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テーマ:中学生ママの日記(17702)
カテゴリ:社会
娘はいつも報告しておりますように、社会(暗記もの)もできません。
これこそ、するかしないか、の問題だけだと思うのですが…(-_-;) まあ確かに興味をもてないものはなかなか覚えられないですよね。 わたしが子供の頃、少女漫画を読んでは、後 「すごい~~!どうしてこんな話思いつく訳!?」と感動して 猛烈に勉強(読書)したくなったことを覚えております。 みなさんもそういうご経験があるかと。 例えば『ベルサイユのバラ』は週間マーガレットで連載中リアルタイムで読んでいましたが、 それで、フランス革命のころのこと妙に詳しかったりしませんでしたか? 娘は付録つきの月刊少女漫画誌をずっと買い続けていましたが 最近の(というかしばらく前から)少女漫画は学園ラブものばかりで それなりに面白い展開もありますが、 上記のような知的刺激を与えてくれる、知的好奇心をかきたてるきっかけになるような少女漫画は残念なことにみあたらなくなりました。 (そういうのは別のメディアに移行してしまったのでしょうか?ゲームとか。) 前置きが長くなりました… わたしがひっさびさに今ハマっている漫画がこれです!! チェーザレ(2) 『チェーザレ』 チェーザレ・ボルジアの学生時代から始まる伝記です。 青年誌に発表されているのですが、絵柄は上手くて耽美だけど渋めの少女漫画の系統。 楽しい!!美しい!!美男てんこもり!!いや、それがいいたかったのではなくて、 その、歴史への知的興味をかきたててくれる、子供のころのワクワク感がよみがえるような漫画作品なのです。 人物像もなかなか。原作が未翻訳の伝記で研究者の監修もついているらしく、時代考証もかなりしっかりしていて読み応えがあります。特に三巻あたりからぐいぐい引きつける面白い展開になってきています。レオナルドとの出会いなど感動ものですよ。 ところでセリフにスペイン語が登場する場面があるのですが、 なんで現代スペイン語なわけ?って一瞬思いました。が、よ~~く考えたらその他のセリフがもともと「現代日本語」なわけで(笑)何もおかしくないのですね。(ただ、アクセント記号が違うのはちょっと…、しかしこんな些細な事でこの作品の価値はまったく下がりません。為念) とにかく、ミケランジェロが描く以前のシスティーナ礼拝堂の天井の絵をご覧あれ。 (わたし個人の趣味だとこっちのほうが好き…) おフランス人が粗野に描かれていたり、スペイン人おもいっきり粋に描かれていたり 当時はそうだっただろうな、というくすぐりも随所に。 そして、歴史や美術の背景知識をもっと知りたくなります。ここポイント。 この漫画、最初は若い友人に借りたのですが、速攻で読み終わり即返却、自分で買い直す事に決定。大人買いだ~~。娘が一巻しかちゃんと読めなかったのではやく買ってとせがんでいます。 しばらくチーザレのセリフ「Ole」が家庭内流行語(決めポーズつき)になりましたよ。 (↑こっちへ来なさいの意味で使います。読んだ人にはわかります(笑)) こういう漫画で娘の世界がひろがると理想です。 ↓「そういえば最近美青年を見ていないわという方はクリック↓ チェーザレ(1) チェーザレ(3) 【予約】 チェーザレ 破壊の創造者(4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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