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テーマ:今日のこと★☆(106284)
カテゴリ:いろいろ
昨日更新をサボったので、先ずは昨日の空から。
昼前に雨が降りましたが、昼からは天気が持ち直しました。 そして、夜。 お月さんを写してみました。 コレで、最大望遠なのですが、小さすぎて、なんだかよくわかりません(笑) そして、今朝の空。 今日は、昼から明日にかけて雨だとのこと。 予想最高気温は、25度と、やっと30度を下回るのかって感じですが、 湿気が多いので今の時点で既に蒸し暑いです。 で、本題。 遅ればせながら、吾妻ひでおの「失踪日記」を読みました。 吾妻ひでおは、学生の頃に、「やけくそ天使」や、SF系雑誌に載っていたのをよく読んでいました。 氏目当てに雑誌を買ったりするほどではなかったけれど、買った雑誌に載っていれば必ず読んでいました。 立ち読みですましたことも一杯あったけどね。 仕事(マンガ書き)を投げ出して、放浪(ホームレス)して、配管工して、アル中で入院したことを、乾いた視線でユーモラスに「吾妻調」で綴っている。 絶妙の間と、簡潔なセリフ、無表情だけど伝わってくる感情。 上の行で、「無表情」って書いたけど、元々が変カワイイ顔でキャラを表わしているから問題ない。 仮面のようなどこを見ているのかがわからない目に、読者が想像力を掻き立てられるのがいいのかな。 アル中になっても吾妻調は健在。 今のマンガ家みたいに、アップや、2段ブチ抜きや、見開き等を多用せずに、しっかりと4段のコマ割の中でキャラが芝居している。 その中だから、たまにあるブチ抜きが、画面以上の広さを感じさせる。 中でも、朝起きたら雪が積もっていたシーンでは、冷え切った無音の空間までを感じさせて圧巻。 今の若いマンガ家たちも、見習って欲しいもんだ。 バァーン!ドカーン!ジャジャーン!だけが能じゃないってことを。 毎週盛り上げないと、読者アンケートの順位が下がり、連載を打ち切られる週刊誌のシステムじゃ、仕方ないのかも知れないけど。 配管工していたころのキャラ立った周囲の人々の話が、ストーリーとしての山場かな。 いろんな人がいるわなぁって感じです。 続編執筆中とのこと。コレは、買うしかない(笑) でも、いつ出るのかな? また、失踪して延び延びになったりして(爆) ちなみに近所の本屋が、もうすぐ店じまいする。駐車場もあって便利だったのに。 本離れどころか、マンガ離れもしているのかな? 危うし活字文化。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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