春の妖精のごとく・・・セリバオウレン(両性花・雌花)
早春のセリバオウレン鑑賞会に行ってきました。これまで群生風景・雄花編をアップしましたが、今回は両性花と雌花編です。セリバオウレン(芹葉黄連) キンポウゲ科オウレン属・・・山地林内の湿った日陰に自生する草丈10~15cmの小形の常緑多年草で、葉がセリの葉に似ているため名が付いた。花は、雄花と雌花、両性花があり、早春に根茎から花茎を伸ばし白い花を2~3個つけます。森の中の妖精のごとく可憐な花にぞっこんです・・・雄花の株がもっとも多く、次が両性花の株でした。雌花をつけた株を探し出せるかが疑問でしたが、探せたのはたったの一株だけ。なかには雄花と両性花を持つ株があるらしいのですが、見つかりませんでした・・・ (1) 雄花も美しく好きですが、両性花も一個一個微妙に顔が違うので興味をそそります。(2)(3) まだ咲き始めたばかりの両性花。雌しべ、雄しべの展開はこれからのようです。(4) 珍しい個体を見つけました。淡紫色の萼片の両性花。高貴な雰囲気ですね・・・(5) 花の大きさは1センチ弱と極小ですが、見れば見るほど繊細です。(6)(7) 雄しべが長く伸び外に広がりそろそろ終盤です。(8) 雄しべに花粉が見えます。(9)(10) 90ミリマクロにクローズアップレンズを装着し手持ち撮影です。ブレブレ・・・(11) (12) 唯一雌花のショットです。ちょっと怪しいですが、雄しべがないように思います・・・ 岐阜市椿洞東辻ヶ内・・・(2011.02.25 )