待てど暮らせどマテマティカ

通りすがりのよそさまの玄関先の花、慌てて撮るとぶれますな(笑)


放射線治療おかげさまで終わりました。やっと、です。

でもそれほど酷い暑さとか大雨とかにあわなく通院できたので

ありがたかったかなぁと今は思います。


私のうけた治療は2グレイ（放射線の単位です）×25回。

これは技師さんによると乳房に照射する教科書度通りの標準量だそうです。


いま乳房をみるとさすがにこんがり、色づいているのがわかります。

ぶつぶつと毛穴が開いているように見え、かさかさしています。

でもほとんどかゆみはありません。

やはり冷やした方がいいのですって。

それと、こすれないようにするのも大事な事のようです。

しめつけるようなブラや下着は避けた方がいいと。

軽い火傷というか、日焼けのような症状ですからね。

これから十日間ぐらいはまだ赤くなったりすることもあるそうですが

その後徐々に皮膚は治って元に戻るそうです。


キャミソールでも見えるか見えないくらいの位置なので

今でも外から見た目はオッケーです。


ああ、終わった。終わった。嬉しいです。

すでに顔見知りになってしまった

放射線科の受付のひとたちや、支払い窓口の人たちともこれでお別れです。

不思議な感じ。

時刻表覚えてしまった路線バスも乗る事もないだろうし。



最初はわたし裸がはずかしいので無言で怒っていましたが

慣れて来ると技師さんに質問攻め(笑)


この機械はドイツ製ですかとか

BGMは有線ですかとか

どうやって放射線は発生するのですかとか

わたしの胸にあたる以外の放射線はどうなるのですかとか

治療室の壁はどんな素材でできているのですかとか

…

子どもか！


でも主任の技師さんは丁寧にいろいろ教えて下さって

面白かったです。

胸にきゅきゅっと書いたマーカーはどこのメーカーですか、

はさすがに最後まで聞けませんでしたが(笑)

↓お見苦しい写真、すみません。健常側の乳房につけられた印です。

これ娘の帰ってきた試験答案用紙を見た時に額にできるマークじゃないですか。

こういう印（複数）と赤いレーザー光とで照射の照準をあわせるのです。

この印ともおさらばだわ～～と内心喜んでいたら

技師さんに、

「すぐにこすったりしないようにね。」

とくぎをさされました。照射側は肌が弱っていますからね。

シャワー浴びたりしていて自然に消えるのを待つくらいが良いそうです。


治療室のBGMは技師さんの自前のCDだときいたので

最後の日にはわたしのお気に入りかつBGM向きCD2枚をさし上げて

こころばかりの御礼をしました。

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