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マックス爺のエッセイ風日記

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2014.01.09
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カテゴリ:文化論
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 最近新聞がつまらない。私が見たり読んだりするのは漫画、連載小説、文化面くらい。社会面や政治面は大きな活字を拾い読みするくらいで、後は地元のニュースも含めネットで見ている。今や大新聞も大衆受けを狙う記事ばかりが目立ち、週刊誌とあまり変わらないように思うのだ。

 年末年始のテレビも特別番組が多かった。社員を休ますためには仕方がないことなのだろうが、若い頃は面白がって観ていた番組も詰まらなく感じるのは、歳のせいだけではないだろう。


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 元旦の「ニューイヤー駅伝」はちらっと観ただけで、デジカメを持って近所の神社へ初詣に行った。長時間テレビの前で拘束されるより、体を動かした方が自分のためだ。「箱根駅伝」の往路もちらっと観ただけで、少し遠い神社へ妻子を連れて初詣に行った。私が観たのはスタート直後と、2区の山梨学院大学の外国選手が疲労骨折でリタイヤした場面だけ。

 3日の復路で観たのは7区以降。残念ながら箱根の山登りも下りも観ていない。既に勝負は決まった感じで、東洋大学の圧勝だった。「出雲」や「伊勢」で優勝した駒澤大学が勝てなかったのは、4年生の差なのだとか。20kmをコンスタントに走れる選手を10人以上揃えることがいかに困難か、今年も思い知らされたような気がする。



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 面白いと感じたのは2日夜の「北極圏サバイバル」。これは日本人の登山家と、ロシアの少数民族であるチュクチ族の青年が、食糧、燃料を持たずに極寒のシベリアを旅する話。70kmの道なき道を、魚を釣り、トナカイを仕留め、薪を集めながら幻のイワナが棲む湖まで歩いて行く。まさにサバイバルそのものの旅で、シベリアの大地の厳しさを痛感させられた。

 3日夜の「黄金伝説は本当だった」も面白いと感じた。私が観たのは切れ切れだが、カリブ海で沈没したスペインの軍艦から金の装飾品を見つける話や、ブルガリアのトラキア文明の遺跡から、馬車そのものや馬具の装飾品を発掘する話が面白かった。


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 4日夜の「大航海ご飯」は、人類が過去の大航海で何を食べて来たかを探るもの。大英帝国では、固いビスケットとビールが主食だったし、伊達政宗がヨーロッパに使節を派遣した際の航海では、糒(ほしいい:炊いたご飯を干したもの)をお湯で戻して食べていた。

 モルジブ諸島からスリランカへの航海では、釣ったカツオが主食だった。これにココナツ、パンが加わるが、カツオはサラダやカレーの具となり、日本の「鉛節」に似た加工法もあった。新大陸を発見したコロンブスの船では、ビスケットの他にワイン、干し肉、ジャガイモ、玉ネギ、ニンニクなど。またポルトガル船では、ビスケットの他に鳥肉料理を食べていたようだ。


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 大河ドラマは「軍師官兵衛」が始まった。福岡藩の藩祖となる黒田官兵衛(如水)の話だ。戦国時代の姫路城で若くして家老となり、機知と軍略で次々に出世して行く男を岡田准一が演じる。これまで大河ドラマでは取り上げられなかった人物だけに、初回から結構面白いと感じた。ただ、女優藤村志保のナレーションが良くない。声が暗くて実に聞きとり難く、私はミスキャストだと感じた。

 朝ドラの「ごちそうさん」は、主人公の「め以子」に3人の子供が生まれた。長女の「ふ久」が変わった子供で、小学校で色んな問題を起こす。これから3月末まで、どんな展開が待っているのか楽しみだ。大阪の食文化に触れるのもそうだが、当時の人々が関東大震災の痛手からどう立ち上がり、新しい技術を得て行くのかを注目したい。



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 やしきたかじん氏が3日に亡くなった。私が彼の名を初めて知ったのはテレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」。政治や社会問題に関して、出演者の歯に衣着せぬ意見が飛び交い、実に痛快な番組で今も観続けている。彼の軽妙な司会ぶりに感心していたのだが、歌手でもあったことを知ったのは、彼の死を聞いた昨日のことだ。亨年64歳。心から冥福を祈りたい。合掌


さくら 写真は12月31日に近所の公園で撮影した冬桜。冬桜はマメザクラとコヒガンザクラが自然に混じり合った品種らしい。私がいつも走っている公園では11月の初め頃からずっと咲き続け、訪れる人の目を楽しませている。ダブルハート





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Last updated  2014.01.09 08:33:57
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