30で独立、35で新店舗！

その生徒は１年ほど前からいわゆる反抗期を迎え

先生の前では普通にふるまえるのだけど

家庭では親に激しい反抗が目立ち

今年も秋口くらいまでは

塾を欠席したりすることが多かった

お母さんや、時にはお父さんと面談したこともあった

志望校へは本当にギリギリの成績で冬を迎え

さすがにやばいと思ったのだろうし

元来はまじめな性格の子だ

冬休み辺りから本格的に変わり始めた

まず言われたことに黙々と取り組むようになった

そして基礎を聞いてくるようになった


彼女は社会が苦手なのだけど

社会の苦手な生徒というのは

そもそも語彙力がないことが多いから

小選挙区比例代表並立制とか

抗日民族統一戦線とか

普通なら字面を追うだけで意味が分かるような単語も

何のことかわからないってことがよくある

それは受験生にとって罪ではなく

大切なのはそれをわからないと認めて

なにか確認することだと思う


彼女は基礎を確認するようになった

つまりわからない単語の意味を確認するようになった

ほぼ毎日のように塾に来てわからない単語を聞いてくる

あとは問題演習の繰り返し

今日は１日かけて

まとめと完成の２周目が終了し

後は夏期講習のワークと冬期講習のワークの２周目を水曜日までにやってくれるはずだ

あ、赤本もだった

これで水曜日までに歴史はほぼ完成の予定

残りは理科と公民と数学を入試までにやる予定を今日立てた

これで来週の日曜日の模試で

歴史が得意な男子チームと肩を並べることができれば

彼女にとっては相当な自信になるはずだ

実際に問題の正解率も上がってきている

まだまだ伸びる、がんばれ！

油断しているやつらをぶち抜いてやれ！！