|
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日15日に長男が8歳の誕生日を迎えました。
一日遅れのバースデーパーティーに姉親子、兄、ICHIKAさん親子が お祝いに駆けつけてくれました。 子供たちが小さかった頃はよく家に人を呼んで飲んだり食べたりを していましたが、幼稚園や小学校に入ってからはめっきりこうゆう 機会が減っていたので、久しぶりに大勢集まっての晩餐でした。 昔スポンジケーキもシフォンケーキもぺちゃんこになってしまった 苦い経験があり、バースデーケーキはもっぱら買うことに決めていたのですが 今回数日前になって長男から「ケーキは買ったのじゃなくて、ママが作って」 とのリクエストがありました。ガーン! もおのすごいプレッシャーでしたが、可愛い息子にそんなこと言われた日にゃ なんとしても頑張らなくっちゃ! もし失敗したらすぐに夫に連絡して買ってきてもらうつもりで、 ブレインジムをやってココアシフォンケーキを作りました。 結果はまさかの大成功! みんなおいしいと言って(お世辞かな?)食べてくれたし 普段滅多に美味しいといわない夫まで褒めてくれました。うれちい(T_T) 始めて自分の子を持った時は、可愛くて嬉しくて幸せでしたが、 そんな幸せな日々はそう長くは続かず、毎日永遠に続くかと思われる おっぱいとオムツの繰り返し、そしてまさかうちの子に限って(根拠なし) と絶対に認めたくなかったアトピー性皮膚炎に、 先の見えない不安を感じることがありました。 そんなときに友達が浜文子著の『母の時間』という本を紹介してくれました。 著者の遠い日の子供たちとのキラキラ光る時間を詩とエッセイで綴った その本を読んだ時、涙が後から後から溢れて止まりませんでした。 子供を育てることがどれだけ大きな素晴らしい仕事でかけがえの無い時間かと いうことに気付かされました。 それ以来育児に行き詰ったときに、何度この本に助けられたか。 出産をした友達何人にもこの本を贈りました。 私の大好きな本の一冊です。どんな育児書よりも私にとって 子育てのバイブルのような本です。 去年講演会でご本人にお会いしてお話をする機会がありましたが、 その時に「お母さんは自分の子供の一番のファンで応援団長で いてください。それで大丈夫ですよ。」とおっしゃっていたことを さっき後片付けをしていた時に思い出しました。 最近の私、「ダメだし母さん」だったなぁ~。 原点に立ち戻る気持ちで久しぶりにこの本を手に取ってみました。 やっぱり泣けました。これからもずっとずっと大切な大好きな一冊です。 この本を紹介してくれた友達は、長男と3日違いで女の子を産み 病院で同室になって以来、いままでずっと親子共々仲良くしている とても大切な友達です。ありがとう。 子へ ありがとう 知らなかった愛に 出会わせてくれた ありがとう 限りあるものを 限りないものに 変えてくれた ありがとう 清らかな無力を 私へと傾けたあなた 何も求めず このままの私を 「母」と呼んだあなた ありがとう あなたを産んで 私もあなたから 生まれた 浜 文子著 『母の時間』より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|