はこう。
アメリカ作家さんの逸品です。

確かにエディさんたちのマーブルと似ているかも。

硬質ガラスで虹……。
萌え～

う～ん、楽しみ～。(*^。^*)

自分で指輪ができるなんて、バーナーワークの醍醐味の一つ

では次回、こうご期待！

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