2180392 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

法律なんて怖くない!

法律なんて怖くない!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

法律伝達人max-asayu

法律伝達人max-asayu

日記/記事の投稿

カテゴリ

フリーページ

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

メランコリー New! ぴんく はあとさん

Wizardry: Proving G… 剣竜さん

theネタ帳☆ ぞっこんボスさん
★cellfood健康法 「… soliton_kobaさん
さむらい業日記 モダニストさん
Love Thirties! きよみっぴさん
つんつんの主に読書… つんつん1955さん
Natural koukiakiさん
私の湘南スタイル VIVA7354さん
ペンギンさんの南極… penguin3.comさん
2013年07月25日
XML
テーマ:法律(494)
カテゴリ:裁判員裁判研修



今日は、最終弁論の内容についてお話いたします。
まず、人間の脳は、一度にたくさんの量は入りません。
それは、裁判官・裁判員の方も同じなので、適正な量にする必要があります。

一般には、人間が一度に処理できるのは3つまでとされています。
ですから、最終弁論も、テーマを3つに絞るべきです。
「ルールオブ3」などと言われています。

そして、テーマを絞ったら、まずは冒頭で「テーマは3つです。1つめは……、2つめは……、3つめは……」と先出しした方が、裁判官・裁判員には聞きやすくなります。

ただし、3つに纏めようとして、冒頭が難解になっては元も子もありません。
たとえば、正当防衛が問題になる際に、「正当防衛とは~」と言って、正確な定義を語るのでは、冒頭で聞く気をなくされてしまいます。

ビジュアルエイドを使って、出来るだけ分かりやすくすることが重要です。ただし、あまり簡素化すると、説明自体が間違っているとして異議の対象になることにはお気をつけ下さい。

なお、3つのテーマを立てる際は、事実レベルの話か、証拠レベルの話に統一した方が良いです。混在すると、違和感が生じます。
たとえば。3つのテーマとして
「1 被告人は救護措置を採った
 2 目撃証人は信用できない
 3 (省略)」
だと、誰もが違和感を覚えるのです。
1が事実レベルの話で、2が証拠レベルの話だからです。
この場合は、
「1 被告人は救護措置を採った
 2 目撃証人は、被害者の部下である
 3 (省略)」
か、
「1 被告人の言い分は信用できる。
 2 目撃証人は信用できない
 3 (省略)」


また、ケースセオリーを語ると申し上げましたが、厳密には、ケースセオリーに加えて、最後の一押しをすると考えた方が良いそうです。
先ほど挙げた「3つのテーマ」もそうですし、キーワードや見出しを多用して、ケースセオリーをより分かりやすく理解してもらう一押しが必要です。

他にもまだありますが、今日はここまでといたしましょう。



応援していただける方は、下記のバナーをクリックしてください。
バナー

 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年08月25日 14時19分45秒
[裁判員裁判研修] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X