カテゴリ:活字や映画。
連休中は、まぁがぷにょを連れて実家に帰ってくれたので羽根を伸ばしまくっている今日この頃。 嗚呼、もうすぐまぁ達が帰って来てしまう…。 ついでに明日から仕事かぁ~鬱だなぁ。 んで、そんな些細なことはどうでもいいのですが、時間をもてあまして手に取り読んでみた本について。 けっこう最近に出版された本です。 書名は伏せますが、たいがいのファイナンシャル・プランナーの書く本は全くと言っていいほど同じ内容なので 著者各人の性別も世代も環境も違うのに、同じ内容って言うのが怖いよ…。 について。 「ローンを3千万円、30年、年利3%で借りたら、返済総額はほぼ借りた金額の2倍になるから借りないように」 いまどき3%のローンなんて存在しないわー フラット35ですら2%の時代に何を寝ぼけたことを…。 10年固定なら普通に1%台で出回ってますよ。 「(ローンを組まない前提で)ほぼ即金で買えない人は固定資産税も払わなくていいし、メンテナンス代も考えなくていい賃貸に住むべし。将来的には、高齢者でも貸家が余るから借りやすくなるはず」 普通に考えたら、大家さんは慈善事業家ではないので、固定資産税やメンテナンス代は家賃の中に含まれているはずですが… 将来的に人口が減れば、部屋が余って借りやすくなることも考えられなくはないけど、貸してくれる大家さんがどれだけ居るかだよね。 高齢者だと、駅やバス停から近くないと困ることも多いと思うけど、そういう「条件のいい」物件は得てして高いことが多いし。 プラス、年金暮らしで家賃負担に耐えられるのかどうか 「預金だけではなく投資をすべしっ」 右肩上がりの成長は見込まれないのに投資しろと言われても…。 「海外の債券や株式に投資すれば大丈夫」 えーと、それは為替相場が30年後もほぼ同じというのが前提ですよね 新興国の通貨が強くなって確実に為替相場は現在よりも円安になると思うんですけど、間違ってるかな。 1ドルが360円だった時代ってそう大昔の話じゃないよ~~。 他にも突っ込みどころは満載なんだけど、ホント、何冊読んでも同じことしか書いていないのが不思議…。 そして「中立」のFPも金融機関から何かバックされているのかなぁと勘ぐってしまう決めの一文がこれ 「国内債券・株式、海外債権・株式を個人で持ってバランスシートを組み直して行くのは手間だから、積立MMFを買うべし」 だいたいがっくりして本を閉じることが多いのですが、「もしかしたら私が知らない素晴らしいことが書いてあるかも」とついつい読んでしまうFP本。 もっとも購入はしませんけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 19, 2010 04:45:21 PM
コメント(0) | コメントを書く
[活字や映画。] カテゴリの最新記事
|