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マックス爺のエッセイ風日記

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2014.03.01
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カテゴリ:生活雑記
ミカン.jpg 近所の家の柑橘類


 昨日の朝、布団を上げようとしたら、毛布が1枚丸まっていた。どうやら夜中に蹴飛ばしてしまったようだ。それもそのはず、朝の最低気温は6度だったとか。暖かい朝で、窓を開けても寒く感じなかった。束の間の春だ。天気予報では10度になると言っていたが、この日の最高は12度まで上がったようだ。これは仙台では4月上旬の暖かさだ。

 妻が仕事に出かけた間、私は庭へ出た。南側の庭の半分は、小さな家庭菜園。このところの暖かさで、2月に降った2度の大雪がほとんど融け、黒い土が出て来た。長い間雪に埋もれていた冬野菜が顔を出したが、茎の弱いブロッコリーは倒れたまま。玉ネギは昨年の晩秋タマネギネキリムシに根を切られ、半分ほど枯れてしまった上、残った苗も今回の雪でかなり傷んだ感じだ。



ユズ.jpg 近所のユズ


 雪が少し融けて野菜の苗が顔を出した頃、何羽かのヒヨドリが葉を食べに来た。きっと一面の雪で、彼らは食べ物に困っていたのだろう。葉がすっかり喰われて無残なブロッコリーの姿。種を蒔く時期を間違えたため、食べる蕾の部分が未発育のままだ。だが、柔らかい茎の部分も食べられることを、私は知っていた。2本ほど茎から先を切った。芽キャベツの芽も幾つか欠いた。これは芽がキャベツのように丸まらず、葉が広がるタイプの品種。

 1個だけ残っていた白菜の葉を包丁で切る。これは葉がまとまらずに広がったままの失敗作。春まで放置しておけば美味しい蕾菜が食べられるのだが、大雪の影響で野菜が高騰している今は、こんなのでも貴重だと思い、切ってしまった。植木鉢の春菊は、前回切った以降成長していない。それでもたった1枚のビニールシートが、いつもなら寒さで枯れる春菊を、こうして活かしているのだ。ささやかな収穫の野菜を、帰宅した妻は大いに喜んでくれた。



ミカン.jpg

 弟が送ってくれた「きよみ」


 2月末のある日、ベランダに布団を干した。ところが突然屋根の上でザザーと言う音がし、融けた雪が落ちた。慌てて布団を見たら少し濡れ、大きな雪の塊が庭の芝生とベランダに落ちていた。気をつけていた積りだが、やってしまった。だがタオルで拭きそのまま干したら、暫くして乾いた。一頃は大雪のため全く作動しなかった屋根の上のソーラーシステムが、雪が融けた今はその装置が丸見えでフル回転中。電力が売れて、大いに喜んでいる妻だ。

 その妻が先日走りに行った。裏道を太白山の方向に向かった由。その途中で、1人の老人に空気が臭わないか聞かれたそうだ。彼が言うには石炭臭がするとか。それで妻も鼻孔を広げて空気を吸ってみたらしい。そう言われたらそんな気もしたと彼女。中国から偏西風に乗って襲来したPM2.5の微粒子だろうか。隣の福島県では警戒警報が発令されたが、仙台まで飛んで来たのだろうか。その日は洗濯ものと干した布団を念入りに叩き、「嫌な厄介者」を払った。



ポンカン.jpg

 四国から届いたポンカン


 2月の大雪で「いわきサンシャイン」や「深谷ハーフマラソン」など、幾つかのレースが中止された。だが、その1週間後の「東京マラソン」は予定通りの開催だった。私自身は8年連続で抽選漏れの、悔しい大会でしかない「東京」だが、同じ走友会のM川さんが、今回見事サブスリーを達成した。彼は45歳。いつもはおどけた態度の彼が、その陰では真剣に練習を重ね、16年目の快挙だったそうだ。走友会にはサブスリーランナー(フルマラソンを2時間台で完走する実力者)クラブがあるが、彼は新たにその会員に加わる。

 私は2度の大雪の間、ほとんど走れなかった。たまに思いついては外へ出た。散歩もしたが、近所の車道や国道沿いの歩道を少しだけ走った。だが、思うようには行かなかった。大雪のせいもあるが、「ブロバイダー事件」が私を苦しめ、気持ちが「負のスパイラル」に陥っていたためだ。悲しいかな、心は体とつながっている。だが、2月最後のこの日は何としても走りたい。沈んだ気持ちを奮い立たせるために。そして明るい春を迎えるために。



イヨカン.jpg

 四国から届いたイヨカン


 向かった先は国道。前回はかなり雪が残って苦労したが、今ならかなり融けてるはず。距離は13kmで、物足らない場合は、妻が先日走ったコースへ向かえば良い。暑くなると判断して半袖シャツとランパンにし、念のため手袋は着けた。近所の店で超安値のスポーツドリンクを買い、手に持った。後の心配は脚。数日前の夜中、トイレに起きた時に筋肉を傷めた。そんなことで傷める年齢になったことも、私の心をさらに曇らせていたのだ。

 先ず西へ向かってイオンの前から引き返し、今度は東に向かって愛宕神社手前の信号から引き返す。帰路は途中から旧国道へ入った。M公園の状態を確認するためだ。バス停でA長老と出会った。眼科に行った帰りらしい。「仙台国際ハーフに出るの?」と尋ねる90歳の長老。私より20歳も年上の現役ランナーは2kmの部に出場する。私はきっと彼の年齢まではとても生きられないだろう。そう思いつつ、挨拶をして別れた。



文旦.jpg

 
 近所の人からいただいた文旦(別名ボンタン、ザボン)


 M公園の雪はまだかなり残っていて、周回道路も走れる部分が少なかった。融けた芝生の雪で道路がグショグショで、とても走れるような状態ではないのだ。元の状態に戻るまでに、後1週間はかかるはず。がっかりしてそのまま家に向かった。夕方、近所の家に生協の配達品を取りに行った。2月最終のこの日、妻は事務所へ報告書を届けるため帰宅が遅くなるのだ。

 さて、今日から3月。今月の下旬に私はいよいよ古稀を迎え、新たなスタートを切る。弥生三月。間もなく桃の節句だ。


< 2月のラン&ウォーク >

 歩く人歩き47km マラソンラン7回77km(1回平均11km) マラソン歩く人月間合計124km マラソン歩く人年間合計373km (マラソンうちラン271km) ちょきスマイルこれまでの累計84054km ダブルハート


しょんぼり 2月は私にとって実に厳しい月だった。だがこれが現実。3月は心機一転して、何とか巻き返したいものだ。ウィンクグッド





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Last updated  2014.03.01 11:39:52
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