|
カテゴリ:漫画(感想
なんというカラーページの無駄使い(賛辞) カラーページといえば、色鮮やかなワンピースの尾田っち絵が思い浮かびます。 ですが、すごい...。 白黒でも、本誌のカラーページをコミックに挿入してくれてよかった!と思えたのなんて初めてですわ。 前巻(感想はこちら)に続き、闘うだけの巻。 やっと終結です。 この闘いの絵の中で井上せんせの墨絵がどんだけ映えるか。どんだけ生きた絵に見えるか。 上気したように、たとえこの本がつるつるのカラーページ全編だとしても、白黒が文字のように、動画のように美しく映ること必至。 書道をやっていたわけではないので、ただ字が上手いというだけに感動する人間です、私は。 もちろん井上せんせの描く(「書く」も可。笑)、 「武蔵」という単語も、字として達筆で、絵として美しい。 だから、「武蔵」という文字を覚えて嬉々として書いている小次郎を見るだけで、 彼の姿すらも字に見え絵に見えるという、何とも不思議。 白黒ですから華やかというわけではない...繊細な絵と文字の融合です。 27巻は際立って目に映ります゛v(^_^ v)= 孤軍奮闘の武蔵の闘いに終止符を打つのは、一の太刀━━。 それは、闘いを挑む吉岡の者たちにもあったのかもしれないし、 植田の気持ちだけであったのかもしれない。 ただ果てるだけでなく、最後の精神を武蔵に突きつけるという植田の結末が見事であったとしか言いようがない。 愛してやまなかった吉岡を一番思ったのは植田だったんだろうなと。 これだけの名のあるものを、自分で終わりにできると考えられるんですから。 70人を相手にして一人で生き残れるもんじゃーねぇだろ?と思うのは現代の人の考えかもしれません。 命を賭した闘いをする、剣に生きる人には、 今の日本人の考えも及ばない精神力から芽生える体力があったかもしれないし。 それを、時代小説を描かれる先生たちが伝えようとしているのかな。 その闘いの最後、武蔵の言葉は人の名前...「小次郎...」 そろそろ、バガボンドも終わるんかな~~なんて思ってしまいそうです。 武蔵にとっては1年というタイムリミットがありましたが、読者は、何年だっけ? まぁ、相当待ったので、終わるのも名残惜しいですな。 って、決め付けΣ( ̄ロ ̄lll)!? 久々にあけみちゃん出てきました。 あんまり好きちゃうけどねっ。 吉岡清十郎の女として、武蔵をグサッと...したはずなのに武蔵は平気そうでした(笑) 70人相手にしても丈夫な人ですから、それももしかしてへっちゃら、なのかね 身体の関係があったか、ないような描写でしたけど、好いていたんでしょうねぇ。 自分を大事に思ってくれている人だと理解して。 ~チラシが入っていました、上野の森のマンガ展。~ HP行ったら、DRAWが軽く流れてびっくらこいた。嬉しかった 筆で描かれたものばかりではないんだろうけど、井上せんせに惹かれる人は言ってみたいと思うに違いない。 大阪なら間違いなく行ってたのに~~~~(;´д` ) こういうのって、全国ツアーするのが普通ですよ!ゼヒやって下さいな。 大人2人、チケット確約ですよ♪ ~味を占めた。~ 26巻でポスターが当たったことに味を占めて、今回も応募しようかと♪ こうやって宣言すれば当たらないんでしょうけどねっ ~バガボンド×リアルの競演~ 応募券2枚でブックカバープレゼントですって。最強すぎるよ(≧ω≦) 講談社と集英社という、大手の二社なのに、さすが井上せんせ!! こんなことまでできるんだ~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月18日 16時57分29秒
[漫画(感想] カテゴリの最新記事
|