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カテゴリ:公立中高一貫校受験
娘は今中3ですから、もう3年前になるんですね。
筆記試験のあと午後から面接がありました。 以下は娘から聞いた話とわたしの思いでの話です。 面接は数人のグループ単位で行われ、面接官の先生は二人でした。 競争倍率がグループ人数よりやや大きい数字でしたので 何人にひとりという考え方だと、面接グループの中から合格者はほぼ一人、場合によっては一人もでないグループもある、といった数字でした。 もちろん当日そんな事を考えたわけではありませんが。 娘が面接後に聞かせてくれた話 隣に座った女の子が緊張して膝の上の手をぎゅうっと握りしめていて、ちょっと震えていて大丈夫かなと思ったとか、(すごい余裕に聞こえますが、本人も緊張の極みでした^^;) ママに「この学校を志望する理由きかれるかな」ってきいてるのに、「そんなの聞かれないでしょう」って軽~く言われてたけど、実際に質問されて考えてなくてすごく慌てて困ったとか。(ハイ、後で責められました) 後、質問に対し挙手をした順番で答えるらしかったけど そんなの知らないから出遅れた~、とか。 準備万端、自信満々で、その質問を待ってましたといわんばかりに何でも一番に手を挙げる女の子がいた、とか。 親でさえ応援体制とは言えなかった状況で、娘ひとりでよく頑張ったと思います。 でも、面接が終わったときはやはり自信を無くしていたみたいでした。 うまく言えたかどうかわからない、少なくとも速く手は挙げられなかったし… (しかも準備として何も考えていなかったし…) しゅん、としていたように思います。 娘がその場で考えた学校の志望理由は 大好きなふくろうが巣をつくる大きな木が校内に生えていること。 別の質問はたしか「冬のイメージを表現しなさい」みたいなことで、 なにかありきたりではない、はっとするような絵画的な印象を答えたように覚えています。 決して準備した模範解答ではありませんでしたが、わたしがそれを聞いて感動したくらいです。 その答えで十分素晴らしいじゃない、先を争わなくてもちゃんと答えられたらそれでいいじゃない、それがいつものあなたなんだし、みたいなこと、 なんとなく慰めるような会話をしたことを覚えています。 わからないものですね。 娘は合格。 そしてなんと隣に座っていた、震えていた女の子も合格。 三年間同じクラスで、仲良しです。 縁ってあるんですね。 入学式の日の受付名簿で名前がわりの受験番号がくっついて並んでいる数字を見ました。 その前と後の数字がとても開いていたことまで娘は見ていました。 一年の教室で娘はあ、あのこがいる、と思い、 むこうも覚えていました。隣でいっしょに面接を受けたこだって。 自信たっぷりだった女の子の姿はありませんでした。 これから入試をされるお子さん、親御さんも いろんな情報が飛び交い、自分を見失いそうになるかもしれませんが いつもの自分の力を信じて、あまり力みすぎないで入試に臨んで下さい。 そして入試倍率はあくまで倍率、確率ではありませんので 少人数のグループの中での出来不出来を、あまり気にしないで下さい。 もし後にも別の試験が控えているとしたら、気分を引きずっちゃうのはコワイですよね。 持てる力を発揮すれば、他に凄い子がいたとしても大丈夫ですよ。 気にしない。 娘の面接グループのような例もあるわけですから。 ↓合格祈願にポチ、どうぞ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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