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マックス爺のエッセイ風日記

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2014.05.08
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カテゴリ:写真
≪ 新緑編ー1 ≫

 新緑がきれいな季節になりましたね。冬が厳しい北国では、一斉に咲き出す花もそうですが、木々の芽吹きも春の到来を感じさせるものです。それまで暗かった山が、急に明るくなった感じがします。これを俳句の世界では「山笑う」と表現するみたいです。では、散歩中に撮った近所の新緑を、早速お届けしますね。


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 この時期の俳句で思い出すのは、やっぱり次の句でしょうか。

 
       目には青葉 山ほととぎす 初鰹      山口 素堂


                  初鰹を肴に酒を飲んだら、堪りませんね。う~む♪


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 やっぱり緑は良いですね。私が好きな色の一つがこの緑です。新緑を観ると、私は何だかエネルギーをもらったような気持ちになるのです。大笑い



< 今日のおまけ >

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 今日のおまけは「ハンカチの木」です。白い部分が、ハンカチのように見えることからの命名でしょうね。さて芭蕉には、次の句があります。


   若葉して 御目の雫 ぬぐはばや    


 これは唐招提寺の開祖となった鑑真和上のことを詠んだものです。日本に仏教を伝えるため、和上は中国から船に乗り込みましたが暴風雨のために遭難し、失明するのです。それでも4度目の渡航で沖縄経由で無事日本に到着し、唐招提寺を開いたのです。

 芭蕉はその和上の苦労を偲び、失明した彼の目を若葉で拭いて差し上げたら、ひょっとしてまた見えるようになるのではないかと感じたのでしょうね。鑑真和上の強い意思と、芭蕉の優しさがにじむ一句です。もし、傍にこの木の白いハンカチがあれば、和上の涙を拭くのに役だったかも知れませんね。雫<続く>





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Last updated  2014.05.08 07:58:30
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