学びの広がりとは
塾での集団授業を真っ向否定するわたくしも
元中学校教諭ですし
塾でも以前はガチガチに集団授業で生徒を鍛えていました。
でも今の完全自学の方が明らかに成績の伸びがいいんですよね。
演習量が圧倒的に増えたことが恐らくの原因でしょうか。
そしてこちらも個々に対応出来るからでしょうか。
集団授業をすると集団で水平方向には進むけれど
立体的な広がりがないんですよね。
そこが完全自学スタイルではグイグイ広がっていく。
うまく言語化出来ないのが歯痒いですが、
立体的な広がりこそが揺るがない学力を形成するのではないでしょうか。
あっちで難関高校の数学に挑む人もいれば
こっちでは歴史を叩きこもうとしている人もいて。
振り返れば漢字練習でノートを真っ黒に染め上げていたりと。
3次元の広がりが毎日伸びていくので、似たレベル同士の平行、先輩と後輩の交わり、社会最強者と数学最強者のねじれの関係なんかがそこにはあるんですよね。
そんな学びの場で学んでいる生徒たちの頑張りは、必ず血となり肉となるはずです。
そこに『隣に張り付く大人』はホンマに邪魔でしかない。
張り付かれたら広がらないですよ。