シンキングラインの釣りをしに・・・
今ボクが最も好きな管理釣り場、『通天湖』に行ってきました。 前日のポカポカ陽気とは打って変わって、天気予報は「曇り時々雨」「全国的に今日から天気が崩れて、寒くなるでしょう」といった内容。 念のため同行のKAMEくんに「雨降っても行くか?」と聞いてみましたが、ロッドを新調してウキウキの彼は意に介さず、軽~く「行きますよ♪♪」の返事。 ま・・・ボクも極寒の暴風雨にならない限り、行くつもりだったけどね。 まだ暗い朝5:15にKAMEくん宅に、お迎えに・・・ 満面の笑みで家から出てきたKAMEくんは、新品のロッドを抱きしめて、いざ釣り場へ! 出発時、雨は降っていないし気温も9度くらいあって「なんだ、釣り日和かも?!」と、車を走らせますが、釣り場に近付くにつれ小さな雨粒がフロントガラスにポツポツと・・・ 釣り場の駐車スペースには、管理人さんの軽トラと、もう1台の先行者。 先行のお客さんと挨拶を交わして、ボクたちも準備にかかります。 ここの釣り場に来られるお客さんたちは、殆どが知らない人同士で挨拶を交わします。 これが、実に気持ち良い。 まだグリップのコルクが真っ白なKAMEくんのロッドには、『紫の毛鉤』がセットされています。 ボクは無難に彼の『紫の毛鉤』と同じスタイルに巻いた、ブラックバージョンでスタート。 いつも一緒に行くと、かなりの確率でKAMEくんが先に最初の1尾を釣り上げるのですが、今回はボクに最初の1尾。01ボクの1尾目 posted by (C)matsukuni その後も、しばらくボクに女神が微笑みます。 雨にも負けず、黙々とキャスト&リトリーブを繰り返すKAMEくん。02雨が降ろうと槍が降ろうと posted by (C)matsukuni 小さなアタリが続く中、ようやくフッキングに至ったニューロッドで掛けた「初物」は足元でバラシてしまい、「やっちゃった~」というゼスチャーをしている割に、とても楽しそうです。 いくつかボクが魚を釣った後に、昨日のエントリーのニジマスを釣ったKAMEくんは、それからポツリポツリと魚を釣り始めました。03KAMEくんも釣る posted by (C)matsukuni 今回のボクの道具立ては・・・04ボクの道具立て posted by (C)matsukuni そしてKAMEくんの道具立ては、勿論買ったばかりのロッドで・・・05KAMEくんニューロッド posted by (C)matsukuni ある程度のスクールで回遊しているであろうニジマスたちを狙っていると、時に「アタリ」が途絶えるタイミングが訪れます。 そんな時に、「不思議とチョコレートを食べると釣れる」という通天湖セオリー(?)を確立したKAMEくんは、今回も魔法の薬を持参。06魔法の薬 posted by (C)matsukuni 食べるとホントに釣れちゃうから、不思議ですねぇ。07黒い虫やと思ったのに posted by (C)matsukuni 霧雨のような雨が何度か降ったり止んだりしていましたが、思ったほどの悪天候になることもないまま、午前の部を終了してランチタイム。08テンコ盛りラーメン posted by (C)matsukuni お昼からは多少風が出て寒くなってきましたが、小さなアタリは飽きない程度に続くので、「天気も良くないし、なんやったら早めに切り上げて余裕を持って帰ろっか。」と言いつつ・・・09あどけないのにパワフル posted by (C)matsukuni 釣れたら、中々帰れません。 さらに「そろそろ帰るかなぁ・・・」なんて思うタイミングから始まった、「KAMEくんのショータイム」10キャッチ posted by (C)matsukuni11楽しいっす posted by (C)matsukuni 怒涛の連続ヒットに、笑いが止まりませんでした。 ・・・で、結局いつも通り17:00頃までの、終日モード。 さすがに冷えた体で管理人さんの元に戻り、カウンター前のストーブで暖を取らせていただきます。 柔和な管理人さんが、ストーブの前に手をかざすボクたちに「ストーブの上のヤカンの蓋を取ってくださいよ。『湯気』がねぇ、えぇ仕事するんですわ。」と、促してくれました。12えぇ仕事しますよ posted by (C)matsukuni 「こりゃ、ええわぁ。」 熱い湯気と、管理人さんの温かい気持ちに接して、満足の釣りを終了。 帰路も楽しい会話の中、あっと言う間に「何事も起こらず」帰宅。 やっと、ボクとKAMEくんのふたりで行くと何かが起こる『通天湖の呪縛』からも、開放されたようです。 通天湖の呪縛Februrary,2009 通天湖の呪縛December,2009 気持ちの良い釣り場と管理人さんに感謝、良い友人に感謝。(kuni)