小気味良いファイトまでの道のり
夕べは寝るまで悩んだ結果、とある砂浜にウェーディングすることに決めて夜明け頃にポイントに到着。 小さなイワシが入っていれば楽しい釣りができるはずと浜辺を歩きますが、海面は実に穏やかで全く生き物のざわめきを感じることが出来ません。01浜は穏やか posted by (C)matsukuni ずっと浜辺を歩いていると、ようやく水面にベイトらしき動きが見えたので、穏やかな海に膝上くらいまでウェーディング。 その瞬間、明らかに右足に海水の冷たさを感じます。 どうやら浜に出る時に藪漕ぎした際に、イバラに引っ掛けてしまったみたい・・・ そんなに寒いわけでもなかったので、そのまま釣り続けましたがザワついた海面にキャストしたフライに引っ掛かってきたピンボケのサヨリのみで、本命砂浜の釣りは終了。02ピンボケのサヨリのみ posted by (C)matsukuni 車に戻ってウェーダーを脱いで仔細に調べてみると、ブーツフットの継ぎ目あたりを中心に相当広い範囲でちょっとした「裂け目」と無数の穴が・・・これはさすがにリペアはキツイなぁ。03ウェーダー裂けてビチョビチョ posted by (C)matsukuni さすがにこのまま帰ってはネタがないので、ポイントを移動。 次に向かった場所は、ちょっと前に立ち寄った時はチーバスすら掠らなかったので、あまり期待もせずにピンクボディのウーリーバガーを結んで暫くキャスト&リトリーブをしていると、予想に反して銀白色の光が水面下を舞い小気味良い躍動感がロッドを通して手元に伝わりました。 「お!これはメッキ!」 ちょっとマシなサイズのメッキに心躍らせていると、なんとも無情なことに姿が見えた瞬間にポロリと外れてしまいました。 そこから続けてウーリーバガーのカラーローテーションを試みつつ、「メッキ、メッキ、メッキ・・・」と呟きながら攻めますが、一度だけ海面が揺らめいただけ。 まだいるのは確かなので、水面を狙うチビポッパーに変えて「ポコッ、ポコッ・・・」とやっても無反応。 続いて光り物ストリーマーに変えて、早いリトリーブに反応してヒットしたメッキもまずまずのサイズ。 なのに、これも足元の障害物に巻かれて、まさかのバラシ。 今日のボクは、ツキに見放されたか・・・これで帰ろう。 と、車に向かって歩き始めたのですが、ちょっと角度を変えて一回だけキャストして帰ろうと投げたフライに、さっきまでとはホンの少しだけ小さなギンガメアジ君が喰ってくれました。04やっと posted by (C)matsukuni05掌サイズ posted by (C)matsukuni それでも17~18cmくらいはあったので、#7ロッドでも引きを楽しめました。 最初の2尾は、もうちょっと大きかったので20cm前後はあったみたいだけどね。 最後にもう一ヶ所立ち寄った河口では、残念ながら魚からの反応はなく「ピューイ」と鳴くキアシシギらしき鳥の写真だけを追加して、お昼前には帰宅と相成ったのでした。キアシシギの幼鳥かな posted by (C)matsukuni 久しぶりに近所の海で、ちょっとコマシなギンガメ君に出会えたのは収穫でした。 2尾のバラシがなかったら、もっと良かったけどね・・・(kuni)