マックス爺のエッセイ風日記

　アシタバ


　土曜日も弁当を作り、妻と歩いて博物館へ行った。そのことは改めて書こうと思う。そして日曜日は朝から雨。肌寒い一日になった。午前中は新聞を読み、幾つものブログを訪れ、午後はテレビで楽天の試合を観ていた。結局楽天は、則本、塩見、辛島で西武に３連勝し、開幕ダッシュに成功した。明日からは本拠地仙台での６連戦。次のローテーション候補は、美馬、新人の松井裕、そして森くらいだろうか。今年も大いに楽しめそうだ。


　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フキノトウ


　先日裏庭のフキノトウを１個採って刻み、澄まし汁に入れた。芳しい春の香りが口の中一杯に広がった。このところ続いた高温で、庭の花がかなり大きくなって来た。気にになっていた畑も、一部堆肥などを入れながら耕した。ＨＣで買ったのは発酵鶏糞１５ｋｇ入りを２袋、石灰２０ｋｇ入り１袋、化学肥料５ｋｇ入り１袋、キュウリ用ネット１張り。これで２４０３円。ジャガイモの種イモ（メイクイーン）１９個入り１袋と専用の肥料１袋で３４６円。

　メイクイーンは小さいのも含めて全て半分に切り、ジェルのような肥料兼消毒液を切り口につけて植えた。芽は１個か２個出ていれば十分。小さい種イモでも結構丈夫で、案外たくさん収穫出来るものだ。仙台では昔からジャガイモのことを「二度芋」と呼び、年２回植えて来た。ケチくさく小さい物まで半分に切ったため３８個になり、３つの畝を占領することになったのが予想外。夏野菜の苗を植えるスペースが不足するかも知れないねえ。



　ミニキャベツ



　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芽キャベツ


　残っていたミニキャベツ２個を収穫した。１個は茹でて、同じく茹でた鶏肉を挟んで食べた。もう１個は刻んで生のまま食べた。今年は２度大雪を被り、厳しい季節を過ごした冬野菜だが、案外葉は柔らかくて甘かった。芽キャベツの方は、葉が結球しないタイプのもの。これは茹でてドレッシングをかけて食べる。まだ２本の苗にはたくさんの芽キャベツが残っており、これからも成長を続けるはずだ。


　雲南百薬


　これは中国雲南省原産の健康野菜である雲南百薬。若い葉っぱを食用にするのだが、昨年の晩秋に根を掘り上げて植木鉢に移し、温室代わりの部屋で冬越しさせていたもの。冬の間に茎が伸び、小さな葉を出していた。これを先日畝に植え替えた。この両側にはジャガイモを植えてあるが、６月が収穫なので邪魔にならないと判断し、支柱を立てた。茎が伸びたら先端を切って水に浸け、根が出たのを畝に植えようと思う。元は１本の苗だが、徐々に増やす積り。



　　　　　　　　　　　　　


　冬の間温室代わりの２階の洋間に移動していた２０個ほどの植木鉢を、先日全て外へ出した。この気温であればもう遅霜の心配もないはず。ただ寒さに弱いクンシランは居間に留めた。これは目下花芽が徐々に成長して、少し色づき始めている。植木鉢の底に敷いていた皿は洗って干し、乾いた後で物置へしまった。


　野ゼリ


　こちらは野ゼリ。土曜日に歩いて博物館へ行った際、昼飯を食べた仙台城二の丸跡（現東北大学構内）の小さな谷で採ったもの。私達の目の前で鋏で水草を切っている婦人がおり、彼女が帰った後に行って見たら野ゼリが一面に繁殖していたのだ。水はきれいだし、害はないと判断。その夜茹でて食べたが、香りが強くて美味しかった。食べた後で気になりネットで調べたのだが、毒ゼリとは大きさや形や香りが全く違うようだ。お陰でまだ２人共ピンピンしている。


　　　　　　　　　　


　今日は３月３１日。新しい朝ドラが始まる。そして明日は４月１日。新年度早々に消費税が５％から８％に上がる。妻はその前に何種類かの品物を買い溜めした。庶民の可愛らしい節約策だ。節約と言えば我が女房殿は、生きが良くて安い魚を買い求め、軽く塩を振って一夜干しにするのが得意。これはイワシだが丸々と太ったイワシの一夜干しは実に旨かった。明日４月１日は、私達夫婦の４４回目の結婚記念日でもある。