カテゴリ:ますみの新作とんぼ玉
こんにちは、彩ますみ(MASUMI)です。 今回の記事は、必要以上にあまり暗くしないよう努力しましたが。 タイトルの通りなのですが。 ずっと病院で苦しい状態だったと思います。 空と雲が好きなもののひとつなので、わたしはよく空を見上げます。 想像してみてください。 東京大空襲なんか、本当にどこも逃げ場所がなかったと言います。 おばーちゃんはそういう時代を、必死に生きてきたんです。 戦争が終わってもきっと、大変なことばかりだったと思います。 そんなおばーちゃんがやっと楽になった。(と、表現したい) わたしの頭ん中、とんぼ玉のことでいっぱい。 そう思って、その日のうちに急遽バーナーに向かい、創りました。-○―ヾ(・・*) 亡くなった人への玉ですから、いつものレインボーカラーではそぐわない。 あれを、ガラスで表現したいと思いました。 あのゆらゆら感を出すには、やっぱり夏にやっているあの技法をするのが一番。 でも、この大きい方は現在、ひびが進行しています。 実際に、おばーちゃんの骨壺に、遺骨と一緒に入れて頂いたのは、この小さい方のとんぼ玉です。 火葬場の係員さんたちに とんぼ玉をやっていて、本当に良かったと感じた瞬間でした。 わたしはどんな人でもたぶん。 でも遺骨になったときは、あまり涙が出ません。 ところが今回ばかりは。 とんぼ玉というのは元々、古来から死者に副葬品としてお供えする目的で創られたような玉が多いです。 亡くなったおばーちゃんに、わたしがまだとんぼ玉初心者の頃。 このころに比べれば、上達したかなあ。 硬いガラスを熔かせるし、それに......。 とんぼ玉ってスゴいよね。 わたしが亡くなっても、今いる人全てが亡くなっても。 今回のお葬式で多く使うであろう数珠も、たぶんできるし。 とんぼ玉を創り続けている人間として。 次はもっと改良して。 とんぼ玉名ももう、決めているのです。 では次回もまた、こうご期待
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最終更新日
2012年06月03日 21時58分29秒
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