冬休み最終日、久しく逢えなかった友人に会いに行った。
まだ、お正月気分の残る銀座のギャラリー。
友人の後ろ姿、私が声をかける前に振り向き、
駆け寄ってきて手を取ってくれた。
不覚にも涙が出るかと思った。
彼女とは、着物につながるエピソードがある。
もう、10年以上前にもなるだろうか、
あるミュージシャンのイベントに着てゆくための浴衣を
貸してもらったのだ。
この時は、図書館で着付けの本を借りて
なんとか自分で着付けた気がする。
もちろん、この時のこともこの日、話題になった。
いつのまにか想い出を、時間の経過とは関係なく共有していた。
これ以上書くのは、かなわない。
年齢を重ねると、涙もろくなっていけない。。。