テーマ:暮らしを楽しむ(387602)
カテゴリ:生活雑記
足の先が冷たくて目が覚めた。全国的な寒波襲来。今朝の仙台は零下4度の予報だ。そのまま起きてブログを書いている。さて、私達がこの土地を買ったのは、今から44年ほど前。当時は周辺に田圃が残る郊外だった。長い転勤暮らしの末、ここに自宅を建てたのが18年前。ずいぶんと宅地化が進んでいたが、200mほど裏手の道路はまだ作りかけで放置されたままだった。
仙台市は慢性的な予算不足で、市内のあちこちで進められている道路工事がなかなか進展しない。その上、東日本大震災が加わったため、工事の遅滞は目を覆うようだった。資材不足と人員不足が一層激しくなったためだ。だが、我が家の近所の道路工事が、このところ急ピッチで進んでいる。来年春完成予定の地下鉄東西線と関連してるからだと思う。暮れのある日、2か所の工事現場を訪れて見た。 現場A 工事現場Aでは、長い間1軒だけ残っていた住宅が数年前に退き、道路が500mほど延長された。その後お寺の墓地の一部を移転した後、山を掘削して道路を跨ぐ橋を架け、今は国道まで通じる新しい道路を作っている。この工事に伴って、小川の改修工事も一気に進んだ。来年の春までには風景が一変し、新しいバス路線が出来るように思う。私達の暮らしにも変化がありそうだ。(以下の写真は工事現場Aです。) 工事現場B 寒々しい写真ばかりが続いて申し訳ないが、こちらは自宅から1kmほど離れた別の現場。ここでも現場Aと同様に新しい道路を作っている。写真を撮っている時に、仙台明走会のG会長以下4名のランナーが走り抜けて行った。6月の「いわて銀河」に向けての30km走の途中とか。100kmの部に初出場する会員のため一緒に練習している由。以下の写真は工事現場Bのもの。 ここも現場A同様、地下鉄東西線の終点となる「八木山動物公園駅」に繋がる新しい道路。谷が深いため、新たに橋を架けている。G会長の話によれば、仙台市の都市計画道路として発表されてから30年以上経つらしい。予算不足でなかなか進展しなかったのが、地下鉄工事の進捗と相まって一気に実現化したのだろう。 わずか1kmもない新しい道路が完成すれば、この周辺の風景や交通事情が相当変化するのは間違いない。我が家には何の恩恵もないが、老後の楽しみにはなるかも知れない。 普段はなかなか近寄れない工事現場だが、年末年始で休止中だったため、少しだけ近づけた。こうして見るとなかなかの迫力で、日本の土木技術の水準がいかに高いかが実感出来る。工事完了まで後1年3カ月だと思うが、今後の進み具合を楽しみにしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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