カテゴリ:園芸・家庭菜園
≪ 野の花を中心に ≫
4月11日金曜日。仕事から帰った妻が、「イチリンソウが咲いてたよ」と教えてくれた。それは意外な場所だった。カタクリの花も咲いていたらしい。それは嬉しい。ニリンソウの原生地なら知ってるが、イチリンソウを見るのは初めてだ。デジカメを持って散歩に行こう。こうして私は勇躍出かけたのである。それにしても、良くあんなところで咲いてるものだ。そこへ行くと、確かに白くて儚気な花が咲いているのが見えた。どうやらあれがイチリンソウのようだ。 園芸種ではない自然の花。野草のイチリンソウの小さな群落は、元々小川が流れていた土手にあった。なお、この写真に対して、後刻ブログ友ニッパさんが「キクザキイチゲ」と教えてくれた。イチリンソウもキクザキイチゲも同じキンポウゲ科、イチリンソウ属に属する種。ネットで調べたらイチリンソウは花弁が丸い形をしているのに対し、キクザキイチゲの花弁は細長いと言う違いがあるようだ。(am8時過ぎに追加修正) さて、妻が言った通り確かにカタクリも咲いていたが、わずか1輪だけ。一番上のがそうだが、それでは淋しいので、後日公園で撮った3枚も加えた。 散歩の時に撮った、他の花も載せておこう。最初はスミレ。これはこの辺で良く見かけるタチツボスミレだろうか。 キブシの花も見つけた。まさかこんな身近な場所にあったとはねえ。 ようやく長い眠りから覚め、萌え出て来たシダの姿。 道端にはタンポポ。黄色い小さな花も、きっと永い間春を待っていたのだろう。 これは農家の畑の菜花。正確な名前はコウタイサイ(紅苔菜)と言うようだ。中国原産の野菜で、紫色をした茎の先端と花の蕾を食用にする。 お向いさんからいただいて、我が家の庭に移植したシラネアオイが咲き出した。これは元々高山植物だが、園芸用に改良した品種かも知れない。そのお向いさんの家の取り壊し作業が数日前から始まった。やがて40年以上をかけて丹精した自慢の植木や花々が、ごく一部を除いて抜き去られる。新しい家を建てるためで仕方がないが、庭好きのお向いさんは、きっと淋しい想いをしているに違いない。<不定期に続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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