第81話「ノートを貸して欲しい」
キ~コ~ンカ~ンコ~ン担任「それじゃ今日はここまでな」みんな「「ありがとうございました」」ガラガラバタンさっくん「ふは~終わった終わった~」さっくん「さて、とも帰ろうぜってもういないし、あいつただでさえ出番無いのにどうするんだろ」さっくん「まぁ僕の知ったこっちゃないけど……帰ろ」せり「さっく~ん」さっくん「ん?どうした?」せり「えっと、今日の数学のノート取った?」さっくん「ん?ちゃんと取ったけど?」せり「ごめん貸して」さっくん「別にいいけど明日も使うから明日返せよ」せり「うん、ありがと」さっくん「しかし、何で?」せり「え~っとつい秋の陽気に負けて」ガサガサさっくん「つまり居眠りね」せり「えへへ、そうとも言うね」さっくん「まぁ人のこといえないけど……えっとここらにしまったはずだけど」せり「ん~?もって帰らないんだ」さっくん「まぁ勉強しないのに一々持って帰るのもね~」せり「さっくんらしいね」さっくん「ほっとけ……あった、ほい」せり「ありがと~♪」さっくん「じゃ帰るか」せり「えっとね、実は公民のノートも貸して欲しいんだけど」さっくん「公民か、今日授業無かったはずけど?」せり「前回分書いてなくて、それに明日授業あるからそれまでに、ね~」さっくん「そっか、だけど悪い、普段は置き勉してるんだけど今日は家にあるよ、ごめん」せり「あ、さっくんが誤らなくてもいいよ、無いなら仕方ないよ」シュンさっくん「ん~家来るか?」せり「え?」さっくん「今からだとみんな帰ってるだろうし、それに僕の家に少しよってもらう事になるけどいいかな?」せり「うん、ありがと~、だからさっくん好きだよ!」ギュ~さっくん「だから一々くっつくな!」と言う訳でノートは真面目に取ろうねまぁ僕は授業はまったく聞かないけどノートはちゃんと取ってる人ですそんな訳でちゃんとした理由でさっくんの行ける事になったせりさてこの後どうなるのでしょうかもう少し続く?