マックス爺のエッセイ風日記

　季節の移ろいは早い。冬の間は淋しかった山々は新緑に包まれ、今では深い緑陰を宿している。庭の花も同様に、この時期どんどん変化する。花のいのちはとても短いのだ。春はあっと言う間に去り、やがて初夏を迎える。今日はこの季節の我が家の花々を紹介したい。


　シバザクラ

　　　　　　シバザクラ　

　ノースポール

　　　　　　ハナズオウ　

　スズラン

　　　アイリスとツツジ　　　

　ツツジ

　　　　　　　　ツツジ　

　ミヤコワスレ

　　　　　　　オダマキ　

　オオテマリ

　　　　　　　　不明１　　

　ツリガネズイセン

　　　　　　　　　　　　　　不明２　

　モッコウバラ

　　　　ボタン　



　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　雨に弱いボタンは、この後花弁が崩れてしまった。

＊朝の段階で不明としていた花は、ｙｕｒｉｃｃｙｏさんから「ツリガネズイセン」（釣鐘水仙）であると教えていただきました。ｙｕｒｉｃｃｙｏさん、どうもありがとうございました～♪



　花のいのちは短くて

　風も吹くなり
　雲も光るなり

　生きてゐる幸福（しあわせ）は
　波間の鴎のごとく
　縹渺とただよひ

　生きてゐる幸福は
　あなたも知ってゐる
　私もよく知ってゐる

　花のいのちは短くて
　苦しきことのみ多かれど
　風も吹くなり
　雲も光るなり

　　　　林　芙美子　未発表の詩