ルアー職人&フライ巻師のBLOG

[釣行記] カテゴリの記事

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  とんかつ職人氏と毛鉤釣行

  　とんかつ職人氏に「久しぶりに、のんびり毛鉤振りに行かんかい？」と、打診してみたところ、快くＯＫの返事が。　今朝は我が家を、５時に出発。　とんかつ職人氏の心強い４駈車で、隣県の渓を目指します。　ただし、彼の気になる本流スポットを、２箇所だけチェックして行きたいとのことで、途中寄り道。朝イチ本流を攻める posted by (C)matsukuni　彼のミノーには反応はありませんでしたが、ダメもとでボクが投げた毛鉤『スティミュレーター＃８』に、３度ほど水飛沫が上がりました。　しかし、残念ながらフッキングにはいたらず。　本流にしては可愛いサイズだったので、フライをしっかり頬張りきれていないようでした。　次の本流スポットでは、河原の砂地にカメの卵が…カメの卵 posted by (C)matsukuni　しかし、ここでも本流魚の反応は見られず、一路目指す山岳渓流へ。　ひとつめに訪れた川は、渓相は素晴らしかったのですが魚の反応が見られず、すぐに退散。　次の川は、ボクと、とんかつ職人氏が入渓後すぐに、１尾づつイワナをバラシ。　期待が膨らみます。今日は毛鉤を振るとんかつ職人氏 posted by (C)matsukuni　ところが、その後も数尾づつバラシがあったものの、反応はあまり良くありません。　仕方なく、更に渓を代えます。　ちょっと前にボクが良い思いをした渓に移動すると、既に時計は正午。　まずはランチで、お腹を満たします。　すると…とんかつ職人氏キャッチ posted by (C)matsukuni　いくつかのバラシの後、見事とんかつ職人氏が、イワナをキャッチ。　この人、ミノーイングは勿論、フライの腕前も相当なもの。　ボクは、ヒットさせてはバラシの連発。　とはいえ、とんかつ職人氏との「阿吽の呼吸」で釣り上がる、気持ちの良い時間の経過に、ふたりの間には、笑いが絶えませんでした。　その間にも、とんかつ職人氏は、美形イワナを追加。美形イワナ posted by (C)matsukuni　なんとかボクも、いくつかのちびっ子イワナをキャッチして、夕方、最後のポイントで、ようやく、ちょっと『マシ』なサイズのイワナが、エルクヘアカディスを押さえ込みました。ちょっと良型、最後のイワナ posted by (C)matsukuni　今日も、良き渓、良き友、良き魚に感謝。(kuni)

  Jul 14, 2008

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• スサミビルフィッシュトーナメントに参加してきました。

  　僕が小学生の頃の愛読書、「フィッシング」誌。　　この釣り雑誌に掲載された、国鉄「周参見」駅のホームに飾られた「クエ」「ヒラマサ」など大物の魚拓たち。　ここが魚釣りの聖地なんだろうなあと、おぼろげな記憶をたどりながら、この地に通いだして十数年。　船頭さんが語る釣果実績の話は最初信じ難いものでしたが、その一つ一つが現実となって自分の目の前に現れました。　これが当たり前の経験値で記憶してしまった今、振り返ると日本近海の海の豊かさと、国民がこれだけ豊かな海を抱する事を気付かずにいる事のギャップを、ずっと歯がゆく思ってきました。　そんな時に、「カジキ釣のインストラクターしてみないか？」と悪友から誘いを受けてから今年で4回目。　今年も「体験カジキ釣りチーム」とともに、14回目を迎える「スサミビルフィッシュトーナメント」に参加してきました。　「体験カジキ釣りチーム」というのは、ノンボーター、ノータックル、すなわちボートも釣り道具も持たない人々が「カジキ釣り大会」に参加してしまおうというもの。　地元クルーザーに乗り合わせて、くじ引きでレンタルタックルとルアーを流す位置を振り分けて本格的なトーローリングの釣りを楽しむことができるのです。　乗船前に簡単なレクチャーを行い（しゃべり下手な僕はコレが一番苦手です）、朝本船長の「ミストラル号」で出船です。　船長の指示のもと、ルアーの流す位置やドラグテンションを決定していよいよカジキ釣り開始です。（写真なし）　無線からは、先に出船しているオーナーボートから「ヒットコール」が聞こえてきます。　「朝一番にヒットするのは、たいがいシイラなんですよ、カジキがヒットするのは昼前ぐらいかな、ぼちぼち行きましょう」と早る気持ちを押さえつつ自分と体験チームの皆さんをなだめます。　　ルアーを流し、ドラグの調整点検を終えてひと段落の船上だったのですが・・・・。　出船から20分後。右舷の「トップガン」を流すリールにけたたましいクリック音が響きます。　そして100メートル後方でカジキがジャンプ、ジャンプ、ジャンプ。　船長は船の速度を速めて、ルアーの針が確実にカジキのアゴをとらえるようにアワセをくれます。　カジキのジャンプを観た体験チームの皆さんから歓声があがります。　ここまで完璧に決まった・・・はずだったのですが。　　　この後惜しくもフックアウト。バラしてしまいました。　カジキ釣りは決して確率の低い釣りではありません。　船に乗る機会があれば出会えるチャンスの多い釣りです。　昨年は体験チームも釣り上げたんですよ。　昨年の釣果および今年の大会の結果、ビルフィッシュトーナメントへの参加要綱は「スサミ町観光協会」のホームページで観ることができます。カジキ釣り以外にも楽しい情報満載で、観たらきっと訪れたくなるところですよ。 （写真が無いのは道中でカメラ壊してしまったからです。写真撮れたら凄かったのにナ。）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（matsu）

  Jul 9, 2008

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  アマゴ高活性

  　先日の釣行、ＢＡＲＢＥＲ　Ｋ氏以外の釣果も報告しておきましょう。　ＢＡＲＢＥＲ　Ｋ氏のアマゴを見て、俄然ヤル気の沸いてきた湾岸４号くん。　早速『とんかつ職人師匠』に張り付き、秘術を盗みに掛かります。　師匠のアドバイスを守り、必死の形相の湾岸４号くんのキャストしたmatsuミノーが、淵の奥へと滑り込み、アマゴを魅了するべく泳ぎだします。　「チェイス、チェイス！…よっしゃ、食った！！」　湾岸４号くん、この日最初のアマゴをキャッチ。　さらに、とんかつ職人師匠が間髪入れず投じたmatsuミノーに、また…　ダブルヒットです。matsuミノーでダブルヒット posted by (C)matsukuni　さすがの湾岸４号くん、いろいろな釣りに精通するだけに、飲み込みも早いようです。　残るはカメラマン・ヒルマンくん。　なんとか、アブラハヤを１尾キャッチして、午前の部終了。ヒルマンくん、アブラハヤキャッチ posted by (C)matsukuni　一度、車に戻った一行は、ワイワイと遠足のお弁当タイムのような、楽しいランチを摂りました。　続いて、午後の部です。　少し下流部に移動して、堰堤の上から再び入渓することに…　とんかつ職人クンは、どうしても堰堤の下が気になるから…と、少しだけと、ひとりスルスルと堰堤の下へ滑り降ります。　さすがの読み！！とんかつ職人イワナキャッチ posted by (C)matsukuni　良型のイワナをキャッチです！　その後、バラバラに分かれて釣り上がりますが、ある時背中に熱い視線を感じて、振り返ると…そこには。ついにヒルマンくん、アマゴキャッチ posted by (C)matsukuni　ついにカメラマン・ヒルマンくんが、アマゴをキャッチです。　これで、今回のミノーイング入門生は、すべて獲物にありつけました。　いやいや、安心、安心。　…で、ボクは…ミヤマカワトンボ posted by (C)matsukuni　野鳥大好きさんに教えていただいた通り、後ろからソ～ッと近付き、サイドに回って、これだけの接写に成功。　ミヤマカワトンボです。　…はい、ボクだけボーズでした。　次回は、釣りますよ。（おわり）(kuni)

  Jul 9, 2008

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  写真家ヒルマン

  　先日の釣行メンバーのひとり、ヒルマンくん…実は写真が趣味のひとつ。　今回の釣行にも、一眼デジカメを持参してくれていました。　そこで、その写真の一部を一挙公開。湾岸４号くん posted by (C)matsukuniBARBER K氏-ヒルマン氏撮影 posted by (C)matsukuniとんかつ職人と、ボク posted by (C)matsukuniアマゴ posted by (C)matsukuniイワナ posted by (C)matsukuni　いつの間に、こんなに様々なシーンを切り取っていてくれていたのでしょうか。　そして、なによりボクが気に入ったワンショットが、これ。ボクの背中 posted by (C)matsukuni　自分の背中を見ることはありませんが、腰掛けて、岩化けして、息を殺していた…あの瞬間を切り取ってくれていた、ヒルマンくんに感謝。　しかも、わざわざＡ４サイズに、プリントアウトまでしてくれて、ありがとう。　大切にします。(kuni)

  Jul 8, 2008

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  ＢＡＲＢＥＲ　Ｋ氏が釣る

  　今日は大所帯で、渓流釣行。　お馴染み、湾岸４号くん、ヒルマンくんと、ＢＡＲＢＥＲ　Ｋ氏。　それに、ミノーイングの講師として、とんかつ職人クンを迎えての豪華キャスト。　我が家の近くのドライブインで待ち合わせ、一路目指す渓へ。　今回、このブログ初登場となるＢＡＲＢＥＲ　Ｋ氏は、以前顔は合わせたことあったのですが、行動を共にするのは初めての方。　メールのやり取りで、「この人は、信用できる人だ」と確信を持って、お気に入りの渓に案内することになったのです。　実際に会ってみると、まさしくメールでイメージしていた通りのナイスガイでした。　…さて、渓について早速、準備開始。　湾岸４号くん、ヒルマンくんも、慣れない渓流タックルのセットに掛かります。準備 posted by (C)matsukuni　車を停めた位置から、まずは林道を歩いて下って車まで釣り上がって来る作戦で、ボクととんかつ職人クンが先頭に立って、林道を下り始めます。　ふと、気が付いて振り返ると、後ろにいるはずの３人が見当たりません。　慌てて戻ってみると、アクシデントが…　なんと、新品のはずのヒルマンくんのウェーダーのフェルトソールが、片方剥がれてしまっているではありませんか。　車に常備している細手のロープでグルグル巻きにして、再び林道を下り始めますが…　まさか…もう片方もフェルトが、剥がれてしまいました。　これにはヒルマンくんも凹み気味…当然ですよね。　あのフェルトの剥げたウェーダーで歩いた時の、足の裏の痛みは経験者にしか分からない苦痛。　それでも、なんとか応急処置をして、釣り開始。　入渓点からすぐのポイントで、早速とんかつ職人クンが１尾キャッチ！　さすがの貫禄を見せ付けます。　すぐに同じポイントにＢＡＲＢＥＲ　Ｋ氏に入ってもらって、キャスト開始。　見事、アマゴキャッチです。BARBER K氏 posted by (C)matsukuni　もともとバス釣りの経験も豊富で、勘の良い方ならでは早業と、忘れてはならないmatsuの作るミノーの実力が生み出した結果。matsuミノーで連続ヒット posted by (C)matsukuni　釣り上げたアマゴを、愛しそうに見つめるＢＡＲＢＥＲ　Ｋ氏の、優しい目が印象的でした。楽しそうなＢＡＲＢＥＲ　Ｋ氏 posted by (C)matsukuni緑の中のＢＡＲＢＥＲ　Ｋ氏 posted by (C)matsukuni真剣なＢＡＲＢＥＲ　Ｋ氏 posted by (C)matsukuni（つづく）(kuni)

  Jul 7, 2008

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  シーバス、記録更新か！

  　妻は小学校のプール当番に備え、心肺蘇生法＆ＡＥＤの講習へ、ボクは農協やスーパーへお買い物…　さっさと買い物を済ませて、近所のお手軽シーバススポットへ、軽くロッドを振りに向かいました。　場所はお手軽とはいえ、昨年の今頃の釣行では、美味しい思いをさせてもらったので、太陽ピーカンの中、微かな期待を持ちつつポイントへ。　久しぶりに現場復帰のリール『ＬＯＯＰ　ＭＯＤＥＬ　３』をセットした、＃８タックルを携えて水辺に立ちます。　水は少なく、動きも悪く、コイが悠々と泳いでいるのをみると、かなり期待薄…　それでも、いつも通りに＃１／０に巻いたストリーマーをキャストして、ロングリトリーブ…　『カカカン！！』　と、当たるもののフッキングには至らず。　「なんだ、いるじゃん。」　さらに次のキャストでも、水面直下を泳ぐ緑色のストリーマーに横から襲い掛かる銀色の魚体が…　しかし、あきらかに小さく、フライを咥えきらない様子。　仕方なく＃６のガミーミノーにチェンジして、流れをまたいでキャスト＆リトリーブ。　『ゴンッ！』アベレージ posted by (C)matsukuni　それからは、このサイズが入れ食いです。　とはいえ、支流域のアマゴならまずまずといった程度のシーバス、＃８タックルでは明らかにオーバーパワー。　アタリだけは、明確なので楽しいことは楽しいのですが…　フライをカマス用に巻いていた＃４の、キラキラ系のストリーマーに替えても、次々ヒット。　そして、ついに！記録サイズ posted by (C)matsukuni　『スズキ』のミニマム記録更新です！　このサイズでも、アタリだけは明確なのは笑えます。(kuni)

  Jul 3, 2008

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  またサツキマス

  　今日も山積みの事務仕事を片付けるべく、職場に向かいハンドルを握っていると、携帯からメール着信の音が…　なんとなくメールの中身の予想は付いたので、職場の駐車スペースに車を滑り込ませて、携帯をチェック。　やはり差出人は、あのオトコ。　「今日もやりましたで。今季最大41cmサツキ…中略…サツキはマツミノー＆kuniフックだ」またまたサツキマス posted by (C)matsukuni　ホントに、もう言葉もありません。　さらには、沖に出ていたKAMEキャプテンからメールが…マダイ posted by (C)matsukuni　同船者の方が鯛カブラで、この１尾。　いやね、ホントにサツキマスじゃなくても、マダイじゃなくても…　サビキに掛かっちゃったメバルのように、素朴な魚でいいから…サビキでメバル posted by (C)matsukuni　ボクは釣りたいのです。(kuni)

  Jul 1, 2008

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  ボートシーバス（その２）

  　予定時間の半分ほどが過ぎ、いよいよ『本命スポット』へと移動。　離れた位置からでも分かるほど、ベイトにボイルするシーバスの姿がたくさん目に飛び込んできます。　さすが正木さんが『本命スポット』と、称するだけのことはあります。　Ｙクンとボクは、早速キャスト開始。　ここでも４０センチクラスのアベレージが、次々とヒット。　ボイルする魚を観察していると、中にはかなりのサイズも混じっている様子。　キャスト＆リトリーブにも、力が入ります。　さらに、アベレージサイズを追加し、ストラクチャーの影の暗闇にフライをキャスト…フライがライトに照らされた海面付近を差し掛かった時に、水面直下で何者かがフライを強引に持っていく感触が！　ラインで合わせて、ロッドを立てた瞬間、今まで掛けた魚とは全く異質の重量感が…　「これ、マジでデカイで！」　「切られないようにしてくださいよ！」　「大丈夫！今日は太めのティペット使ってますから！」（この日は２０ポンドナイロンを使用していました。）　…と、やや強引なやり取り。　「…！！」　バットからひん曲がっていたロッドは天を仰ぎ、ラインは力なく垂れ下がりました。　バレタのです。　ボートのデッキに倒れてしまうほどの、ショックでした。　逃げた魚は大きいと言いますが、あれは間違いなくデカかった…　ラインを回収してみると、フックが僅かに開いていました。　ティペットの強度ばかりを過信して、フックのことまで考えていませんでした。　「ここは障害物もないし、魚が走ったときはロッドで矯めずに、走らせてやるほうが、意外とすんなり寄ってきますよ。」　と、ここでも正木さんのアドバイス。　震える手で、擦れたティペット部分をカットし、新しいフライを結び直します。　まだヒットは続き、ロッドが絞り込まれますが、ボクにもＹクンにも釣れてくるのは４０センチ台のアベレージばかり。　視界の左側でボイルした魚の水飛沫が気になり、その向こう側へキャスト。　リトリーブを開始して３度目のストロークに入ったところで、フライの位置で水飛沫…しかし、フライには触れていません。　さらにリトリーブを続けた２ストローク目…　『ザバッ！』という水飛沫とともに、ロッドが引っ手繰られます。　これは、今までよりも良いサイズのようです。　足元までは比較的、簡単に寄って来るのですが、そこからは真下へと突っ込みます。　この時の締め込みの強さは、サイズによって歴然と差がでてくるのです。　この魚は、まずまず。　正木さんの差し出したネットに収まった瞬間に、ティペットは切れました。　間一髪セーフ。　２０ポンドティペットだろうが、飲まれてしまうとシーバスの口で擦れて、いとも簡単に切れてしまうのです。サイズアップ posted by (C)matsukuni　釣った魚が吐き出したベイトは、これ。ベイト posted by (C)matsukuni　ちょっと消化されかけたイカ。　まさしくフライは、「マッチ・ザ・ベイト」です。使用後フライたち posted by (C)matsukuni　「うーむ、さっきのヤツとは程遠い引きばっかり…」（贅沢な話ですが、続けて釣れると、こんなことも呟いてしまいます。）　何尾かキャッチ＆リリースを繰り返した頃、フライを３度も食い損ね４度目の追い食いをしたヤツは、ちょっと良いサイズのようです。　「kuniさん、それデカい？」　「うーん、まずまずのサイズやと思いますよ。さっきバラシたヤツほどのパワーはないけど…」　とはいえ、固めの＃８ロッドはバットから曲げられ、やや遠くで掛けたために寄せるのも時間が掛かります。　さきほどの反省があるので、魚が走る度にラインを適度に送り込みます。　足元近くまで寄ってきますが、まだ姿は見えません。　もちろん、まだここから足元に潜り込むファイトがあるのは承知の上です。　案の定、リーダーの継ぎ目が見えそうなところから、真下に走ります。　しかし、今回は慌てずラインを送り出します。　何度か締め込まれた後、浮上してきた魚体を見た正木さんが一言。　「デカイよ、コレ！特別にええネット出して掬うわ。」　そして、カンパチなどの大物を掬うためにボートに常備されている、大型のネットで掬っていただいた獲物がコレ。７８センチ posted by (C)matsukuniKAME山紀信氏撮影(笑)　７８センチ！　ボクの自己記録です。しかも、正木さん曰く、このポイントでナイトシーバスでは記録サイズとのこと。　嬉しさ倍増ですね。　さすがパワフル、しばらく手が震えるほどのパワーでした。　記念撮影などしていると、横から視線を感じます。　Ｙクンが、恨めしげに一言。　「こっちもヒットしてるのに、誰か気付いてくださいよ～（泣）」　Ｙクンは依然として、アベレージサイズのヒット連続。（数はふたりとも、かなり伸びています。）　ヒットの度に、正木さんが「デカイ？」、Ｙクンが「小さいっす」という会話が続きます。　しかし、ようやく彼にもグッドサイズが…彼の新調したばかりの固めのソルト用＃６ロッドが満月に。　的確な正木さんの指示のもと、キャッチしたシーバスはなかなかの良型。憮然 posted by (C)matsukuni　なのに、この憮然とした表情。　「だって、kuniさんのより、かなりちっちゃいですやん。」　「なに言うてるねん！充分なサイズやないか！」　この後も、さらにヒットを重ねてかなりの数を上げた、今回の釣行。　最近の正木さんの釣行の中では、最高のコンディションだったそうです。　良きガイド正木さん、良き友人たち、良き魚たちに感謝です。　ありがとうございました。（おわり）(kuni)

  Jun 25, 2008

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  ボートシーバス（その１）

  　伯母の件で、すっかり意気消沈していたのですが、既に予約していたこともあり、あえて自分を鼓舞するためにも釣りに行って来ました。　今回の釣行は、フライショップ『ＬＯＯＰ　ＫＮＯＴ』の正木さん所有のボートでのナイトシーバス。　夜にシーバスを狙うのも、ボートの釣りも随分、久しぶりです。　親友Ｙと、お馴染みKAMEクン（今回は操船の勉強と、カメラマンに従事していました。）が今回のパートナー。　『ＬＯＯＰ　ＫＮＯＴ』の閉店後、我々を乗せたボートは月明かりに照らされた海へと滑り出します。　ポイントに到着したのは、午後１０時頃。　早速、ボクとＹクンはキャスト開始。（＊今回の釣行写真は、すべてKAME山紀信氏の撮影です。ピンボケ等、クレームはKAME山クンまで。）ボク posted by (C)matsukuni　第一投目からＹクンの新調した＃６ロッドが、弧を描きます。生涯釣道楽 posted by (C)matsukuni　背中に光る『生涯釣道楽』のロゴが、我々を巧く言い得ていますね。Yくん１尾目 posted by (C)matsukuni　グッドコンディションの、アベレージサイズです。　この夜は活性も高いようで、１回のキャスト＆リトリーブで３度ほど追い食いするようなシーンが何度もありました。　この後、さらにＹクンが１尾追加したところで、ようやくボクにも…ボクの１尾目 posted by (C)matsukuni　ようやく安堵のため息が、漏れました。　さらに、こんなサイズをふたりでポツポツと追加。小型ながら posted by (C)matsukuni　それぞれ５尾くらいずつ釣ったあたりで、やや魚がスレてきた様子。　正木さんの「移動しましょうか」の声に頷きます。正木キャプテン posted by (C)matsukuni　ボートでの釣りは、キャプテンの腕が釣果のほぼ９割以上を占めているといっても過言ではありませんが、正木キャプテンの判断は素晴らしく、我々くらいの腕前でも、楽しい釣りをさせていただくことができます。　移動するポイントごとに、必ずといって良いほどシーバスの反応がありました。　数は順調に伸びていきます。　「そろそろ型の良いのが、見たいですねぇ。」と正木さんが言いつつ向かったポイントでは、平均サイズがアップ。ややサイズアップ posted by (C)matsukuni　ベイトのイカをたらふく食べて、プロポーション抜群。（お腹に手を添えてしまったので痩せてみますが、実際は体高のあるナイスバディ。）　パワーも数段上でした。（つづく）(kuni)

  Jun 24, 2008

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  今週のアオリイカ

  　今年この辺りは、なぜか不調のアオリイカ。　デビューしたてのエギンガー、Ｍｒ．ヒルマンと、会社の先輩Ｕ氏が水曜日と月曜日に、それぞれ１パイずつゲット。　ヒルマンくんは、４００ｇの食べごろサイズ。　Ｕ氏は見事１．４ｋｇの良型を、しっかりキャッチ。　…あれ？師匠であるはずの湾岸４号くんは、イカは…あ、いや、ま、いいか。良きアマゴ釣ってたことだしね。　今日は人の写真ばかりで、怒涛の３連荘エントリー。　夜には、自分のネタで記事アップします。(kuni)

  Jun 20, 2008

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  matsuミノー、活躍

  　先日、チーム湾岸の面々が渓流に挑戦した模様です。　常勝軍団、湾岸２号＆４号両氏は勿論…　最近、アオリイカに目覚めたヒルマンくんも、『かがしら』初挑戦にして獲物キャッチに成功。　そんな中、目を血走らせてmatsuミノーをキャストしていた湾岸４号くんが、こんな獲物をキャッチ。　こんなミノーと変わらないサイズのオイカワをも、魅了したmatsuミノー。　ここで終われば、いつもの湾岸４号くん…「キミ、相変わらず、ええオチやねぇ。」となるところでしたが、その後にドラマがあったようです。　凄い、凄い！　良い型じゃん。初アマゴおめでとう！　matsuミノーのポテンシャルの高さを、再認識した湾岸４号くんでした。(kuni)

  Jun 20, 2008

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  カスザメ

  　変な魚を釣らせたら、きっとこの人「KAMEクン」の右に立てる者は、そうはいないはず。　先日、日本海に釣行した際に釣ったという、このヘンテコな魚『カスザメ』　たまには、本命の凄いヤツの写真撮って送ってこいよなぁ。(kuni)

  Jun 20, 2008

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  美しき渓で、マイナスイオンに包まれる（その２）

  　『ちびっ子イワナパラダイス』を突き進んでいると、いろいろな昆虫にも遭遇します。　きっと、『カワトンボ』の仲間だろうと思いますが…ミヤマカワトンボかな。（野鳥大好きさんによると、やはりミヤマカワトンボで正解だそうです。）　写真がピンボケなので、同定は難しいかもしれませんね。　綺麗なチョウ（蛾かな）ですが、これも種類は分かりません。（こちらも野鳥大好きさんの解説によると、タテハチョウの仲間で『スミナガシ』という、れっきとした『チョウ』なのだそうです。）　良いペースでイワナが相手をしてくれたので、今日は周りの自然に目をやる余裕がありました。　ヒキガエルやシマヘビと目が合ったときは、一瞬「ドキッ！」とさせられますが、カワネズミと久しぶりの再会を果たしたときは、ちょっと得した気分になりました。　しかし、もちろんよそ見ばかりしていた訳ではなく、秘蔵の毛鉤『アントフライ』を流して、ちょっと良型のイワナに相手をしてもらったりもしたのですよ。　さらに定番フライ『クリップルダン』で釣った、本日最大のイワナ（といっても、２５センチ程度）は、両袖を水浸しにしながら、這いつくばって撮影。　ちょっと良い感じの写真が撮れました。　今日も、良い渓、良い魚たちに感謝。(kuni)

  Jun 17, 2008

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  美しき渓で、マイナスイオンに包まれる

  　ひさしぶりに、隣県の渓へと向かいました。　前回、先行者に泣かされた渓ですが、今朝はボクが一番乗り。　渓は、マイナスイオンで満ち溢れています。（もちろん、見えませんが…）　今日はガツガツと釣り倒すような気分ではなかったので、ゆっくりと渓を遡行して行きます。　まずは無茶１さんの『キラキラカディス（改）』を結んで、小さな淵の大岩の手前に毛鉤を流します。　すぐに反応があったのですが、針掛かりが浅く逃げられてしまいました。　でも、イワナは今日も元気なようです。　さらに大岩の向こうの流れが気になり、岩にラインを乗せるようにキャスト。　大きなカディスを咥えてくれたのは…　フライを『クリップルダン』に結び替えて、１尾追加。　今日は活性が高そうなので、すべてフライサイズは＃１２と大きめ。　さらに『テレストリアルパターン』を、流れのヨレに漂わせると…　シャイなこの子は、リールの下にもぐってしまい、フライが綺麗に写りませんでした。　なぜか「ちびっ子イワナパラダイス」の様相を呈していましたが、今日はそれでも良いのです。　この美しき渓で、透き通るようなイワナを次々と釣り上げているだけで、すっかり満足です。（つづく）(kuni)

  Jun 17, 2008

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  癒しのギル

  　一ヶ月以上も前に撮った写真を、ふと思い出しました。　会社帰りにあり合わせのタックルとフライで、ちょっと立ち寄った野池でブルーギル爆釣。　サイズはミニマムでしたが、掃いて捨てるほどドライフライにアタックしてくれる愛いヤツらです。　ガソリン代が高騰する昨今、近場の癒しのギル…見直すべき時かも。(kuni)

  Jun 14, 2008

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  シーバス、憂さ晴らし釣行

  　昨日の渓流釣行は、先行者の嵐でストレスのたまる釣りでした。　今日の休みは妻と買い物の予定が入っていたので、その後はタイイングでも…と、考えていたのですが、気が付くとロッドを片手に近所のお手軽ソルト釣行ポイントへ向かい、ハンドルを握っていました。（はい、間違いなく不治の病です。）　先日の釣行でナマズくんを釣ったスポットは、水の動きも良く期待が持てそうです。　タックルをセットし、いつものお気に入りストリーマーをループノットで結び、落ち込みをまたぐようにキャスト。　手元のラインの巻き癖を伸ばしつつラインを見ていると、流れに引かれてウェットフライをスウィングさせるように、ストリーマーが『Ｕ』字の形にドリフトしています。　ちょうどラインの巻き癖を取り終える頃、『Ｕ』字型のラインが真っすぐ伸びきりそうになった瞬間…ラインが軽く押さえ込まれるような感触が。　無意識にラインハンドで合わせると、明らかな生命反応がロッドを伝わって手元に感じられます。　元気に２回連続のエラ洗いと、数回のジャンプを繰り返してくれた第１号は…　小さいけれど、これで本日の「ボーズ」は逃れられました。　ありがとう、ちびっ子シーバスくん。　これで不毛のイワナ釣りの呪縛から、解かれた気がします。　その後、しばらくアタリが遠ざかり、ナマズでもいないかなぁ…と思う頃、降雨量がやや増した感じです。　次のキャストで流れの向こうに落ちたフライが流れを横切り、脇の巻き返しに入った瞬間。　「ゴンッ！」　待ってました。　しかし、このポイントでは、この１尾を最後にアタリが無くなりました。　子供に傘を届けるまでの時間があるので、あと一箇所くらいは移動できそう。　雨足の更に強まる中、車で次のスポットへ。　水の動きが無ければ、諦めて帰ろう…と。　目的の場所まで来ると…しっかり水が動いています。しかも、かなり条件の良さそうな動き。　「よし、これは釣れる！」　と、確信を持ってキャスト開始。　１キャスト目から、フライを追う銀色の塊が見えます。　しかし一瞬フライに触れたものの、フッキングには至らず。　銀色の魚体が出てきた方向に合わせて、キャスティングポジションを変えて、岸際ギリギリに落としたフライが泳ぎだした時…　「ギラリッ！」　フライを引っ手繰る姿が見えると同時に、ラインに強いテンションが掛かります。　ロッドを立てて応戦！　久しぶりに、良いサイズのようです。　上がってきたのは、このサイズ。（思ったより、かなり小さめですが…）　フライは丸呑み、かなりヤル気のある食い方ですね。　この程度のシーバスですが、エサを求めて外海から差して来ている個体らしくパワーは充分でした。　読み通りの展開に、かなり満足です。　時計を見ると、もうそろそろ帰宅すべき時刻。　丸呑みされて傷が入ったティペットを、キッチリ結び直し（ちょっと余裕がありましたね）ラストチャンスに、もう１キャスト。　「ズンッ！」　出来すぎのシーン。　このポイントでは３キャスト・３バイト・２キャッチ、なんとも効率の良い釣りでした。　これもパワフルなヤツでした。角度を変えてもう一枚撮影。　いやいや、今日も２時間だけのプチ・トリップ。　充分に癒される釣行と、相成りました。(kuni)

  Jun 5, 2008

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  イワナパラダイス…今日は祝日かぁ…

  　梅雨の合間の好天を狙って（たまたま休み）、再びイワナパラダイスを目指します。　途中、朝食・昼食を仕入れるためにコンビニに立ち寄ります。　レジで支払いを終えると、スピードくじを引いてくれ…とのこと。　なんと、これがアタリ。（と、いってもボクには無用の缶チューハイでしたが…）朝からツイテルなぁ。　深山は朝の靄に霞んで、とても神秘的。　あの林道を入って行けば、目指す渓が現れるはず。　あの先の路肩に車を停めて…「ん？」…先行者。　一気にヤル気は急降下。　止む無く、他の渓を彷徨い、matsuのミノーでチェックしますが、落ちてしまったモチベーションでは、全くバイトに持ち込むことはできません。　フィールドテスター失格だなぁ。　ゴメン、matsuちゃん、今日はこのチビッ子だけだよ。　今日の釣行は、どこに行っても先行者・先行者・先行者…平日ばかり釣りに行っていると、あまりないことなのですが…。　今日って、祝日じゃないよな…なんて、ふと考えてしまいました。　朝から、缶チューハイごときに運を使い切っちゃダメだナァ。(kuni)

  Jun 4, 2008

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  イワナパラダイスをふたたび釣る

  　昨年びっくりするような釣果をもたらせてくれた通称「サル沢」に今年初めて入渓してきました。　昨年はの6～8月には一時間も入渓すれば軽く二桁の釣果を約束してくれたこの沢も、盆明けから全くイワナが姿を消し、すっかり釣り切られたものだと思っておりました。サル沢を釣る posted by (C)matsukuni　少々増水して釣りにくい状況でしたが、少ないポイントを釣り上がります。　程よい流れの淵から、あの魚が蘇ってきました。サル沢イワナ今年1号 posted by (C)matsukuni　さらに良型が何度もミノーをチェイスしますが、食わしきれません。　ちょっと趣向を変えてアプローチします。　トイッチングで追わせた魚を確認してからタダ巻きでリトリーブするとあっさりとヒットしました。サル沢イワナは元気でした posted by (C)matsukuni ↑kuniフックでキャッチしたまずまずサイズのイワナ。　　キャスト～トイッチング～イワナがチェイス～タダ巻き～ヒット　　というパターンで次々とイワナがヒットしてきました。 この日もこの沢で二桁ほど釣って釣り終了。　　林道に上がる足元にはシダが光って見えました。　雨降る森で posted by (C)matsukuni　ずっと雨が降っていましたが、森の中は緑が明るく、蛍光塗料をまぶしたような不思議な光景でした。　人気の無い森をひとり行く時、見慣れたはずの光景に何故か「ハっ」とする物をに出くわすのでありました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（matsu）　

  Jun 2, 2008

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  チーム湾岸、第１号アオリイカ

  　つい最近、チーム湾岸に入ったMr.ヒルマン。　スピニングタックルにさえ触れたことの無かった彼が、湾岸４号クンの指導のもと今シーズンよりエギング入門。　そして、なんと４回目の釣行にして、初のアオリイカをキャッチ。　実はこれ、大きな声では言えませんが、チーム湾岸内での今年初のアオリイカなのだとか…　頑張れ、コーチ湾岸４号！　なには、ともあれヒルマンくん、初アオリイカ・キャッチ、おめでとう。(kuni)

  Jun 2, 2008

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  シーバスか、ナマズか…

  　ちょっと空いた時間にシーバス狙いに行くことに…　自宅で、ロッドにラインを通し、フライまで結んで準備万端。　ちょっと良いサイズが来ても良いように、＃８タックルでセッティング。　目指すポイントに到着して、ロッドを継げばすぐにキャスティングが可能です。　いつものスポットにフライを落とし、ラインを手繰った途端に…　『ゴンッ！！』　…しかし、水面下で茶色っぽい大きな魚体が、身をくねらせながら暴れる内にラインのテンションがなくなりました。　ナマズです。　なかなかのサイズでしたが、堅い口にしっかりフッキングできず。　足元にも５０ｃｍクラスのナマズが見えていたので、目の前を横切らせるようにフライをトレース。　すぐに…　『ガッ！』　…しかし、これもアッサリとフックアウト。　気を取り直して、シーバス・スポットにキャスト＆リトリーブするも、なんの気配もなし。　結局、もう１尾ナマズのバイトがあったものの、フッキングすることなく釣行終了。　今日もまた、シーバスに敗戦を喫してしまいました。　タックル、及びフライを水洗いして、塩抜き＆乾燥しています。　うーむ、次回こそ。(kuni)

  May 29, 2008

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  今年も、イワナパラダイスを探せ・・・フライ編（その２・完結編）

  　ストマックを吸い出したら、こんな感じ。　カゲロウやカワゲラなどは、ほとんど無くて、実際には初めて見るオドリバエや、ヒメバチの１種、甲虫など…もう、初夏のパターンが詰まっていました。　しかし、そんなに都合良く『オドリバエ』パターンの毛鉤など持ち合わせているはずもなく…　ま、このストマックの感じから、黒っぽい虫ならサイズ関係なく、なんでも良さそうなので、暗色系の＃１６のパラシュートを結び直して、いざ次のポイントへ。　最高に良さそうな小さな淵を見つけますが、手前には倒木、落ち込みの真上にも倒木…止む無くポイントのサイドに回り込み、ここぞというスポットの上流３０ｃｍへ毛鉤を落とします。　ほどなく水面が弾けて、身を翻してくれたのは…　この日、アベレージサイズの美魚。　ここからは、教科書通りのポイントから、次々とイワナが顔を見せてくれます。　一度バレテも、同じ魚が外れた毛鉤を探してキョロキョロしているので、再びフライを流せば無邪気にパクリ。　こんな光景が何度も。　以前、しげさんが記事に書いていらっしゃいましたが、フライに魚が出て一呼吸置いて、ゆっくりイワナが水に沈みかけた頃に、そっとロッドを立てるとフッキングの確率が高くなります。　この日のパターンが、そんな感じでした。　釣行する日によっては、フライに出てすぐに反転して一気に付き場に引き返すことが多いこともあるのですが、そんな時はちょっと針掛かりも浅いような気がします。　ふたつめの堰堤を越えて小さな落ち込みが続く中、タタミ１枚程度の、一際深い岩の切れ目に目が留まります。　「ここは、良いのがいる。」と、確信を持って狙いを絞ります。　中央は見ため以上に流れが速く、毛鉤を魅せることが難しそうです。　最奥部の落ち込みの左脇、３０ｃｍくらいの幅で帯状のカガミが付き場になっていると読んで、落ち込み際にフライを落としました。　毛鉤が２０ｃｍほど流れた頃に、青い水底からゆっくりと茶色い背中が浮上し、大きな口を開けてフライを吸い込みます。　口を閉じたイワナが、そのままの姿勢でゆっくり沈んでいく頃にロッドを立てると、ズシリとした重量感を感じ、一瞬の間をおいて体を大きくくねらせる感触が伝わります。　しっかりと、そのファイトを堪能しつつ取り込んだのが、この日最大の２５ｃｍ。　その後も、なかなかアタリが途切れず、渓を引き返すタイミングが計れないまま、釣り続けます。　こんなコンディションの良いイワナが釣れ続ければ、そりゃあ引き返せませんよね。　結局、休憩無しに６時間くらい釣り上がり、気が付けば２時を回っています。　ようやく意を決して、車へと戻り遅い昼食を摂ります。　もう充分に満足だったのですが、あと１尾だけ…と、車の前の流れに足を踏み入れ、１流し。　大満足の納竿となりました。　いったい、いくつのイワナを掛けたのだろう。（おわり）(kuni)

  May 28, 2008

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  今年もイワナパラダイスをさがせ・・・ミノー編

  　日曜日、未明からどしゃ降り、釣行をためらうほどの悪天候。　それでもサンデーアングラーは釣りに行かねばなりません。　川の手前で、事故通行止。　ちょっとイヤな予感。　雨降りに強い紀伊半島方面の渓流に行けば良かったかな？　　迷う心中。　　でも川はすぐそこ。　　　車を走らせます。　　　もしかしたら？　　本流の橋をどきどきしながら渡ります。　　　　・・・川は濁流と化し、河原へ降りるのも怖い様相。　本流域にたくさんある堰はすべてゲートを上に開けた開放状態。　　荒れる水量にお手上げしているみたいでした。　こんな時こそ遊泳力の強いサツキマスは遡上するんだろうなあ、と水中で必死に川を昇るその姿を想像するのでありました。　よし、僕も昇れるところまで昇ってやろう。　　そんな気持ちでたどり着いたのは、一昨年kuniやとんかつ師と楽しく釣った渓です。　昨年は暖冬で雪が少なかったからか、早期から釣り人が入り敬遠していた場所です。元祖イワナパラダイス posted by (C)matsukuni　一跨ぎできそうな細い渓です。　　　もしかしたら復活しているかも？　　そんな想いの1投目。　　手乗りイワナ posted by (C)matsukuni　良き思い出の再来に安堵し、渓の懐の深さに感動したのでありました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（matsu）　　

  May 27, 2008

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  今年も、イワナパラダイスを探せ・・・フライ編

  　昨日、とんかつ職人くんより、詳細な本流情報をいただいていたので、早朝は本流のポイントを数箇所、ウェットフライで叩き歩きますが、本流アマゴからの返信はなし。　水況は申し分なく、良さそうな雰囲気がムンムンと漂っていたのですが、とんかつ職人くんのようには、なかなか釣れません。　しかも昨日から解禁したアユを狙うべく、早朝より多くのアユ師が川にワラワラと現れます。　予定より早かったのですが、イワナパラダイスを探すため支流域を目指すことに。　週末に釣行していたmatsuから、昨年のイワナパラダイスが復活の兆しあり、との情報を得ていたので、その沢へ直行します。　林道が途中までしか通れないので、かなりの距離を歩いて上流の入渓点を目指します。　とりあえずmatsuが良い釣りをしたゾーンは温存して、昨年良い思いをした地点から入り、実績ポイントに毛鉤を浮かべますが、イワナのコンタクトはなし…ちょっと不安。　昨秋、全く釣れなくなってしまったことが頭をよぎります。　その先の落ち込みで魚が出なければ、渓を移動しようと考えながら手前の流れから順に毛鉤を落とします。　浅い瀬が始まる辺りに、毛鉤が流れた瞬間…　「パシャ！」　小型ながらイワナがフッキング…しかし、足元まで寄せたところでバラシ。　落ち込みの際にフライを流すと、さらにヒット…これもバラシてしまいます。　「うーむ…」　なにかがズレている感じ…＃１６のクリップルダンから、＃１２のクリップルダンにフライを結び代えます。　さらに先の流れを攻めると、ようやく…　こんな小さなイワナですが、１尾目なので大事に撮影します。　ストマックをチェックしたかったのですが、写真を撮った途端にスルリと流れに帰って行ってしまいました。　これで、少々気が楽になります。　次に、こんなポイントが現れました。　右側の深みと、左側の石が点在する中間あたりを流れるように、毛鉤を落とすと…　「パシャ！」　わずかながら、サイズアップです。　この魚は、ストマックのチェックに成功。（つづく）(kuni)

  May 27, 2008

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  またサツキ

  　ホントに、この人は…　とんかつ職人くんの、今日の釣果です。　こんなの、仕事中にメールされてきたら、仕事なんてやってらんねぇや！！　いやホントに、この人は良く釣ります。　さきほどの妻とボクとの会話…妻　「琴欧洲が優勝したみたいね。」ボク「知らん。」妻　「知らんって…国技やのに…」ボク「俺にとっちゃあ、国技で優勝した力士なんぞより、サツキマス釣ったとんかつ職人の方が、遥かに尊敬に値する！！」妻　「・・・」(kuni)

  May 26, 2008

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• 再び、シーバス・デーゲームへ

  　今日も仕事をとっとと片付け、シーバス・デーゲームへ…行ったけど、そうそう毎日、良い釣りができるわけないですねぇ。　『ボ』でした。　水に動きがない時は、期待できません。　ナマズが５回もアタックしてきたのに、全てバラシ…しっかり食えよ、ナマズ！！　ま、今日はmatsuが渓に飛んでいるので、きっと良い釣果報告が待っているでしょう。(kuni)

  May 25, 2008

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  仕事帰りに、シーバスゲーム

  　天候不順で仕事が早く終わったので、車にタックルが積んであるのを良いことに、シーバス・デーゲームを敢行。　フライは車のスピードメーターパネルに干してあった、エンジェルミノーが２本。　リーダーはあり合わせの、ナイロン20lbを9ft。（結果的には、このリーダーシステムは、とても使い勝手が良く、今後の定番システムになりそう。）　釣場に到着したのが午後３時。　到着直前まで降っていた雨が上がっていたので、敢えてレインウェアなしで、降ったらやめようと、ロッド＆リールに定番フライを結んで、ボガグリップと予備フライ１本の軽装備でポイントへ。　テーパーリーダーを使っていないからか（言い訳）、３投目までは思っているスポットから２ｍ以上外れた位置にフライが着水。　なんの反応もないので、読みが外れたかなぁ…と、不安になりつつキャストしたフライは、ようやく思い通りの岸際ギリギリにプレゼント成功。　やや、ゆっくりと長めのリトリーブを開始…　２度目のリトリーブに入った瞬間、水面直下で反転する銀色の塊。　『ガツン！』　待ちに待った、１発。　蝶番のベストポジションにフッキングしているのが見えたので、たっぷりとファイトを楽しんだ後、ボガグリップでランディング。　決して大きくはないけれど、丸々肥えたグッドコンディション。　デジカメなど、当然持ち合わせていないので、携帯で撮影。　なるべく魚の体力を奪わないように、すぐにリリース。　フライの乱れたヘアを指先で整え、すぐに次のキャスト。　やや岸際から離れたフライを背鰭を出しつつ、まずまずの魚体が追いますが食いきれません。　しかし、次第にキャストが決まるようになると…　何度もエラ洗いを、決めてくれるヤツや…　激しく２度も追い食いするヤツまで…　さらには胸鰭に傷のあるコイツは、本日最大となる１発！（と、いっても55cm程度ですが…）　更に攻める角度を変えて狙い始めると、足元を未だフライタックルでは釣ったことのない魚が、のんびりと横切ります。　何気なくヤツの目の前にフライを横切らせると、明らかに食い気のある反応。　一度フライをヤツの視線から外すためにピックアップし、再度狙いの魚の斜め後ろにキャストして、目の前を横切るようにリトリーブ。　すると…　ここで雨が強くなり、やむを得ず納竿。　次の目標は、このナマちゃんを水面に浮かべた毛鉤に食い付かせることです。　仕事帰り一時間の、プチ・トリップ…贅沢な環境にいますね、ボク。(kuni)

  May 24, 2008

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  とんかつ職人と、支流釣行

  　午前中の釣りを１１時過ぎで切り上げて、早めのランチを済ませつつ作戦会議。　午後は支流域に入って、木陰の中をのんびり釣ろうか…ということで、意見が一致。　途中、気になる本流ポイントを一箇所、開拓して（ここでも、とんかつ職人は１尾良型をバラシ）一路、目指す支流へ。　途中、道の駅にボクの車を停めて、彼の頼りになる車に荷物を移し、支流域へ突入します。　荒れた林道も問題なく走破する、アメリカ製の４駆…ホントに頼りになる車です。　ボクはフライ、とんかつ職人はミノーイングのタックルをのんびりとセット。　駐車スペースから渓をのぞくと、魚の影が…ふたりのヤル気がヒートアップします。　入渓スポットから、とんかつ職人の快進撃が始まります。　サイズは小型ばかりながら、次から次へと千切っては投げ、千切っては投げ…　もちろん、ヒットルアーはmatsuミノー。　フライ向けの流れでは、彼はスッと下がってポイントを指差し、ボクも当然のように毛鉤を流します。　この阿吽の呼吸が、なんとも心地よく釣果以上の満足感を得られます。　渓流のミノーイングやドライフライの釣りは、釣りのプロセス（ミノーや毛鉤を投げてから、魚が反応するに至るまで）を、同行者どうしで目視できるので、気の合う仲間で遡行すると、楽しみが２倍以上に膨らむことに。　ここぞというポイントに、必ずといって良いほどアマゴが付いていたので、動画の撮影にチャレンジ。　期待に答える、とんかつ職人の釣技と、matsuミノー。画像をクリックすると、動画サイトに飛びます。　なんと、この動画を撮影成功するまで２テイクのみ。　我々の呼吸と、渓の呼吸が一致したような気がした瞬間です。　時間の経過と共に、渓を飛び交う虫も増えてマエグロヒメフタオカゲロウも舞い始めました。　そこでフライを、＃１２の茶色のクリップルダンに代えてやっての第１投。　この後、パラシュート系のフライに代えると、反応がなくなり、クリップルダンに戻すと再び「パシャ！」　ストマックを調べると、流れてくるものは何でも食っているようでしたが、スピナーやダンは入っていなかったので、ボディの半分が沈むクリップルダンにのみ反応していたのではないでしょうか。　ふたりで、はしゃぎ、笑いながら、かなりの数を釣り夕方５時に納竿。　ウェーダーも脱いで、竿も片付けて、車で林道を下ります。　しかし、これだけ一日中釣り続けていたにも関わらず、ふたりの視線は林道沿いの渓へ。　「このプールは絶対に、魚おるで。」　「２、３投だけ、やってみよか。」　一度、片付けた竿を再びセットし、ビーチサンダルのまま水辺へ歩むとんかつ職人。　ボクはカメラだけ持って、彼の後ろで監督。　「まずは、あそこから攻めるか。」　「お、追ってる、追ってる！」　「アカン、食わんなぁ。」　何度かキャストを繰り返した後、本命の落ち込みを狙うとんかつ職人。　ここでは釣る！という確信を感じ、動画撮影。画像をクリックすると、動画サイトに飛びます。　なんと、１テイクで撮影に成功。　もちろん、matsuミノーでキャッチです。　この後、渓の見える温泉で一日の反省会…　湯船の横の窓から渓を見ながら、　「あ、あの岩の向こうでライズした！」　「あそこにも、１尾定位してる！」　ホントに病気です。　風呂上りは外に出て、宵闇迫る中アウトドア・ディナー。　とんかつ職人はもちろんビール、ボクはコーラ（ビールみたいにシュワシュワするでしょ…気分だけでもね）で、良き釣り・良き仲間に乾杯。　夜の宴を早めに切り上げ、ボクは帰途に、さらに車中泊のとんかつ職人は車の荷台の寝床へと…　良き一日をありがとう。（おわり）(kuni)

  May 23, 2008

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  とんかつ職人と、本流釣行

  　本日、釣行予定を立てていたボクに、前夜matsuからメールが…　「今夜、仕事終わってとんかつ職人も車中泊で、行くらしいで。寝込み襲って、ポイントと釣技盗んでおいで！」…と。　とんかつ職人にメールを入れると、すぐに折り返し電話が入り、彼の車中泊スポットで早朝落ち合うことに。　早朝、５時過ぎに到着すると、彼は既に川に立っていました。　しかも早速、良型のアマゴをひとつバラシテしまったとのこと。　相談の結果、ここから次々と本流のポイントを叩き上がることに…　この直後、ボクの目の前で尺クラスのアマゴを掛けるも、痛恨の合わせ切れ…matsuミノーの渓魚を誘う力というのは、やはり尋常ではありません。　そして、この漢『とんかつ職人』の釣技！　多くのポイントを教えてもらって、楽しい時を過ごす内に、ボクの中のモヤモヤも少しづつ薄くなっていくのを感じました。　ふと見れば、フラットに揺らめく２尺の魚…久しぶりに本気で狙ってみるのも悪くないか。（笑）（つづく）(kuni)

  May 22, 2008

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  今年は絶好調…バチ抜け

  　なんとも興味深い写真を、いただきました。　いつも、貴重な写真を提供いただく、チーム湾岸のみなさん。　とあるポイント、絶好調のようですね。(kuni)

  May 20, 2008

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  kuniフックでサツキマスを釣る

  　晴天の本流は広々していてホントに気持ちのいい場所です。　ここも街中なのにここだけ時間が止まっているかのような錯覚を覚えます。　DSCN3451 posted by (C)matsukuni　それにしても釣れない。　下流のポイントから順番に車で釣り上がりながら上流を目指し、本命魚の姿を確認できないまま今度は下流に向けて釣り下がっていきます。　だんだん「魚を獲る」という気分は薄れ、ポイントの様子を見に行くだけに車を走らせて行きました。　日は傾いて山の稜線の向こう側にかくれ、急にひんやりした空気に包まれてきました。　最後に少しだけやってみようか、という気持ちでそのポイントに着きました。　下流に大きなトロ場を控え、上流部に大岩の点在し荒瀬へと続く典型的な本流ポイントです。　大岩の点在部分から荒瀬にかけて釣り上がっていきますが反応なし。　やっぱりダメか、今度は荒瀬から大岩までを釣り下がっていきました。　大岩ポイントを叩き終えてそろそろ納竿しようと思った時でした。　下流のトロ場でアユが何者かに追われ水面を跳ねているのが見えます。　小さなボイルでしたが、ちょっと投げてみよう。　kuniフックが付いたシンキングミノーを、アユが消えたあたりにフルキャストしました。　着水点から大き目のトイッチングで流芯までミノーを泳がせ、ちょっと疲れ気味の手首が気になりだしたとき。　流れの中のミノーが何者かに押さえ込まれる手ごたえを感じました。　竿を反射的に立てて思い切り曲げてやりますと、伝わってきたのは数年前のアノ手ごたえ。　時折リールのドラグをすべらせ鋭い突っ込みをみせ、縦横無尽に流れの中を走り回ります。　いつもならバラシてしまいそうなきわどいやりとりでしたが、今回奴の口に掛かっているのは特注のkuniフック。　　落ち着いて寄せにかかります。　奴を河原の浅瀬にひきずりあげた後、久々に手足が震えました。DSCN3460 posted by (C)matsukuniDSCN3463 posted by (C)matsukuni このうえない高揚感で撮影したので同じアングルで似たような写真ばかりになってしまいましたが。　今年最高の釣りを成就できました。　最高のフックを提供してくれたkuniと、惜しげもなく情報提供してくれるトンカツ師、ブログを応援してくださる皆様、そしてすばらしい川が身近に存在する事に感謝感謝。（matsu）　　

  May 18, 2008

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  kuniフックで〇〇〇〇を釣る

  　僕がこの川へ通うきっかけになった魚がヒットしたポイント。　数年前、沢で釣るようなライトタックルでこの筋を釣っておりました。　稚アユが溜まるこのポイントでヒットした魚は小刻みな手ごたえながら重々しい引きで、ナマズかウグイを掛けたのだろうと思う引きでした。　　何度かの鋭い突っ込みを見せたのですが、なんとか足元まで寄せた魚を見てビックリ。　　それは銀色の魚体で朱点のあるとても大きなアマゴでした。　テトラの上から釣っていたので取り込む場所を探しているうちに逃げられてしまいました。　この日から僕は逃がしたこの魚を追っているのです。DSCN3455 posted by (C)matsukuni　このポイント。　　昨今では土砂で少し浅くなってしまいましたが、通りがかったらやっぱりミノーを投げてしまうのです。　今日釣れたのは、若アユが posted by (C)matsukuni　そして重々しくトルクがある引きの魚は、60センチオーバーか？ posted by (C)matsukuni　やはり彼でしたか。　　　（matsu）

  May 17, 2008

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  kuniフックで〇〇〇を釣る

  　晴天が続く神戸の浜辺では、チヌ（黒鯛）釣りが好釣のようで、DSCN3443 posted by (C)matsukuni　釣り人の後ろにサギが待ち構えております。　そんな西神戸の風景を見ながら、「いい海だなー」と思いつつ、いつもの川へと向かうのです。　今朝手渡されたkuniフックを試してみたかったからです。　本流遡上魚用に設計されたフックは、僕の作るミノーに装着され道中ボックスの中でカタカタと歌っていました。　まるで今日の楽しい釣行を約束するかのように。　でも本流の釣りはそんなに甘くありません。　一昨年の実績ポイント、先週の実績ポイントを釣りますが、減水のためか魚の気配がありません。　こうなったら新手で行くしかありません。　難攻不落のポイントにアプローチするために、渡河ヤブコギを決行します。DSCN3446 posted by (C)matsukuni　シカ除けの金網を越えて、ケモノ道と水中を交互に進みながらポイントを目指します。　目指すポイントに近づいたところで僕が見たのは、　同じ道具で釣りをする先行者の姿でした。DSCN3448 posted by (C)matsukuni　「どうですか？」と聞く僕に対し、うなずく彼。　きっといい魚獲れたのでしょうね。　僕はイバラの生えた河原を彷徨い、道路へ上がるためにさらにヤブを漕いでいかなければならないのでありました。（matsu）　　　　　

  May 17, 2008

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  新作ミノーでサツキマスを狙う

  　5月に入って初めてのまとまった雨です。　降り始めの土曜午後は、タイミング的に少し早いかなと思いながら河へ向かいます。雨の高速道路を posted by (C)matsukuni　はじめに向かったのは、昨年痛恨のバラシを経験した街中の堰堤。　予想に反してまだまだ水位低く魚気がありません。　　　やや下流の淵で新作ミノーをチューニングします。　左右へ泳ぎに偏りがないようアイを左右に曲げて調整、次にアイを上下に曲げて泳ぎの振幅を調整します。実釣速度で流れを泳がすと、いい具合にヒラを打ち予想に反していい泳ぎしていました。　このミノー、タングステンの重りを低重心にセットしたもので、かなりヘビーなセッティングにしたもの。　　軽量ミノーのような泳ぎのレスポンスが期待できないので、角ばったリップで泳ぎを補いました。　細身で６センチのボディーでフック込みで5グラム以上あります。　釣れそうな予感がするので次のポイントへ向かいました。ニゴイのポイント？ posted by (C)matsukuni　半月前に特大ニゴイが釣れたポイントです。　サイドクロスの立ち位置から流芯の向こうへキャスト。　トイッチングを加えながらミノーを流下させていきます。　　橋桁際の淀んだ流れにミノーが入った時、押さえ込むようなアタリが。　　引きずるような重い引きの主はニゴイです。　　さっさと流れに返し、もう少し速い流れを狙います。　ニゴイのヒットから3投目。　　流芯まで斜め下流側に流れを横切ったミノーがUターンして斜め上流に向かって泳ぎだし、もう回収しようとリトリーブ速度を速めた時でした。　　平たい銀色の魚体がミノーを咥えました。　「サツキだっ」　魚はミノーのテールフックを咥え、水面に向かって首を振るのが見えました。そして・・・　　ほんの一秒以内の出来事でしたが、鮮烈に脳裏に残る時間でした。　至近距離で掛けたのが仇となりましたが、それほど口惜しさはありませんでした。　　「次ぎが来る」　　予感があったからです。　すぐに三歩下手の釣座から流れに真横にミノーをキャストします。　　先程のヒットパターン同様にミノーを流れの中で泳がせます。　連続ヒットする時は、頭がヒットパターンのプロセスを覚えていて、同じ条件下で同じ動作に体が作動する時に起こる、というのが今までの僕の経験の中にありました。　この時もそんな感覚で。　やっぱりミノーが流れをUターンして、足元のカケアガリを速めのリトリーブでミノーを引いたとき、　連続ヒット、　そしてDSCN3418 posted by (C)matsukuni　DSCN3419 posted by (C)matsukuniDSCN3421 posted by (C)matsukuni　嬉しくて何回もシャッターを押しました。　すごい体高でしょ。　でも正直に申し上げます。　　この魚、銀化していますが体長26センチ、おそらく海へは下っていない本流アマゴだと思います。 （matsu）　　　

  May 11, 2008

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  本流釣行

  　本来、今日の用事が済んだあとは、家でゆっくりするつもりだった（既にお昼を過ぎていた）のですが、家にいるとネガティブになりそうだったので、無理やり渓へと出掛けました。　先日巻いた「ヒゲナガDEE WING」は、濡れると更に虫っぽく、かなり良い感じでした。　お気に入りに登録決定です。　あ、バーブ潰すの忘れてた…　こんなデッカイ、カワゲラが脱皮してたり…　こんなデッカイ、カゲロウが干からびてたり…　こんなにカゲロウが乱舞してたり…画像をクリックすると、動画サイトに飛びます。　でも、なーんにも釣れませんでした。　やっぱり、集中力持続できず…(kuni)

  May 8, 2008

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  本流初挑戦

  この花が咲く季節になると、いよいよ本流のシーズン。DSCN3384 posted by (C)matsukuni　愛用のボックスに「必勝祈願」を施したミノーを持って馳せ参じます。本流用ミノーたち posted by (C)matsukuni　昨日、立派なサツキマスがヒットしたポイントに放ちます。　サツキの流れ posted by (C)matsukuni　水量水色共に良し。　　　なぜかこの日のためのセッティングしたミノーの泳ぎに違和感を覚えました。　本命の魚がヒットするのは、すべての条件が揃ったほんの一瞬だけ。　そんな日に本命がヒットするはずはなく。　でも、　強烈なスピードランナーがヒット。　　一瞬この川の土手を疾走する哺乳類「ヌートリア」がヒットしたのかと勘違いするするほどの走りをした魚は、　　・・・（kuniも大好きな）〇〇イ。　手持ちのネットではとても掬えそうにないので、水中でやさしくリリース。フックが・・・ posted by (C)matsukuni　ひん曲がったフックにはウロコが2枚。　ロシアの川でギンジャケ釣ったらこんな感じなんだろうなあ。とヘンに感心してしまったのでありました。　kuniよ、またアブラビレを頼む（matsu）

  Apr 29, 2008

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  マッチ・ザ・ハッチ

  　ランチを済ませて、近くの名水をペットボトルに汲んだところで、ふと次に入る沢を考えます。　実はランチ前には、峠を越えた向こうの沢へ入るつもりでいたのですが、ふと違う谷が頭に浮かび急遽Ｕターンして、ボクが初めてアマゴを釣った渓へと走ります。　川沿いの道を上流へ向かうと、昔訪れた思い出が蘇ります。　あぁ、ここにバイクを置いてウェーダー履いて、川に入ったなぁ…などと思いながら、さらに上流を目指します。　とりあえずは、matsuミノーを泳がせてみようと、ミノーイングタックルをセットします。　入渓地点からすぐにアマゴのチェイスがありますが、追いが鈍くバイトに持ち込ませることができません。　水温を計ると、9.5度。　うーむ、こりゃボクには手におえないなぁ…今日はダメだなぁ…　と、思っていると、回りに大きなカゲロウが飛び始めます。　よく見ると、マエグロヒメフタオカゲロウが、大量に飛び交っています。　そうなったら、本業のフライの出番でしょう！　しかし、マエグロヒメフタオにマッチする毛鉤は、＃１２に巻いたクリップルダンが１本だけ…うーむ大事に使わねば…まぁ、釣れなければ、そんな心配も必要ありませんが…　そんな、心配も杞憂に終わり、最初のポイントから次々と。　そして、この渓では初めてとなるイワナまで。　この後、ブッシュの覆い被さる小さなポイントに投じた、唯一のアタリ毛鉤を吸い込んだのは、なかなかの魚体！　…しかし、痛恨のアワセ切れ。　でも、これだけ釣れたら、かなり満足。　良い釣りが、できました。　この後、他のフライを結んで投げてはみましたが、結局ノーヒット。　マッチ・ザ・ハッチの大切さを痛感。　また、あのフライ巻いとかないとなぁ。　充分楽しめたので、予定より早めに納竿とすることに。　渓から上がる所に、大輪のタンポポが群生していました。　これで、頑張ってＧＷも仕事できそうです。(kuni)

  Apr 28, 2008

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  アマゴを釣りに…

  　今回の釣行は、夕べからなぜか気乗りのしないものでした…　ＧＷ中はほぼ仕事のため、釣りに行くのが、かなり先になりそうなので、取りあえず行っとか…という、感じ。（最近、気分が晴れないこともあったりするので…）　それなら行かなければいいようなものですが、家にこもっていれないのが釣り馬鹿の悲しい性。　早朝は、先日とんかつ職人氏が釣ったサツキマスを狙うべく、川の下流へと車を走らせます。　一級ポイントは夜が明けたばかりだというのに、すでにアングラーがたくさん。　次のポイントは幸い人がいなかったので、しばらくロッドを振りますが、気合の入っていない腑抜けフィッシャーに、サツキ様など振り向いてくれようはずもありません。　早々に下流を諦め、のんびり釣りをしようと川を上がって支流域へと向かいます。　しかし、昨年の今頃に良い思いをした渓を釣り上がりましたが、１尾のアワセ切れと１バラシのみ。　午前中は『ボ』決定…　うーむ、帰ろうか…　恐らく、ブログをしていなければ、きっと午前中で帰ってしまっていたでしょう。　しかし、ネタのないまま帰れないので、取りあえずは景色の良い場所に移動して、ランチスポットで景色を写真に納めます。（つづく）(kuni)

  Apr 28, 2008

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  トロフィー・サツキマス！！

  　我々の共通の友人である、とんかつ職人氏より衝撃のメールが入りました。　matsuもkuniも、当然ながら仕事をしていますが、この写メールを見て廃人と化しております。（笑）　何が凄いって、サイズ、プロポーションは当然のことながら、口元に堂々と輝く『matsuミノー』でキャッチしているということ。　散々、他の定番のルアーを引き倒した後に、matsuミノー７ｃｍにチェンジした１投目の出来事だそうです。　詳細を聞こうと彼に電話したら、「今、もう１本掛けて、ラインごとブッ千切られた！」とのこと…もう、それ１本釣ったら充分でしょ、アンタ。　今日は良い酒呑めそうだね。おめでとう、とんかつ職人氏。　たくさん仕事はあるのですが、もう今日は仕事する気分ではありません…(kuni)

  Apr 25, 2008

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  デーゲーム・シーバス

  　朝から妻と買い物を済ませ、昼食までタイイング。　今日は濁りを意識した『ゴールド』系のストリーマーを、１本巻き上げました。　昼食後、巻いたばかりのストリーマーを結んで、早速近場のシーバス狙いに出掛けます。　本命のポイントは水の動きが悪く、ナマズのチェイスが１度あったのみ。（実はこれはバイトに持ち込みたくて、真剣になりましたが１チェイスで終了でした。）　少し歩いてポイントを移動しての第１投…　小さな水路を挟んで、流れ出しの向こう側にキャスト…リトリーブするフライが水路の前を横切ろうとした瞬間…　『ガツンッ！』　アワセが決まって、ロッドがバットまで絞り込まれ、かなりの魚体がヒラを打ったたところで…ロッドティップが天空を仰ぎます。　ラインブレイクでした。　うーむ、数時間前に巻いたばかりの毛鉤を取られたことより、あの魚体を逃がした悔しさは大きい！　濁りを想定したゴールド系フライの読みまで当たっていたので、そこまでの経過には満足でしたが、まさかのラインブレイクとは…　直前に牡蠣殻を擦ったのは分かっていたのですが、大したことはないと、高をくくっていました。　ティペットを結び直し、フライを結び直して、気を取り直します。　さきほどと同じコースをトレースすると、ほぼ同じ箇所までリトリーブしてきたあたりで…　『グンッ！』　さっきの魚には遠く及びませんでしたが、なかなかのファイターでした。　おそらく居付きの魚でしょう、先日のギンピカシーバスの比べると、ちょっと黒っぽい個体です。　その後はアタリが続かず、何箇所かポイントを移動しましたが、これを拾っただけに終わりました。　よーし、次回こそ…(kuni)

  Apr 24, 2008

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  フィールドテスター

  　たくさんmatsuミノーを持っているにも関わらず、今年はまだ実釣で使うことが少なかったので、今日は朝イチはミノーイングにすることにしました。　久しぶりに県境を越えて、イワナのいる沢へ。　まだ、キリリと冷えた朝の空気の中、支度を整えます。　水温は１０度を割っているため、魚の気配を感じるものの、なかなかバイトに持ち込むことができません。　それでも、なんとかキャッチできたのは、ボクの腕ではなくmatsuのミノーのおかげ。　kuniフックは、結局自分の分まで間に合わず…ショートバイトは、尽くフックアウト。　最大でも、この程度だったのですが、久しぶりのイワナとの再会で、楽しい釣りができました。　…そして今日、最も大漁だったのは、コゴミ。　テンプラはもちろん美味でしたが、サッと湯がいて紫蘇マヨネーズ・カレーマヨネーズ・キムチマヨネーズを、それぞれ絡めて食べるのも絶品でした。　午後からは、本業のフライを振ってライズを狙うべく、いくつもプールを彷徨ったのですが、強風のためライズはなし。　ほとんどロッドを振ることなく、納竿と相成りました。　しかし、たまにはmatsuミノー・フィールドテスターも、悪くありませんね。　そうそう、今日は以前汲んだ所と違う場所から、『名水』と呼ばれる水を持って帰って、コーヒーを沸かして飲みながらのエントリーですが、この水は旨い。　水が変わるだけで、コーヒーが別物になるのが不思議です。(kuni)

  Apr 21, 2008

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  kuniフックでアマゴを釣る

  　神戸の自宅から最短距離のアマゴの渓まで約一時間半。　　しばしの道中の山々は萌える新緑が眩しい季節になりました。新緑に萌える里山 posted by (C)matsukuni　予定通りに狙いの渓に到着。　二度目の改良を加えたkuniフックを付けたミノーを流れの中に放ちます。一番近い渓 posted by (C)matsukuni　水温10度、まだまだミノーを追うスピードが期待できない水温なので、ゆっくり誘えるように流れに対し斜め横のポジションからアプローチします。　細かなトイッチングを入れながら、淵尻のカケアガリに沿ってミノーが泳ぐように竿とリールを操作します。　Uの字を描きながらミノーが狙い通りのポイントを通過します。　　　ヒットが集中するのは、Uの字を描くなかのJの字の終了点あたり。　　　流れを下ってきたミノーが流芯を横切り、流れに逆らって泳ぎだす瞬間。　　　この時だけはまばたきもできない緊張の一瞬。　　ミノーを追う魚が確認できたら、魚の泳ぎとトイッチングのリズムにシンクロするようにミノーを操りヒットに持ち込みます。（ミノーイングで、ここが一番難しく、面白い所）　そして　ヒット　kuniフックは強いアワセは必要ありません。　渓魚が掛かれば後はテンション緩めずに魚を寄せるだけ。DSCN3351 posted by (C)matsukuni　ちょっと銀毛っぽい固体は放流物でしょうか？　この後何故かバラシ連続。　何故だ。kuniフックにしてありえない現象のはず。　DSCN3354 posted by (C)matsukuni　よく見るとフックのゲイブが少しひらいていました。　細軸のフックはこうなりやすいので要注意ですね。　フックを交換してすぐに、DSCN3366 posted by (C)matsukuniDSCN3361 posted by (C)matsukuni　次のアマゴがすぐにヒット、難なくランディングしました。　原因解明したので一安心。　ここで下流を目指します。　これから最盛期を迎える「サツキマス」を狙うため本流のポイントを見て回ります。　カヌー練習中 posted by (C)matsukuni実績ポイント posted by (C)matsukuni　最後のポイントを見て廻った時には、だいぶお日さんも傾いておりました。　地元アングラーとお話して情報交換したところ、今年すでに2本のサツキマスを釣り上げたとの事。　バスタックルに小型シャッドミノーで気軽に狙うのが地元アングラーのスタイルのようでありました。　　（matsu）　　

  Apr 20, 2008

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  紀伊半島山奥にて　・・・

  　とにかく楽しい釣行だったのですが、僕は「命の水」と称する飲み物を飲み続けていたので記憶が不確かです。　　カメラに残った画像をアップしますので、色々想像してみてくださいね。リーダー結び直しの図 posted by (C)matsukuni　昼からの釣りに備えてリーダーを結び直したみたいです。崖を下る posted by (C)matsukuni　ガレ場の崖を下りたみたいです。釣るkuni posted by (C)matsukunikuniが釣る posted by (C)matsukuni　kuniが釣ったみたいですね。温泉を出る posted by (C)matsukuni　温泉に入ったところはなんとなく憶えているのですが、　山の親父作のロッドスタンドを忘れてきたのを、とても悔まれる想いがあって。　曖昧な記憶の中、早朝5時に帰宅しました。新たな気持ちで塗ってます posted by (C)matsukuni さあ、いつもの製作ペースに戻さねば・・・。（matsu）

  Apr 18, 2008

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  リベンジ！！

  　昨日の先行者にガッカリしたポイントに、リベンジ釣行。（ＧＷ中、みっちりと仕事が詰まっているので、前倒しに休暇を…）　潮のタイミングを考えると、釣行は午後。　午前中は、ボクのフェイバリットカラーのグリーンバックで、お気に入りフライを２本タイイング。上が未使用、下が今日使って塩抜き・乾燥中のもの　いつもは３Ｄアイを、エポキシで固定するのですが、今日はいつもと違う接着剤を使用してみました。　これは、乾燥時間・透明度とも、かなり良い感じ。　結果から先に書くと、強度も大丈夫そうで、今後の３Ｄアイの固定には、この接着剤が主力になりそうな予感です。　早めの昼食を終え、正午前に出発。　幸い、件のポイントには先行者なし。潮位良し。濁り具合良し。流れも良し。ボクのモチベーションも、もちろん良し！　数投目にして、『クンッ！』と、ショートバイトがあるものの、フッキングには至らず。　しかし、魚がいることが分かり、集中力はピークに…　核心部の向こう３ｍ付近にフライが着水し、ラインが水に馴染むと同時にリトリーブ開始。　ラインのスラックが無くなり、リーダー・ティペットにまでテンションが加わり、フライが泳ぎだします。　核心部をフライが横切り、「ここぞ！」というポイントで……「ん？ダメか？」　…核心部を通り過ぎ、リトリーブの切れ目でフライが止まった、その瞬間…　『グンッ！！』　久々の感触！リトリーブハンドで、アワセを入れる感覚も残っていたようで、無意識にアワセが決まります。　ラインが「ビンッ！」と張り、＃８ロッドをバットまで曲げて一気に走り、エラ洗いを３度も決めてくれたファイターは、コイツ。　決して大きなサイズではありませんが、コンディションの良いグッドプロポーションの、ギンピカ君でした。　もちろん、今年のファーストシーバス。　朝から巻いたストリーマーのバランスが、悪くはなかったと証明してくれたようで、嬉しい１尾です。　その後、しばらく粘りますが、釣れたのは…　なんで、おまえが？　しかも、スレじゃなくて、しっかり口にフッキングしてるし…むしろアンタがベイトでしょう？？　さらに…　甲羅に引っかかってきただけとはいえ…　しかし、今日はこれだけで充分に満足。　近場で、良きファイターに、お相手していただいて帰宅。　うん、今年も多忙になりそうだ。(kuni)

  Apr 18, 2008

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  紀伊半島山奥にて

  今年も待ちに待った山の田舎へ里帰りしてきました。　　　前夜祭は紀伊半島山の幸、熊野灘海の幸による宴を山のおかんと親父が主催してくれます。　こたつを囲んで楽しいひと時、釣り談義、家族談義に花が咲きます。　僕はこの瞬間が、この釣行の一番の楽しみなのです。　毎年二日酔い間違いなしのところで酒宴は終了するのですが、なぜか翌朝は日の出と共に目が覚めます。　沢から引いた水で顔を洗うと、いつの間にか釣り準備も済ませ、いつもの朝よりシャンとした面持ちで挨拶するのです。朝起き川面側 posted by (C)matsukuni　昨夜の作戦会議で決定したポイントを目指します。朝一番ポイント posted by (C)matsukuni　ムシの寝ている早朝はフライを追う魚は少ないので、僕ととんかつ職人師がkuniを先行気味に釣ります。　先行者を感じながら何度かポイントを変えて渓を遡って行きます。（今年は人気の渓のようでありました）いい渓です posted by (C)matsukuni　kuniもぼちぼち竿を振ります。　　ちょっと苦戦しましたが、僕のファーストヒット、ファーストヒット posted by (C)matsukuni　小さいですが、朱点鮮やかなアマゴキャッチ。　ヒットルアーはmatsuミノー38にkuniフックを装着した奴で。ヒットルアー posted by (C)matsukuni沢を変えます posted by (C)matsukuni　さらに沢を変えます。　どうも状況が良くないようなので、しばし分散して釣る事に、　成魚放流のポイントでなんとかヒットさせました、成魚放流アマゴ posted by (C)matsukuni　この後、皆と合流して作戦会議です。タロー posted by (C)matsukuni　タローも笑っていました。　　　　　（matsu）　　　

  Apr 18, 2008

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  ハンバーグから食べる？付け合わせから食べる？

  　目の前にハンバーグの皿があります。　アナタはハンバーグから食べる派？付け合せの野菜から食べる派？（ハンバーグが好物として、考えてください）　…話は変わりますが、今日の朝刊の天気予報は見事に一日通して、雨！　午前中、妻と買い物に出掛けると近所のドブ川は、見事にカフェオレ増水中。　渓が良さそうなら、遅駆けでもロッドを振りに出掛けるつもりでしたが、止む無くずっと下流の塩辛いポイントを攻めることにして、車を走らせます。　昨年の夏、良い思いをしたポイントを見ると、まだ潮のタイミングが早過ぎる様子。　取り合えず、ここは置いておいて他のポイントを回ります。　次のポイントは、増水し過ぎでフライはおろか、フライラインが流れで弾かれるほどの勢いで、釣りになりません。　さらに実績ポイントに向かいましたが、ここも水の動きが悪く魚ッ気なし。　そうこうしている内に、初めのポイントが良さそうな頃合になってきたので、本命ポイントに戻ります。　車からロッドを取り出し、ポイントに歩きます。　潮位も良い感じで、かなり良さそうな雰囲気…「これは、今年初シーバスいただきかぁ！」　…と、狭い本命スポットを見ると、いつの間にかルアーマンが先行しています。　しかも、目の前でまずまずのシーバスをキャッチ…「やられたぁ…」　当然、魚の気配がある以上、彼は帰る気配などありません。　すっかり意気消沈し、次のポイントを目指す気力もなくなり、帰路に。結局２時間程度で、帰宅する羽目になりました。　子供の頃、付け合せの野菜を必死に片付け、さぁ本命のハンバーグを食べよう！…と、思った頃には先にハンバーグを食べ終わった弟が、ジッとボクの皿を切なく見つめ、仕方なくハンバーグを分けてやっていた、苦い思い出が蘇りました。　あぁ、今年のボクは、ツイテない…　仕方ないから、matsuミノー用のシングルフック、毛鉤でも巻くとするか…(kuni)

  Apr 17, 2008

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  春恒例『奈良里帰り』釣行記　その２

  　まずは初めの入渓点では、matsuはお気に入りのやや下流のポイントに向かい、ボクととんかつ職人クンは本流から分かれた支流筋を釣り上がります。　しかし、ボクに続けて釣れたのは、また…　どうも、例年のような渓の活気が感じられないまま、ふたり釣り上がります。　ようやく、なんでもないような「トローン」とした流れから、とんかつ職人クンが、１尾目のアマゴをキャッチ。　銀化した、良型でした。　さすが、とんかつ職人クンの腕とmatsuの力作ミノーのコラボに掛かれば、こんなものです！　しかし、この後も後が続かず、渓を代えることに。　２年前に、このメンバーで良い思いをした、あの渓へと向かいます。　…が、ここも他府県ナンバーの車が、其処彼処に点在…平日だというのに、なぜかやたらと釣り師の車が目立ちます。　過去に何度も訪れた場所ですが、こんなに釣り師が多いのは初めてです。　案の定、この渓も魚影はほとんど見当たらず、次の渓を探すことに。　午前の部、最後は取り合えずとんかつ職人クンの実家の近所の渓に、戻りました。　そこで、ようやく嬉しい１尾。　せっかくなので、何を食っているのか調べてみました。　各種ニンフと、シャックがチラホラ…　昨年のように、稚鮎を偏食しているわけではありません。　やはり、釣り師によるプレッシャーと、放流量の少なさが貧果の原因のようです。　これを折りに、ランチタイム。　とんかつ職人クンが、しっかり腕前を披露してくれました。　午後の部は今までに行ったことのない、奥地へ足を踏み入れました。　両岸は切り立った所が多く、入渓点は斜面を１５ｍ以上も滑り降りるような渓でした。　しかし、渓相は感じが良く、なんだか期待が持てそうです。　規模は小さめの渓なので、３人交代で竿を振りつつ釣り上がります。　ちょっと開けたポイントで、ボクのフライロッドを振らせてもらうと…　この後も、飽きない程度にチェイスがあり、３人でワイワイと楽しく釣り上がります。　matsuミノーとkuniフックの組み合わせは、こんなサイズまでも魅了。　あ、でも、もちろんmatsu氏は、これだけではありませんでしたよ。　きっと追々、彼自身が記事をエントリーしてくれることでしょう。　釣果は過去、この恒例里帰り釣行の中では、最も貧果と相成りましたが、やはり気の置けない仲間と行動を共にできるのは幸せなことでした。　夕方まで大いに遊んで、疲れた体を温泉でほぐし、再びとんかつ職人クンの実家に舞い戻って夕食までいただき、帰路に付きました。　いやいや、今年も良き里帰りができました。　良き友、良き郷に感謝。（kuniの部　おわり）(kuni)

  Apr 16, 2008

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  春恒例『奈良里帰り』釣行記　その１

  　さきほど奈良釣行から帰りました。　昨日は夜明け前からの仕事だったので、定時に仕事を上がってから、夕方matsuとの待ち合わせまで車内で仮眠。　夕方、仕事を終えたmatsuを彼の職場付近でピックアップし、いざ出発。　彼にはよーく冷えた缶ビールを用意しておいたので、ドライバーはお茶、助手席はビールで乾杯。　いよいよ、楽しい『あの場所』（とんかつ職人クンの実家）へと、車を走らせます。　とんかつ職人クンは他に用事があったため、一日前には奈良入りしていました。　我々の到着は２１：００頃。　もちろん、到着したら我々３人と、実家の父と弟（もちろん、とんかつ職人クンのオトーサンと弟クンですが…）たちと乾杯でした。　夜更けまで酒宴は続きますが、朝は６時起床。　朝食も摂らずに、いざ渓へ！　ファーストキャッチは、やはりコイツ。　昨年の記憶が、脳裏をよぎります。　これはミノーイングの名手、とんかつ職人クン。画像をクリックすると、動画に飛びます。　…本日はここまで。（つづく）(kuni)

  Apr 15, 2008

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  kuniフックでイワナ？を釣る

  一昨日の雨で本流筋はいい感じに増水していました。　本流下流筋でサツキマスのフレッシュランが狙えそうな雰囲気でしたが、今回は、魚影が濃いという噂の初沢を登りつめて行きました。　kuni父娘製作の、とびっきりの力作フックを預かっていたからです。　DSCN3275 posted by (C)matsukuni　渓相はかなり細く、少々の増水と重なる倒木で手強そうです。DSCN3276 posted by (C)matsukuni　先週のテストで好調だったミノーに、とびきりフックを装着して釣り開始です。　かなり攻め辛い渓だけあって先行者は無いようで、ポイントからは次々ミノーを追う魚が確認できるのですが、引ける距離が短くて食わすことが出来ません。　かなり大きな魚も確認できたのですが、大きな魚ほど追うスピードが遅くて難儀します。　ダウンストリームにミノーを流し込み、流れに逆らって釣る方法で難しいポイントを釣ります。無題 posted by (C)matsukuni　このポイントに上手からミノーを流し込み、流れからミノーが飛び出さないように小さなトイッチングで誘うと、DSCN3283 posted by (C)matsukuni　かわいいイワナがヒット。　少々高い足場の場所では、リップの大きなディープダイビングタイプを使い水中でミノーを踊らせます。　　すると、DSCN3291 posted by (C)matsukuni　先程よりちょっと太っちょなイワナがヒット。　こいつは新作のミノーのお腹に付けるフック一本で釣り上げました。　少し流速の早いポイントでは、DSCN3296 posted by (C)matsukuniDSCN3295 posted by (C)matsukuni　アマゴが釣れました。　ミノーの流し方のパターンも決まり好調に釣って行ったのですが、トラブル発生。DSCN3300 posted by (C)matsukuni　竹の切り株を踏付けてウェダーに穴を開けてしまいました。　足に穴を開けていれば一大事だったのですが、ウェダーが守ってくれました。　ちょっと修復不可能みたいです。　　三年半苦楽を共にした相棒だっただけに、センチメンタルな釣行になってしまいましたが、お陰でいいミノーが出来上がりつつあります。　皆様のアドバイスと御協力の賜物で、僕のミノーも益々成長していくのです。（matsu）　　

  Apr 12, 2008

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  matsuミノー、またまた大暴れ！

  　いやはや、さすがチーム湾岸！！　またまた、やってくれました。何尾釣ったか、聞きたくないほど（笑）釣ってきたようです。2号氏メバル posted by (C)matsukuni4号氏メバル posted by (C)matsukuni　普通に釣るのは当たり前、連続ダブルヒットも！ダブルヒット posted by (C)matsukuni　この写真、巧く撮れてますよね。ミノーが主役になるように撮ってくれているあたり、チーム湾岸のおふたりの人柄が表れています。ガッポリ posted by (C)matsukuni　下のメバルなんて、ミノーをガッポリと頬張っています。　更には、matsuミノーの泳ぎと湾岸２号氏の誘いのテクニックに、シーバスまでもが魅了されました。シーバス posted by (C)matsukuni　チーム湾岸のテクニックと、matsuミノーのポテンシャルを併せれば、パターンにはまると恐ろしいことになるようですね。　いつも、情報提供ありがとうございます。(kuni)

  Apr 10, 2008

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  本流筋も見てきました

  沢のアマゴと遊んだ後。　チョット気になる本流筋を覗いてみることにしました。　kuniから聞いていた成魚放流のポイントは、ウエーディングのフライマンが数名釣っておられたのでパス。　昨年僕が最大のアマゴを釣り上げたポイントで少しだけ竿を振ることに。DSCN3267 posted by (C)matsukuni　やっぱりアユの遡上が始まってからでしょうか？　まったく気配がありません。　おまけに今年は土砂の流入のため浅くなっておりました。　DSCN3268 posted by (C)matsukuni　DSCN3269 posted by (C)matsukuni　河原の風景を楽しんで、まあヨシとします。　しかしこのポイント。　　やはり大物のポイントのようで、DSCN3270 posted by (C)matsukuni　こんな看板が立っておりました。（matsu）

  Apr 9, 2008

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