|
テーマ:最近観た映画。(40146)
カテゴリ:映画(感想
映画アバターの感想日記です。
22世紀、人類は地球から遠く離れたパンドラで<アバター計画>に着手。 星の先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体アバターを創ることで、 有毒な大気の問題をクリアし、莫大な利益をもたらす鉱物を採掘しようとする。 計画に参加した元兵士、車椅子生活のジェイクは<アバター>を得て体の自由を取り戻す。 パンドラの地に降り立ち、ナヴィの族長の娘ネイティリと恋に落ちるジェイク。 しかし彼はパンドラの生命を脅かす任務に疑問を抱き星の運命を決する選択を強いられる。 2009年12月9日、日本公開。 監督:ジェームズ・キャメロン 出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシ キャメロン監督ってすごいなー、決して一発屋で終わらない。 しかも自分の記録をまた抜いたときたもんだ どんだけ稼いではるんやろwww シガニー・ウィーバーが出てるんだから、エイリアンを思い出さないはずはない(笑) ツッコミはさておき。 これは地球人のエゴです。 地球人が攻撃してくるような一方的で派手な攻撃ではなかったんですけども、先住民は誇りをかけて戦いました。 カナダ出身ではありますが、アメリカで活躍するキャメロン監督です。 アメリカ先住民インディアンの歴史も勉強されていることでしょう。 どういう気持ちで撮ってたんだろうなぁって...。 欧州列国が侵略していった北米、その歴史をどう思うのかっていうのも聞いてみたいな。 ってか、地球で”先住民”と呼ばれる人がこれを観たらどう思ったんだろ? こうやってインディアンは侵略されたんだし、アフリカの土地からも色んな国から文化を奪ってきた。 欧州や、アメリカだけじゃない、日本も同じことをしてる。 仕掛ける側だけが幸せで裕福で恵まれたらいいという考え方が戦というものを引き起こしてきた世界の歴史があります。 銃器をぶっぱなす圧倒的な地球人の強さになすすべもなくなっていくナビ達に、やるせない思いが沸き起こってきました。 誰もが戦士であって、誰もがパンドラを思う気持ちを持って戦っているのに、圧倒的に強い地球人にはそういう思いが微塵もないんですからねぇ。 CGと実写の判別のつかない圧倒的な映像美だけを楽しむだけでも、最高峰のエンターテイメント作品であることには間違いないわけですが、そういった地球の歴史を踏まえてこの作品を考えてみるとまた違った見方が出来て一層深くて面白味が出てくるに違いないと思います。 感情移入はぶっちゃけ難しいでしょー 『マーズアタック』とかのモロ宇宙人ではなくて、人間に似ているのに、ビミョーに違和感しか残らないちょっと気味悪い顔...あぁ、こうやって考えるももある意味人間のエゴに違いないけど、単なる感想日記なんで許してつかぁさいw 地球が滅びる(滅びた?)経緯、時代背景。 惑星パンドラを見つけたのは誰でどうやって見つけたの? 明かされていない部分が多すぎて時々「あれこれはどうなのよ?」と不思議な気持ちになってしまいました。 「時は西暦ホニャララ~~」とか言うナレーションでもいいじゃん! もうちょっと設定とか軽く教えておいてほしかったなー。 時間が許さなかった?いやオープニングでさくっとやれたと思うんだけど... さて、主人公。 族長の娘とニヨニヨな関係になったからって、ポッと出の余所者が戦の先導を切れるのがアメリカちっくです。 そしてエイワというパンドラの神のおかげで勝機を見出すことになるという、大逆転もこれまたアメリカちっくです。 ま、どれをとってもアメリカ映画ってことで^^ 3D元年のアバター年。 3DとCGの融合で作品を観せたアバターですが、3Dというだけで空を飛んでいるようにも見えるし自分の目の前数cmに森がある感覚に陥るものです。 私はレンタル視聴なので関係ないですが(元も子もないなwww ただ、主人公が眠っている間にナビィの格好をした現実にある肉体に主人公の精神を入れて動かすという凄い技術が発達している未来のお話です。 それを考えると、主人公もある意味3Dのような体験をしているんですよね。 自分はその場所にいないのにあたかも居るかのような錯覚。 ですから、 この『アバター』という作品に、3Dは必要不可欠なものであったんだと私は思う。 映像技術が進化したからだけではなく、この作品には要るものだったんです。 3D第一作として一番相応しい作品だったと確信しています。 映画館で観ればよかったー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月17日 09時22分52秒
[映画(感想] カテゴリの最新記事
|