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マックス爺のエッセイ風日記

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2014.03.18
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カテゴリ:健康
病院外部.jpg 手術を受けた病院



 2年前の2月。私は不整脈の手術を受けた。太股の付け根と肩の血管からカテーテルを入れ、心臓内で不整脈の源になる信号を発する個所を焼き切る手術だ。一旦はそれで良くなると見えたのだが、術後1カ月の検診で、再び不整脈が出現していた。このため4月に2度目の手術を受けた。その1カ月後の検診で、再び微弱な不整脈が起きているのが分かった。前回とは違った種類のもので、それ以降薬による治療を受けている。

 昨年の3月。術後1年の検診を受けた。その時は特段体調に変化はなかった。だが、この1年の間に、色んな症状が起きた。軽いめまい、息苦しさ、動悸、そして物の二重視など。楽天の応援時に2度ジェット風船を膨らますことが出来なかったのは、きっと肺活量が落ちていたのだろう。疲労感が激しく、走れない時期もあった。昨年の夏、暑さが厳しかった時は、密かに死を覚悟したほどだ。



                    病院受付.jpg

                            病院総合受付


 もう走るのは無理と諦めたのが3度。それでも諦め切れず、近所の整骨院で超音波治療を受け、競歩でのトレーニングを開始した。レースの前日とレース中に体調が急変したのが2度。いずれも遠征先でのことだ。これには慌てたが、これまでの経験からゆっくり走れば大丈夫と言い聞かせて、それぞれ65kmと70kmを完走した。これは昨年のことで、今年の2月にも不調を感じた。何せそろそろ古稀を迎える歳。ここ数年は、老化との戦いが続いている。

 昨日は6時29分の始発バスに乗った。終点で降り、そこから病院まで歩いて行った。病院の駐車場の裏に、黒く汚れた雪の山があった。きっと除雪したのを集めた場所だ。病院へ着いたのは7時半頃だが、玄関は開いていた。今回は予約を取っておらず、新患の外来扱いになる。幸い番号札は1番だった。書類に必要事項を記入し、8時半の受け付けまで1時間を読書で過ごした。



内科待合室.jpg 内科待合室


 受付表を持って、循環器内科の受付に行く。ここでは問診票に記入して提出。見覚えがある看護師さんがいた。待ってる間に血圧を測定し、読書。1時間ほど待って名前を呼ばれ、診察室に入る。中に居たのは狐のような目をした若いドクター。「今日はどうしましたか」と尋ねるので、「術後の定期検診です」と答えると、「失礼しました」と返って来た。この1年の体調を、順を追って説明する。2月に受けた血液検査のコピーも見せた。

 胸部レントゲン写真と心電図を撮ることになった。2月にも掛かり付けの循環器内科で撮り、異常がなかったことも告げたが、やはりここでも必要とのこと。早速それぞれの検査場所へ向かう。待合室には大勢の患者。何度もここに来て、見慣れた光景だ。胸部撮影と心電図はさほど待たずに名前を呼ばれた。一連の流れ作業で、効率が良さそうだ。心電図の計測はわずか10秒間で済む。瞬時の計測で、果たして心臓の異常が分かるのだろうか。



                  車椅子.jpg


 再び循環器内科の待合室へ戻り、名前が呼ばれるまで読書。そしてお握りを食べ、お茶を飲んだ。一日がかりになると思い、事前にコンビニで買っていたのだ。2回目のコールも早かった。検査資料が揃った順番で診察室に呼ばれるのだ。若いドクターは24時間計測のホルター心電図の装着と、検査結果を診断する次回の診察日を告げた。最初の時と態度が変わり、少し紳士的になった。私は偉そうな医者には、決してへりくだらないことにしている。

 再び検査室に戻り、ホルター心電図計を胸に装着。記録票には、何か異常を感じた時にだけ記録すれば済む。以前は運動、食事、排泄、体調の変化、移動など、時刻と内容を事細かく記入する方式で大変だった。装置も細いゴム紐で腹部に固定する方法に変わっていた。このまま走って帰宅することを技師に告げる。風呂へは入れず、装置を外すため、翌日の指定時間まで病院に来てほしいとの説明。総合受付で会計を済ませ、ベンチで着替える。



澱橋.jpg 澱橋から見る広瀬川


 玄関前で軽く運動して走り出す。脱いだ服はすべて背負ったリュックの中。手には水が入った小さなペットボトルを持った。病院の裏から澱橋を渡り、川内へ向かう。橋の上から広瀬川の写真を撮る。まだ柳の芽は色づいてないが、日差しは少し春めいて来た感じ。東北大の構内が近づくと、見かける学生の姿が増える。地下鉄の駅の工事がかなり進んでいて、駅舎の概容が見え出していた。脇櫓(きややぐら)の前で撮影。



                   隅櫓.jpg

 大手門の石垣と脇櫓



隅櫓2.jpg 脇櫓の裏面



       青葉城石垣.jpg

                      青葉城の石垣



 そこから坂道を登って、今度は脇櫓の裏から撮影。この櫓も「東日本大震災」で一部が損壊し、修復工事が行われた。青葉城までの登り坂がきつい。ここは上に行くほどスピードが落ち、最後は歩いた方が速いほどだ。大きな石垣を撮影。この石垣も2度ほど崩れかけて、修復している。石段の右側には、現在修復中の石垣もある。天守台では「伊達武将隊」が観光客を案内していた。マント姿は政宗の命でスペインとローマへ行った支倉常長だ。



                     雪の山道.jpg

                              雪の山道


 青葉城から八木山までの山道には、まだ雪が残っていた。ここは日当たりが悪く、寒さが厳しい場所。登るのは比較的楽だが、下りは滑るはず。明日はこの道を病院まで走って往復する予定。地下鉄の終点では「動物公園駅」の工事が急ピッチで進み、どこかの放送局が歩きながら取材していた。昼前に我が家へ到着。リュックを開けると、本の背が濡れていた。それだけ汗をかいたのだ。今日も仙台は13度まで気温が上がるらしい。東北の春は近そうだ。私の体調も良くなることを祈りたい。





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Last updated  2014.03.18 11:33:07
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