これは切実
学校の先生が足りてないというニュース。未だに市教委から電話掛かってきますから、本当に足りてないんでしょうね。朝6時出勤。まだ誰もいない暗い校舎に明かりを灯し、各フロアの暖房を点けて回る。湯沸し室でその日先生方が飲むお茶やコーヒーの準備をしながら、自席で授業に使うプリントの作成などの業務にあたる。クラス担任、英語教師、美術教師、野球部監督、生徒指導…各業務に追われる日中は、息つく暇もないため、朝5時起床、6時出勤となるわけです。2教科の授業を持っていたため、毎日1時間目から6時間目まで授業がパンパン。給食の早食いは生活ノートにコメントを書く時間を生み出すために身につけた技。3分で押し込んでいた。どれだけ忙しくても昼休みは生徒たちと遊ぶ。遊ぶと言っても、生徒たちの人間関係や悩みを知るため。終礼後は生徒たちより早くグランドに向かう。やんちゃな野球少年たちの打撃投手となり、毎日200球を投げ込む。ノックも相当な体力を奪っていく。下校指導をし、職員室に戻れば、まだ業務が山ほどある。毎日14時間勤務。そしてまた明くる日5時起床、6時出勤。土日祝はすべて部活。「生徒のため」という大義のもと、鬼のように働いた。まだ20代だからできた。ベテランの先生方や子育て中の先生方には絶対ムリな働き方。