待てど暮らせどマテマティカ

ついに学校へ電話をかける事態に。修学旅行のことで、です。
後悔しています。
いえ、今朝の電突のことではなく
もっと早く電話をしなかったことに、後悔しています。
いろいろとこれまでのいきさつもあり
釈然としない思いがあるのですが長くなるのでまたいつか。
（今書く気力がないんです…昨日の日記参照）


朝一番の電話はマスクのことであり、
マスクのことではないんです。


東京へ行くのに件のインフル騒ぎで
マスク持参となっているのですが

同宿になる友人がそういうことにおそろしく無頓着。

実際のところ、
どこでどうなって感染するかしないかもわからないし
国内旅行中、マスクもつけるタイミングや扱いで
役に立つかどうかもわからないのが正直なところ。

でもね、

わたしの癌の病気と手術後の大変さを知って
娘は心配して昨秋から学校で風邪を貰ってこないようにと
とてもとても気をつかってくれているんです。
注射こわいのにさっさと予防注射にいきましたし
手洗いうがい徹底してましたし。
しっかり睡眠もとっていました（これはちょっと別かも^^;）
ママに何かあったら大変って。母子家庭ですからね。
優しい子なんです。


なのにその友人はこの冬も
「きょうだいがインフルにかかっているのよ～」
って言いながら平気で近くでゲホゲホやりぬいてくれたらしいです。

ちゃんとそのことは嫌だと
私の病後の事もあるから嫌だと
何度も言っったらしいですが
そのこへっちゃら。
「わたしは風邪は大丈夫だし～」と。
その子に日本語、通じません。どうすれば？

優しい娘もさすがにキレていましたね
「あんたのことなんてどうでもいいんだよ！」って叫んでましたね。
本人に向かっては言っていませんけれど。



その流れのあげく今回の豚インフル＋相部屋騒ぎ。
学校からは「マスクを持って行くように」との何ともぼんやりとした指示。

娘が嘆くんです。
「わたしあのこのぶんのマスクも持っていかなきゃならないわけ？
絶対持ってこないし、しないし。」
「これだけいわれていて、感染したりしたら
バカじゃん！！」

そして無力感にとらわれたのか
「何千回も言ったのに。ママの病後のことがあるから
心配なんだって何千回も言ったのに～！」って
泣きながら寝室へ上がって行ったんです。

泣くんですよ。かわいそうに。わたしのことで。

もともとその子はほかのこからあまり歓迎されないらしく
研修目的が違うのに他の子から
娘に同行を押し付けられたような形になっているのです。

何故本人でなく他人が誰と誰が一緒に行けと決められるのですか？
優しいってバカの同義語ですか？
優秀な学校の皆さん。


その決め方だけでも不愉快なのに
譲って譲って、
最後のママを危険な目にあわせたくないっていうささやかな望みさえ
かないそうにないと涙する娘。


泣いて階段を上がって行く娘に
「ママは、だいじょうぶだよ～」
とつとめて明るく声をかけましたが

そのとき決めました。朝イチで学校に電トツ。

朝娘を送り出し、玄関から部屋に戻っていざ。

担当（とおぼしき）先生を指名してお話しました。
中学までさかのぼるいきさつや
今回のグループ決めのことで
娘が後で何度も職員室に相談に言ったはずだが
聞き入れてもらえなかった理不尽さ。
しかし決まったことはしょうがないのでそれはもういいとして

泣く程心配している娘の気持ちを考えてほしい旨、
つまり
その子にマスクを持ってくるように言い、
親御さんにもそのようにハッキリと言って下さい、と。


マスクというモノの話しではなく
相手に対する思いやりの形がたまたまマスクであるということ、
理解してもらえるといいのですが。


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