読みハズレ
「今日はイケル」と読んで、近所のソルトポイントに出陣。 しかし、ポイントに到着すると水の動きがイマイチ・・・ 仕方なく、違うポイントに向かいます。 水の中を見ると、浅いコンクリートの底面で小さなヒラを打つ銀白色の魚体が見えました。 恐らく、手のひらにも満たないサイズのチヌでしょう。 最近巻いていた『クレイジーチャーリー』の独壇場となりそうなシチュエーションにも関わらず、シーバス用のフライボックスしか持って行っていなかったので、その場で地団駄を踏むのみ。 それでも諦めきれずに、以前メッキを釣り上げたポッパーがボックスにあったので、水面ゲームにチャレンジ。 予備の#6タックルにフローティングラインをセットし、フロロ1.5号のティペットにポッパーをループノットで接続。 沈み石付近にポッパーをキャストし、連続リトリーブで水面をポップさせ続けると、フライの後ろにイワシくらいのちびっ子シーバスがチェイス。 さらに遠くにフライをキャストし、やや早めに短いストロークでリトリーブ。 「パシャッ、パシャッ、チャパッ、ピシャッ・・・」 と、水面で踊るフライにちびっ子シーバスがじゃれ付きます。 さらにリトリーブを続けていると、横から回り込むようにフライを捕食できそうなサイズのシーバスが現れます。 尺アマゴのようなチェイス(とんかつ職人くんが、matsuミノーを追わせていた獲物)に似ていたので、ちょっとドキドキしながら「食え!食え!」と呟きながら、連続ポップ。 「パシャッ、パシャッ、チャパッ、ピシャッ・・・ガボッ!!」 「あれ、食った????」 半信半疑のままロッドを立てると、確かな生命反応・・・と、同時のエラ洗い・・・ 「・・・あ・・・」 竿先は、小さな雨粒の落ちてくる天空を指しています。 たかが30cm程度のセイゴですが、この魚はキャッチしたかった・・・ もう一箇所ポイントを回ったものの、ここも水の動きがイマイチで、水面付近のオレンジ&ゴールドのストリーマーに50cm程度のシーバスが躍り出たものの、フッキングには至らず・・・ 今日は完封負けを喫してしまいました。 うーん、残念。 働き者のフライ達は、水洗いして塩抜き&乾燥中です。殿堂入りポッパー posted by (C)matsukuni 手前のポッパーは、3シーズンを働いてくれたところで、コーティングのエポキシが割れてしまったので、殿堂入り決定。 ありがとう、良く働いてくれたよ。 そして、例の「胴打ちアジ」を使ったフライですが・・・胴打ちピューパ posted by (C)matsukuni ループを付けて赤いピューパに仕上げたのみ・・・って、ダメですか? 結局、これが一番この鉤の特性を引き出せる方法だと思うんですよねぇ。 面白くないから、この鉤で巻くのはや~めた。 ま、こんな試行錯誤も楽しみの内です。(kuni)