新着記事一覧 | Oops! Wrong Planet

山口貴由「劇光仮面 (5)」

山口貴由「劇光仮面 (5)」本物の怪人との激闘が終了。本物の怪人の正体は、帝国陸軍の肉弾特攻兵器「人龍」の生き残り、アモンとイリスであった。彼らはすでに90歳を超えている。人龍が不老となることは、軍にとって予想外の事態であり、人龍自身も数十年を経て初めて己の不老に気づいたのであった。そして、彼らは完全な不老ではなかった。二人とも肉体は頑健なままだが、イリスは痴呆の症状が出て、男女が戯れる光景を見ると、占領軍に暴行される婦女子に映ってしまう。明らかにジャミラ、バルタン星人、ウーに相当する怪獣を引き合いに、やはり明らかにウルトラマンに相当するヒーローを「怪獣と見ればなんでもかんでも殺してしまう銀色のバケモノ」と断じ、そしてそれを否定。アモンとイリスの最期には落涙を禁じ得ない。ベーアサーダこと真理リマの不穏な行動から、新章突入。

2024/05/13

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ナクソス・ミュージックストアから

MARY OLESKIEWICZ; MIKLOS SPANYI: CNONCERTO ARMONICO / Quantz: Flute ConcertosVARIOUS / Frederick II (Frederick The Great): Flute SonatasELYSIUM ENSEMBLE: LUCINDA MOON AND GREG DIKMANS / Johann Joachim Quantz: Flute ConcertosLE PETIT TRIANON & OLIVIER RIEHL / Buffardin: Sonates & Concertoクヴァンツ関係が3枚と、クヴァンツの師匠、ビュッファルダンが1枚。

2024/05/10

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速戸ゆう「アジール Asyl ～復讐の裏社会半グレ狩り～ (3)」

速戸ゆう「アジール Asyl ～復讐の裏社会半グレ狩り～ (3)」第2巻ではやや失速だったのが、今巻では完全に失速。ただのバイオレンス漫画になった。おそらく、もう挽回の機会はなかろう。

2024/05/09

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服部未定「スマイリー (1)～(8)」

服部未定「スマイリー (1)～(8)」既刊最新巻は第8巻。第1巻は2022年5月、第8巻は2024年4月、それぞれ第1刷。日本文芸社。週刊漫画ゴラクに連載中。マンガ沼で推奨されていたので購入。山内も川島も軽く触れていただけなので油断していたが、伏線張りまくり、どんでん返しに次ぐどんでん返しの、驚異のサスペンスだった。カルト教団の闇がこれでもかと描かれる。以下、ネタバレあり。最新巻の最後で笑嫣が白石であることが明かされるが、これは第5巻40話、病院の火事で赤ん坊を失って怒号を発する母親の名前（白石）をわざわざ出している時点で予想できた。魚住刑事の母親が当時看護師で、彼女が火事から救った赤ん坊がその後笑心になったことを匂わせるのが目的の箇所と思わせて、そこにさらっと重要な伏線を忍び込ませている。この手法は、魚住と小木のなんでもない雑談で、小木につい最近恋人が出来たと伝えているあたりでも使われている。これが後に重要な情報だったとわかることになる。地獄の引きの第8巻は先月出たばかりで、次巻が出るのはまだまだ先。待ち遠しい。

2024/05/08

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「TIME タイム」

TV映画「TIME タイム」アンドリュー・ニコル監督11年米。2月3日深夜放映。粗筋は映画.comより。「ガタカ」のアンドリュー・ニコル監督が、ジャスティン・ティンバーレイクとアマンダ・セイフライドを主演に迎えて描くSFアクションサスペンス。科学技術の進歩によりすべての人間の成長が25歳で止まり、そこから先は左腕に埋め込まれた体内時計「ボディ・クロック」が示す余命時間だけ生きることができる近未来。貧困層には余命時間が23時間しかない一方で、富裕層は永遠にも近い時間を手にする格差社会が生まれていた。ある日、ひとりの男から100年の時間を譲り受けた貧困層の青年ウィルは、その時間を使って富裕層が暮らす地域に潜入。大富豪の娘シルビアと出会い、時間監視局員（タイムキーパー）の追跡を受けながらも、時間に支配された世界の謎に迫っていく。出演はジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィ、オリヴィア・ワイルド、アレックス・ペティファー、ヴィンセント・カーシーザー、レイチェル・ロバーツ、ベラ・ヒースコート、ジョニー・ガレッキ、エマ・フィッツパトリック、マット・ボマーら。現金の代わりに電子マネーではなく時間のやり取りをするようになった社会。それだけ。1アイデアで勝負するには弱すぎる。「ガタカ」とは似て非なるB級SF。

2024/05/06

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渡辺アカ「擬態人A (1)～(6)」

渡辺アカ「擬態人A (1)～(6)」既刊最新巻は第6巻。第1巻は2022年2月、第6巻は2024年3月、それぞれ初版。秋田書店。少年チャンピオンコミックス。マンガ沼で推奨されていたので購入。軽めの推奨だったので舐めていたら、実際にはもっと激しく奨められてしかるべき逸品だった。プロットにしても作画にしても、第1巻では「寄生獣」の劣化版のような趣きだったのが、巻を重ねる毎に化けていく。いい意味で予想を裏切る展開の連続で、飽きない。最大の山場のはずの擬態人10万人の移住は、驚いたことにナレーションで済ました。大真面目に描けば、かなりシリアスなSFになる話だが、絶妙にギャグを絡めてぜんぜんシリアスにならないのにも驚かされる。このへんの塩梅は「常人仮面」とよく似ている。次巻が待ち遠しい。

2024/05/05

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「ゴジラ-1.0」

Amazon Prime Video「ゴジラ-1.0」山崎貴監督23年東宝。粗筋は映画.comより。日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。タイトルの「－1.0」の読みは「マイナスワン」。舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無（ゼロ）」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負（マイナス）」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。主演を神木隆之介、ヒロイン役を浜辺美波が務め、NHK連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦役を演じて話題を集めた2人が共演。戦争から生還するも両親を失った主人公の敷島浩一を神木、焼け野原の戦後日本をひとり強く生きるなかで敷島と出会う大石典子を浜辺が演じる。そのほかのキャストに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介ら。2023年12月にはアメリカでも公開され、全米歴代邦画実写作品の興行収入1位を記録するなど大ヒットを記録。第96回アカデミー賞では日本映画として初めて視覚効果賞を受賞するという快挙を達成した。第47回日本アカデミー賞でも最優秀作品賞ほか同年度最多8部門の最優秀賞を受賞した。出演は神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介、遠藤雄弥、飯田基祐、阿南健治、水橋研二、奥田誠治、マイケル・アリアス、橋爪功、金田明夫ら。配信開始初日に視聴。これまで、第1作に次ぐ存在はモスゴジかビオランテと思っていたが、遂にそれらを凌駕する作品が現れた。「シン・ゴジラ」なんか目じゃない。時代背景を第二次大戦直後に設定したのは、次の3点で大正解。・高層ビルがないので、ゴジラがビル群に埋もれることがない。また、それを避けるために不自然に巨大化する必要もない。・軍隊が解体されているため、平成ゴジラのスーパーXのような、あり得ない超兵器が登場しない。・ソ連との関係で米軍が関与できないので、安直に核兵器を打ち込んで解決しようとしない。些細なことだが、ケチをつけるとすると、次の4点。・続編を示唆する、最後のアレは蛇足。あんなものはなくたって続編は作れる。・ゴジラが熱線を吐く前に、背びれがガチャガチャ飛び出してくるのは不要。背びれが青く光ればそれでいい。メカゴジラじゃないんだから。・「浜辺美波が実は生きてました」は、これも続編の関係なのかもしれないが、ドラマツルギーを低下させた。死んでよし。・茶川と山田裕貴がウザい。

2024/05/03

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倉一ひや「百鬼調書 (1)～(2)」

倉一ひや「百鬼調書 (1)～(2)」既刊最新巻は第2巻。第１巻は2023年9月、第2巻は2024年3月、それぞれ初版。KADOKAWA。初出は月刊コミックフラッパー。第1話がなかなかよかったので期待したが、すぐに尻すぼみになった。それもそのはずで、怪異専門の調査機関に所属する主人公二人の任務は怪異と遭遇すること。遭遇すれば任務終了であり、その後は撤収するだけで怪異を除去するわけではない。これでは話が膨らまない。いかにもデビュー作らしい、改良点だらけの作品。

2024/04/29

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「氷菓」

TV映画「氷菓」安里麻里監督17年KADOKAWA。4月6日深夜放映。粗筋は映画.comより。人気作家・米澤穂信による青春学園ミステリーで、アニメ化もされた「古典部シリーズ」の第1作を、「四月は君の嘘」の山崎賢人と「L エル」の広瀬アリス主演で実写映画化。「やらなくてもいいことなら、やらない」を信条とする折木奉太郎は、入学したばかりの神山高校でも平穏な日々を望んでいたが、姉の命令で廃部寸前の古典部に入るハメに。ある事情から古典部に入部してきた美少女・千反田えると出会った奉太郎は、好奇心のかたまりのような彼女の行動に巻き込まれ、学園内で起こる不思議な出来事を持ち前の推理力で次々と解き明かしていく。そんなある日、えるは奉太郎に「10年前に失踪した伯父が残した言葉を思い出させてほしい」という奇妙な依頼をする。「バイロケーション」の安里麻里監督がメガホンをとる。出演は山﨑賢人、広瀬アリス、小島藤子、岡山天音、佐々木萌詠、眞島秀和、貫地谷しほり、本郷奏多、斉藤由貴ら。原作未読。アニメ未視聴。改変がなされているらしく、原作ファン、アニメ・ファンからの評判はよくない。この実写映画がよければアニメも見てみようかと思っていたが、これではパスせざるを得ないか。微妙な出来。千反田役はアリスよりすずの方がよかった。

2024/04/28

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小倉城（生涯4度目？）

最近、東京から高松に移住した知人が九州入りしたので、JR小倉駅で落ち合って小倉城にお連れした。モダン建築（リバーウォーク北九州）との対比が映える、インチキ天守。天守内部はリニューアルされて、以前とはかなり雰囲気が変わっていた。今回は庭園の方にも入場。リバーウォークに移動して、展望テラスから望む。

2024/04/25

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荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険第9部 The JOJOLands (3)」

荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険第9部 The JOJOLands (3)」嫌な予感が当たりつつあって、イタリア編から離れてジョジョリオンよりになってきた。つくづく、岩人間とか溶岩とか、そういうのが好きだよな、この人。戦闘場面は、相変わらず何やってるかわからない。時折、描線が明らかに薄いコマがあるが、これは演出？何の効果も生んでいないが。

2024/04/22

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博「明日ちゃんのセーラー服 (13)」

博「明日ちゃんのセーラー服 (13)」今巻の主役は明日家の4人。サト、ユワ、小路、花緒。父親の名がサトで母親のそれがユワだとわかるのは、これが初？サトが働く税理士事務所の様子や、ユワが花緒を出産する件が描かれる。これまでほぼ不在状態だった父親が、初めて大々的にフィーチャーされた。幼少期の小路は現在の花緒にそっくりなのだが、「僕ヤバ」の山田を思わすところもあった。そうしてみると、ユワは山田のお母さんにそっくり。

2024/04/22

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「すずめの戸締まり」

TV映画「すずめの戸締まり」新海誠監督22年東宝。4月5日放映。粗筋は映画.comより。「君の名は。」「天気の子」の新海誠監督が、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる「扉」を閉める旅に出た少女の冒険と成長を描いた長編アニメーション。九州で暮らす17歳の岩戸鈴芽（すずめ）は、扉を探しているという旅の青年・宗像草太と出会う。彼の後を追って山中の廃墟にたどり着いたすずめは、そこだけ崩壊から取り残されたかのようにたたずむ古びた扉を見つけ、引き寄せられるようにその扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で次々と扉が開き始める。扉の向こう側からは災いがやって来るため、すずめは扉を閉める「戸締りの旅」に出ることに。数々の驚きや困難に見舞われながらも前へと進み続けるすずめだったが……。「罪の声」「胸が鳴るのは君のせい」などに出演してきた若手俳優の原菜乃華が、オーディションを経て主人公すずめ役の声優に抜てきされた。草太役はこれが声優初挑戦の「SixTONES」の松村北斗。そのほか、深津絵里、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、松本白鸚らが声優を務め、新海作品常連の神木隆之介、花澤香菜も出演。音楽も、新海監督と3度目のタッグとなる「RADWIMPS」が、作曲家の陣内一真とともに担当した。2023年・第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品され、同映画祭で最高賞の金熊賞を受賞した「千と千尋の神隠し」以来21年ぶりとなる、日本アニメーション作品のベルリン映画祭コンペ入りを果たした。東日本大震災への新海誠からの解答は、可もなく不可もなくといったところ。メジャー進出後の新海作品はどれも似たり寄ったりで、同じキャラクターが設定を変えて出てきているように見える。同じ劇団員で別の演目を演じる劇団みたいなもの。このモチーフなら、高橋留美子が「犬夜叉」でやってもおかしくないが、高橋留美子はもっとおもしろいものにするだろう。

2024/04/21

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雪永ちっち／なだいにし「サツドウ (1)～(3)」

雪永ちっち／なだいにし「サツドウ (1)～(3)」原作：雪永ちっち作画：なだいにし既刊最新巻は第3巻。第1巻は2023年5月、第3巻は2023年11月、それぞれ第1刷。講談社。ヤンマガKC。ヤングマガジンに連載中。例によって、マンガ沼で山内が推奨していたので購入。内容はまったく知らずに読んだのだが、かなり予想とは違っていた。タイトルは「特撮道」か「警察道」を意味するのかと思っていたら、どうやら「殺道」のようで、伝説の殺法術、背神活殺流拳法（はいしんかっさつりゅうけんぽう）の話。拳法というからには「北斗の拳」風なのかというとそうでもなく、意外とふざけていて、「北斗の拳」と「ケンシロウによろしく」の間に位置する感じ。このふざけ具合は「常人仮面」に近い。2巻まではシリアスとおふざけの配分が絶妙だったが、3巻のムキハゲはふざけすぎ。

2024/04/20

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山田鐘人／アベツカサ「葬送のフリーレン (13)」

山田鐘人／アベツカサ「葬送のフリーレン (13)」原作：山田鐘人作画：アベツカサフリーレンは無事、現在に戻った。現在ではほとんど時間の経過がなく、過去では実際にヒンメルたちと冒険していた。ということで、どうやら意識だけが過去に飛んでいたらしい。ヒンメルと戦った七崩賢の一、奇跡のグラオザールが「収穫があった」と言うからには、このタイム・リープも何らかの伏線になっているのだろう。それはそれとして、フリーレンの回想でしかなかったヒンメルたちとの冒険を実際に体験できたことや、幻影とはいえフリーレンとヒンメルの結婚式を見られたのは、“収穫”だった。現在に戻ってからは、帝国領内に入る。

2024/04/18

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ネットオフから

Reinhard Goebel Musica Antiqua Köln / La Sultane - French Baroque MusicJean-Pierre Rampal: Jacques Roussel Orc / Flute Concertosフランス・バロック作品集はダブった。もったいない本舗で購入したのとまったく同じもの。

2024/04/16

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もったいない本舗から

Reinhard Goebel: Musica Antiqua Köln / La Sultane - French Baroque Music山岡重治(rec), 太田光子(rec) / クヴァンツ 2本のリコーダーのための6つの二重奏曲(山岡重治、太田光子)

2024/04/15

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BOOK OFFから

STANLEY CLARKE / Journey To LoveVARIOUS / Baroque Flute Concerto有田正広 / バロック時代のフルート協奏曲浜松市楽器博物館コレクションシリーズ32スタンリー・クラークの3rd。フルート集は続々と到着予定。

2024/04/15

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Amazonから

STANLEY CLARKE / Sameスタンリー・クラークの2nd。セイム・タイトルだが1stではなく2nd。

2024/04/15

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速戸ゆう「アジール Asyl ～復讐の裏社会半グレ狩り～ (1)～(2)」

速戸ゆう「アジール Asyl ～復讐の裏社会半グレ狩り～ (1)～(2)」既刊最新巻は第2巻。第1巻は2023年10月、第2巻は2024年1月、それぞれ初版第1刷。小学館。ビッグコミックス。マンガ沼で山内が推奨していたので購入。「闇金ウシジマくん」によく似ていると思ったら、それもそのはずで、「闇金ウシジマくん」のスピンオフ作品を描いている人らしい。半グレどもの理不尽極まりない蛮行で始まり、後半、怪しい仮面の人物が登場してその半グレどもを狩る。テンポもよく、第1巻は上々の出来。これが第2巻に入って、仮面の人物の正体が仄めかされてくると、やや失速する。

2024/04/15

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タカノンノ「推し殺す (1)」

タカノンノ「推し殺す (1)」2024年3月初版。新潮社。「くらげパンチ」に連載中。朝日新聞の書評欄で紹介されていたのを読んで購入。帯で島本和彦が“狂愛”している。彼曰く「タカノンノは感性重視の俺と同タイプのマンガ家だから気をつけろ、みんな」。まさに、これは「アオイホノオ」だ。

2024/04/15

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テレマンの

FMでビュッファルダンとクヴァンツのフルート曲を聴いて、例によってネットで大人買いをした。それらは順次、送られてくるだろうが、その中のひとつで次のものがある。テレマン無伴奏フルートのための12のファンタジー TWV40:2-13［原典版］もちろんCDを買ったつもりだったが、届いたのは譜面だった。なんてことだ。これまで、すでに持っているのに買ってしまったCDや本は枚挙に暇がないし、CDと思って買ったらLPだった。しかもそのLPはすでに持っている。数巻ある本を全巻買ったら、そのうちの1冊だけが文庫版だった。等々、いろいろと間違えてきたが、このパターンは初めて。フルートなんか持ってないし、吹いたこともない。どうすんのよ、これ。まったくの無用の長物だ。

2024/04/14

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岡田紗佳のコメント

連日世間を賑わせている水原一平事件。これまで大谷から盗んだ金額は6億円から7億円と報道されていたが、FBIの捜査でその金額が24億円以上に上ることが判明した。これを受けて、サンデージャポンに出演したプロ雀士でタレントの岡田紗佳は、次のように発言。今まで、大谷選手は漫画を超える存在だなと思っていたんですけど。まさかすぐ隣にギャンブル漫画を超える存在がいるとは思わなかったですよね。「カイジ」とか見ても金額に驚けなくなってる。完全に超えちゃってますね。まさにそのとおり。

2024/04/14

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楽天ブックスから

AL Di MEOLA / Land of The Midnight Sunアル・ディ・メオラの1st。邦題は「白夜の大地」。97年デジリマ。ソニーの「jazz collection 1000」シリーズで、その名の通り、税抜千円。

2024/04/13

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Amazonから

ALPHONSO JOHNSON / MoonshadowsALPHONSO JOHNSON / Yesterday's DreamsALPHONSO JOHNSON / SpellboundDAVID SANCIOUS / Forest of FeelingsDAVID SANCIOUS & TONE / Transformation (The Speed of Love)アルフォンソ・ジョンソンの1st～3rd。サンシャスのソロとトーンのそれぞれ1st。

2024/04/12

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桜井のりお「僕の心のヤバイやつ (10)」

桜井のりお「僕の心のヤバイやつ (10)」進学校を受験する市川と萌子に、なぜか進学校を受験しない他の3人が加わって、鎌倉の香田ニコの別荘で勉強合宿。女4対男1の中学生5人が宿泊。さすがにこれはあり得ないだろう。親が許可するわけない。ということで、シチュエーションこそ非現実的ではあるが、その非現実的なシチュエーションのおかげで場所と登場人物がある程度限定されて、さらにコンドームという飛び道具の出現もあって、5人の微妙な心理状態が浮き彫りに。共に過ごす時間が増えて市川の人間性がわかってきたのか、吉田と小林までもが市川を意識し始めているが、吉田は市川と山田が好き合っているのではないかと思いつつ、小林はそんなことにはぜんぜん気づかず、ともに市川に惹かれているのだからおもしろい。やはりカギを握る存在は萌子。おねえも重要。

2024/04/09

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松本直也「怪獣8号 (12)」

松本直也「怪獣8号 (12)」アニメは不評を買っているらしいが、どうせ見ないから関係ないとして、肝心の原作の方も“早く終わってくれ”シリーズから抜け出せないまま。エヴァンゲリオン？？？

2024/04/08

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藤本タツキ「チェンソーマン (17)」

藤本タツキ「チェンソーマン (17)」公安はチェンソーマン教会制圧に乗り出すが、チェンソーマンもどきの大発生で街は地獄絵図と化す。これはキガの狙い通りの展開。キガ（飢餓の悪魔）とヨル（戦争の悪魔）の姉妹には姉がいて、それが死の悪魔。別名、恐怖の大魔王。ノストラダムスに繋がった！

2024/04/08

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炬燵撤去

炬燵撤去おそらく、過去もっとも早い撤去。去年は4月16日に撤去している。昔は黄金週間の最中に撤去していたが、これもやはり地球温暖化の所為なのだろうか。しかし、電気敷布はまだ手放せない。これは確実に加齢の所為。

2024/04/07

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芥見下々「呪術廻戦 (26)」

芥見下々「呪術廻戦 (26)」全編、宿儺と五条のタイマン。前巻同様、両者の術式や領域について、高専生たちがとっかえひっかえ解説するが、今巻では高専生よりも宿儺が自ら解説する方が多い。まだ、なぜか羂索は登場しない。結果、五条は敗れるのだが、この先、五条抜きでどう展開するのか。思えば、東京と京都の高専対抗戦あたりまでは楽しかった。

2024/04/05

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ピアノ・レッスン #2-197

ピアノ・レッスン #2-197珍しく（？）通常のインターバル。といっても、練習は昨日と今日の2日しかしていないので、あまり成果は上がっていない。最後まで弾くことが出来ただけで御の字か。右腕はほぼ治ったが、今度は左腰の痛みが再発で、椅子に長時間座っているのが辛く、練習もままならない状態。

2024/04/04

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安田佳澄「フールナイト (8)」

安田佳澄「フールナイト (8)」前巻でアイヴィーとの戦いが一段落して、主要キャストがあたかも束の間の休息をとっているかのような静謐さに今巻は包まれている。しかし、九大博士の「トーシローは誰かに“作られた”」という告白もあり、なにやら不穏な空気も。

2024/04/02

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左藤真通／富士屋カツヒト／清水陽平「しょせん他人事ですから～とある弁護士の本音の仕事～ (1)～(6)」

左藤真通／富士屋カツヒト／清水陽平「しょせん他人事ですから～とある弁護士の本音の仕事～ (1)～(6)」原作：左藤真通作画：富士屋カツヒト監修：清水陽平既刊最新巻は第6巻。第1巻は2022年9月、第6巻は2024年4月、それぞれ第1刷。黒蜜コミックス。白泉社。マンガ沼で推奨されていたので購入。同じ弁護士ものでも、反社の世界を扱った「九条の大罪」の読後感が暗澹たるものであるのに対し、こちらのそれはネットの誹謗中傷で軽め。主人公の弁護士、保田がやたらとパタリロのような表情をするのが不思議だったが、なるほど、出版元は白泉社だったか。

2024/04/02

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KERA CROSS Vol.5「骨と軽蔑」博多座

KERA CROSS Vol.5「骨と軽蔑」博多座異なる味わいで新たに創り上げる連続上演シリーズ「KERACROSS」。シリーズラストとなる今作はKERA自ら作・演出、女優7名と描くまさかの新作書き下ろし！手練れの女優7人と一緒に辛辣なコメディを作ってみたい。会話劇だ。会話、会話、会話。今は一応コメディと呼んでおくけれど、作品を占める笑いは苦味の強いものばかりになるかもしれない。2020年から2022年(それはコロナ禍と重なる)には原作モノひとつ含めて5本の芝居を書いた。その中には、心温まる群像劇や、家族で観て皆が笑顔で帰れるようなファンタジーもある。創りたくて創ったのだし、満足もしているが、2023年に入るとまったくそうした気分ではなくなっていた。軽いものを書こうにも己の気持ちに軽やかさが無い。それで、ズッシリと重く冷ややかな世界に美しさを探り、緊張感が支配する2本の芝居を書いた。年が変わり、2024年になったらどんなものが書けるだろうか。ピリピリしてばかりはしんどいから、そろそろ少し軽くいきたい。公表されたビジュアルの通り、「居並ぶ墓石(の絵)を前にして楽しそうに笑う女たち」がイメージだ。そんな不謹慎を笑ってしまえるような舞台になるといいなあ。今回は派手な仕掛けは使わないつもり。彼女たちの芝居が仕掛けだ。全力を注ぐ。よろしくお願い。ケラリーノ・サンドロヴィッチ演劇界での名だたる賞を立て続けに受賞し、2018 年秋には紫綬褒章を受章、2019 年には第26 回読売演劇大賞最優秀作品賞・優秀演出家賞を受賞するなど、その勢いがとどまるところを知らない、劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ（KERA）の戯曲を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいで新たに創り上げる連続上演シリーズ。2019 年の第一弾『フローズン・ビーチ』演出：鈴木裕美、2020 年の第二弾『グッドバイ』演出：生瀬勝久、 2021 年44～5 月の第三弾『カメレオンズ・リップ』（演出：河原雅彦）、2021 年1 2 月～2 022 年2 月第四弾『SLAPSTICKS 』（演出：三浦直之）と、上演を重ねてきた。（博多座HPより）作・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演：宮沢りえ、鈴木杏、犬山イヌコ、堀内敬子、水川あさみ、峯村リエ、小池栄子第一部 12:30～14:00（90分）休憩 25分第二部 14:25～15:30（65分）小倉駅まで都市高速。新幹線と地下鉄を乗り継いで中洲川端着。博多座は中洲川端駅に直結している。休日の小倉駅は久しぶりだったが、けっこう混雑していた。1階席の最後尾から2列目か3列目で、上手側の端から3番目。お世辞にも良い席とは言い難いが、観難くはない。満席。パンフは2,000円。購入。読み応えあり。博多座は弁当やら土産やらの店がごちゃごちゃ出ていて、公演グッズ売場がどこにあるのか、探さないとわからない。KERA CROSSの掉尾を飾る第5弾は、ケラ自らの書下ろし新作。ナイロンの舞台でお馴染みの映像ギミックはほとんど使用せず、大規模なMONOとでも言おうか、圧倒的な会話劇に仕上がっている。ケチのつけようがない、素晴らしい出来。

2024/03/30

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濱田轟天／瀬下猛「平和の国の島崎へ (5)」

濱田轟天／瀬下猛「平和の国の島崎へ (5)」原作：濱田轟天作画：瀬下猛他人と関わってしまって、じわじわと追いつめられる島崎。なにせ200日余りで戦場に戻ることがわかっているので、島崎が少年を助けてしまう場面は見ていて辛い。

2024/03/25

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アジチカ、梅村真也「終末のワルキューレ 21」

アジチカ、梅村真也「終末のワルキューレ 21」作画：アジチカ原作：梅村真也構成：フクイタクミアポロン対レオニダスが終わって、素戔嗚尊対沖田総司が始まった。これが13番勝負の第10回戦。ちゃっちゃと終わらせてくれ。もう我慢の限界。ブリュンヒルデによるジークフリート救出が、このラグナロックの影の開催目的のようだが、それにしては選手に日本人と日本の神が多すぎるだろう。

2024/03/25

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小池ノクト「シリアルキラーランド (5)」

小池ノクト「シリアルキラーランド (5)」真澄に殺人ピエロが乗り移ったのは意表を衝かれたが、こんなにじゃんじゃん乗り移っては、各殺人鬼の見た目が次々に変わってキャラが立たない。次巻の予告では、襟峰と坂東の戦いに決着がついて新章開幕とある。なにせ絵に魅力がないので、話がおもしろくなければ存在価値のない作品だけに、新章では鼎の軽重を問われることになろう。ここが正念場。

2024/03/21

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四方山貴史「終の退魔師エンダーガイスター (15)」

四方山貴史「終の退魔師エンダーガイスター (15)」あさひと怨、アキラの3人による、ドタバタ異次元脱出行。まるで連携のとれていない彼らだが、個々の力が傑出しているため、結局は脱出に成功する。しかし、この脱出も、異次元を管理する組織の社長の想定内のことらしい。この組織にはレッドアイが関わっている。次巻予告では新章開幕とある。まだ風呂敷を広げるつもりのようだが、大丈夫なのだろうか。巻末のスペ解はいつになくリキが入って、あさひの魅力が爆発。

2024/03/21

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くさかべゆうへい「白山と三田さん (10)」

くさかべゆうへい「白山と三田さん (10)」完結。民子が受験勉強を始めたあたりから失速気味ではあったが、初めての連載できちんと完結させたのは立派。民子のことが一番好きなのはもちろん千代ちゃん。では、白山のことが一番好きなのは民子かというと、さにあらず。妹の莉子だろう。

2024/03/19

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稲葉光史／山本崇一朗「からかい上手の（元）高木さん (20)」

稲葉光史／山本崇一朗「からかい上手の（元）高木さん (20)」本家が終わっても、本家とそっくりな絵でスピンオフが続くので、本家が終わった実感がない。

2024/03/19

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宇良と小堺

宇良と小堺左が大相撲の宇良。右が小堺一機。同じタイプの顔。小堺の若い頃は、もっと似ている。

2024/03/17

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MONO第51回公演「御菓子司亀屋権太楼（ソワレ）」北九州芸術劇場小劇場

MONO第51回公演「御菓子司亀屋権太楼（ソワレ）」北九州芸術劇場小劇場18時1分開演。ほぼ満席。3列目の中央やや上手より。最高に見やすい席。この席で観て、マチネの席は端によりすぎていたのがよくわかった。あの位置では、部屋の中にいる感覚を得られない。水沼が娘の立川から、使い込んだ奨学金を返せと言われて、マチネでは水沼は「振り込む」と捨て台詞を残してはけたが、ソワレではこの台詞はなくなっていた。他にも、会社を継承することになった尾形が土下座するのを見た金替が、謝らないでくれと興奮する場面は、マチネでは金替は手で顔を覆っていたが、ソワレでは顔を見せていたり、マチネとソワレの間の短時間で微調整が施されている。尾形が1度だけ軽く台詞を噛んだ。

2024/03/16

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MONO第51回公演「御菓子司亀屋権太楼（マチネ）」北九州芸術劇場小劇場

MONO第51回公演「御菓子司亀屋権太楼（マチネ）」北九州芸術劇場小劇場珠玉の会話劇で描く人間模様。ＭＯＮＯ新作公演が２年ぶりに登場！軽妙な笑いをベースに繰り広げられる珠玉の会話劇で人気の劇団ＭＯＮＯが２年ぶりに北九州に登場します。作・演出を手がけるのは、テレビドラマや脚本執筆ほか、ドラマ「半沢直樹」出演など、演出家・劇作家・俳優として多岐に活躍する土田英生。ワンシチュエーションコメディで多くの観客の心を掴んできたＭＯＮＯの新作公演「御菓子司亀屋権太楼」どうぞご期待ください！江戸時代から続いてきたらしい和菓子屋「亀屋権太楼」が、経歴の捏造に端を発した騒ぎで存続の危機に立たされる。新しい社長は評判の人格者。彼なら道を誤らないはずだ。店、家族、そこに関わる人たちの10年間。今回のMONOは、場所も時間もとばしながら、視点を変えて人々の営みを俯瞰する新たな試み。善人と悪人の境界線はどこにあるんだろう？　私たちは誰に味方すればいいのだろうか？物語などを読んでいると、悪かった人が事件をきっかけに善人になったりする。また、別の話では仲間だった人が裏切って最後は敵になったりもする。仲の良かった兄弟が憎しみあったり、あんなに優しかった人が非道になったり。そんな時、当人はどんなことを思っているんだろう。そもそも人の性格とは変るものなのか、それとも相手との関係が変化するだけなのか。今回の話の舞台は「亀屋権太楼」。江戸時代から続く老舗和菓子屋らしい。当時から食べられていた繊細なお菓子を今でも作り続けている。働く人はプライドを持ち、お客さんも褒めてくれている。しかし状況が変化すると途端に全ては変わってしまう。ある和菓子屋の歴史を俯瞰して、人々の営みを見つめる……そんな話です。（北九州芸術劇場HPより）作・演出：土田英生出演：尾方宣久、奥村泰彦、金替康博、高橋明日香、立川茜、土田英生、水沼健、渡辺啓太14時1分30秒開演。上演時間はきっちり2時間。定期公演は毎年行われているが、ここ数年は、北九州に来るのは隔年が続いている。入りは9割くらいか。5列目で最も上手側の席。舞台セットは三方の壁のみで、極端にシンプルに見えたが、実は壁の中に仕込みがあって意外と複雑なものだった。とにかく場面転換が多く、暗転に次ぐ暗転。その暗転は真っ暗になるわけではなく、薄暗い中、演者たちが椅子を移動させているところを見せる。これまでのNOMOのステージにはなかった趣向。登場した瞬間から胡散臭く、最後まで胡散臭いまま終わったのはブローカー（？）の佐倉（土田）だけで、他は全員、裏表が反転して途中でイメージが変わる。最もわかりやすいのはアルバイトの北川くん（渡辺）。相変わらず、土田は人間の嫌なところを抉り取るのが上手い。大満足の2時間。パンフは500円。購入。

2024/03/16

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小出もと貴「アイリウム」

小出もと貴「アイリウム」kobo版。2014年11月初版。モーニングコミックス。講談社。マンガ沼で山内が推していたので購入。1錠飲めば1日分の記憶を飛ばすことができる薬、アイリウムを巡る、連作短編集。次の7編収録。映画監督志望兵士ママ友ロックンローラーホスト女医研究者読む前は、飲んで記憶を飛ばすだけの薬に何の意味があるのかと思っていたが、これでいろんな効能があるものだと感心した。「ホスト」から「女医」の流れが秀逸。とは言え、山内が推す漫画にしてはおとなしめ。

2024/03/13

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一路一／鶴吉繪理「常人仮面 (1)～(3)」

一路一／鶴吉繪理「常人仮面 (1)～(3)」原作：一路一作画：鶴吉繪理既刊最新巻は第3巻。第1巻は2023年4月、第3巻は同年12月、それぞれ初版第1刷。裏少年サンデーコミックス。小学館。マンガ沼で推奨されていたので購入。いまや世に星の数ほどもあるゾンビもののエピゴーネンには違いないが、その一言では片づけられない。ゾンビ設定をひねりにひねって、さらに異世界ものと結合。しかも、基本ギャグ漫画。他に類のない変な漫画に仕上がっている。これで出オチになっていないのは驚異。

2024/03/11

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ビーノ「女子高生の無駄づかい (12)」

ビーノ「女子高生の無駄づかい (12)」刊行ペースが休業前のそれに戻るとともに、クオリティーも復活。全話、笑える。粒ぞろいの笑劇。主要キャラは総出演で、出番もほぼ均等だが、やはり主人公たるバカは主人公だけあって強烈。ウノの罰ゲームで背中に刺青って、なんだよ。

2024/03/11

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新PC

自宅のノートPCを皮切りに、事務所の職員用デスクトップPC、自分用デスクトップPCと相次いで逝って、ほぼ同時に3台を買い直す羽目に。すべてWin10からWin11になった。事務所ではWin10とWin7も切替器をかまして併用するので、それぞれ壁紙を指定して区別出来るようにしておかねばならない。今回、新PCはこれにした。2008年7月4日にアップした中のひとつで、正直、ネタ切れ。今回はiPhoneで撮っているので、2008年のときより画像がいい。2008年のときにも書いているが、これ、わかる人にはわかる有名な絵で、危ないものではないのだよ。旧PCのロック画面に使っているこれも載せておけば、わかるだろう。

2024/03/07

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ピアノ・レッスン #2-196

ピアノ・レッスン #2-196右手負傷で3回連続休んだので、1月4日以来。当然、練習も出来ておらず、元に戻った状態。走り始めた幼児が、よちよち歩きに戻ったようなもん。

2024/03/07

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石黒正数「天国大魔境 (10)」

石黒正数「天国大魔境 (10)」kindle版。そういうことだったのかとわかった途端、新たな謎が現出。伏線を回収しながら伏線を張る。この連続。気が抜けない。ほのぼのした絵柄に騙されてはいけない。

2024/03/06

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遠藤達哉「SPY×FAMILY (13)」

遠藤達哉「SPY×FAMILY (13)」安定のSPY×FAMILY。いつも通り、手堅く80点。決してぶれないおもしろさ。シリアス多めだった前巻から打って変わって、今巻はギャグ多め。従って、本筋の梟計画はさっぱり進捗していないのだが、不思議なことに、この作品に限ってはそれがぜんぜん弱点になっていない。物語が停滞していると感じさせない。

2024/03/05

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