待てど暮らせどマテマティカ

娘の宿題、数学はなんと特別メニューがでました。

皆の宿題と違って、あまり量の多くない高校入試問題集一冊と、
中学二年用の問題集の基本問題だけを一冊おさらいするしてくることになりました。
ひとりだけ呼ばれて手渡されたそうです。

実のところ、難しくて量も多い宿題をわからないままやっていくのが時間的に精一杯になって、
本当にやらせたい、もう少し基本のところを取り組む時間の余裕がないのが一番の悩みだったのです。

このひとり特別メニュー、本来なら嘆くべきことでしょうが、
上記の理由でわたしは喜んでいます。
先生も娘の現状をよく理解して、対応して下さっていると感謝しています。


さて、今日お昼頃やっと数学の宿題に手をつけたので少し見てみました。
一次方程式、文章題になると、例題のところでもう詰まっています。

マ「何を問われているか、それをxにすればいいだけだよ。それだけ。慌てずに良く読んでごらん」

一題試しに解いてみせると、娘今度は納得して、次の練習問題に入りました。
「推理パズルみたいで面白いじゃない」という話をすると少しやる気も起ったみたいです。

◆問◆　ある数から６をひくと、もとの数を２でわった数に等しくなる。ある数を求めよ

娘「…ええっと」
マ「だから、ある数をxにするんでしょ？」
娘「そうかー」

すると式はすらすらと書き始める。そして一年前のような計算ミスはなくなっているので
昔とは見違える様な速さで迷い無く答えを導きました。



◆次の問い◆　長さ７５cmのテープを２つに切って、切ったテープの長さの差が11cmになるようにしたい。短い方のテープを何cmにすればよいか

娘「…んんっと…」
マ「短いテープの長さが、尋ねられているんだから、これをxにする、って、いろいろ考えずにまず決めてやってごらん。もし違ったらもう一回別のを考え直せばいいんだから。」
娘「……」考え中

式のたてかたを身につけるまでもう少しなんだけどな、というところ。
考え方を言ったら、それでなんとか式を書き出し、計算はさすがにすらすら。答えもOK。


◆最後の問い◆　クラス会を開くのに、１人３５０円ずつ集めると…
ここまで読んで娘
「クラス会がエックス？（←素で）」


ぶわははははh！んなわけないでしょ～～～二人同時に爆笑！
クラス会エックス！謎のクラス会～～～！
どんな問題よ～～
もう、涙はでるわ、脱力するわ。

しばらくクラス会がどんなんかネタを嵐のように出し合い、

気をとりなおして、やっと問題を解かせました。
（面白いのが優先するのはわがやの弱点だと気づきました…）

◆謎のクラス会の問題◆　１人３５０円ずつ集めると1700円不足するので、１人４５０円ずつ集めたら2000円余った。このクラスの人数を求めよ

マ（涙にじませ）「ど、どう考えてもクラスの人数がxだよねえ」
娘は迷わず式をたてました。これはなかなか、昔だったら大混乱してたはず。
そして正解。xの値がマイナスになることもなく。

娘「むかしは計算してて、なるはずがないマイナスになったりしてた…」とぽつり。

そう、ゆっくりだけど、進歩しているからいいんです。
ゆ～～～～～～っくりだけど。
神様がマミィの忍耐力を試しているのかと思うくらいのね(^^;;)

文章題があきらかにできていない。読んで何を問われているのかわかっていない、ということが今日はっきり見えました。
娘が「クラス会を開くのに、」まで読んだ時、わたしはすでに問題文を全部読んでいました。理解が遅いからか、娘は問題を読むスピード自体も遅いのに気づきました。
やはり国語力は大きい。

でも、ここまでならそれほど難しい問題とは思えないので…
練習量をこなせば、パターンがわかってスピードもあがるはずです。
今後の課題です。


次のページを開いたら、食塩水の問題だったので
親子で無言でひいぃ～～～～と息を飲み、

「さあ、これから掃除しようか」
となった午後でした。


今娘は英語の宿題をやっています。

食塩水は明日、本気でとりくみます。


覚悟してます、ハイ。


寒いのでちょっとご機嫌ななめ？街角の猫

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