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マックス爺のエッセイ風日記

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2014.05.14
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カテゴリ:健康
≪ 苦悩 ≫

曇天縦.jpg

 35歳から走り始めて35年。ちょうど人生の半分を走って来た計算だ。この間に走った距離は地球2周分を遥かに超えた。だが昨年辺りから、自分の体に対する違和感が広がるのを、私は強く感じていた。自分の健康が、もう自分では思うようにコントロール出来ないのだ。それはあの大震災の時に発症した不整脈が大きく作用しているのだろう。だが、それだけでは説明がつかない違和感。きっと自分の体にじわじわと、「老化」が迫っているのだ。

 この冬、私はロードを走らず、専らM公園の芝生と土の道を走っていた。少しでも足を傷めずに春を迎える計算だった。レースにも出ず、ただ淡々と周回コースを走る。きっとそれが春先には力になると信じて。だが2月の大雪で事態は大きく変わった。78年ぶりと言う仙台の大雪。それも2回立て続けに降った。ほとんど走れなかったことが体調を崩す原因にもなった。長時間パソコンに向かう日々が、きっと私の体を蝕んだのだと思う。


            曇天横.jpg

 3月は不整脈手術を受けたK病院で、術後2年目の定期検診を受けた。胸部X線写真、心電図に異常はなかった。24時間連続するホルター心電図でも異常は出なかった。これを胸に装着したまま山道を走って往復したのだが、脈拍が140に上がったものの、不整脈は出なかった。だが違和感を訴える私に、若いドクターが言った。「何かあったら病院に来て下さい」と。救急車で運ばれるような事態にならないと、この病院では見てもらえないのだろうか。


内科1.jpg

 
 4月中旬にかかりつけのM循環器内科へ行った。服用中の薬がなくなったためだ。疲労感が強く、体調があまり良くない旨ドクターに訴えた。心電図、胸部X線写真、血液検査とも異常はなかった。「Aさん、胃の検査でも受けますか」。私は市の検診を受けるから良いと断った。その病院に消化器を調べる装置がないことは分かっていたからだ。「他の人に比べたら、Aさんはまだ動ける方ですよ」。だが私にとってその言葉は、何の慰めにもならなかった。


            病院9眼底撮影.jpg

 不調の原因を探るべく、新しく出来た眼科へ行った。肩こりが激しく、めまいがし、物が二重に見えることを若いドクターに訴えた。精密検査の結果、緑内障との診断。視野に欠損部分があるが、日常生活に不便を来すものではない由。肩こりはパソコンの使い過ぎによるVDT障害ではないか。めまいは耳鼻科の範疇。そして緑内障は治らず、点眼剤で症状が進むのを停めるしかないとの説明を受けた。なるほど、これで納得が行ったが、肩と首の痛みは治まらないままだ。


整骨院4.jpg

 4月下旬、思い余って近所の整骨院を訪ねた。昨年の夏、同じような体調不良の時にここで受けた超音波治療で、私は奇跡的に走れるようになり、65kmのレースと70kmのレースを完走した。夢よ再びと思ったのだ。5月中旬の「仙台国際ハーフ」が近い。それに念願の「被災地探訪マラニック」も、何としても成功させたい。だからこれは私にとって、止むに止まれぬ選択だったのだ。ワラにもすがる気持ちとはこのことだろう。


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 だが院長は私に言う。去年以来来なかったのは、他の整骨院へ行ってたのではないか。客が減ったのは、あなたがブログにここの悪口を書いたからではないかと。そして私の体をマッサージしながら、「極端だからなあ」とつぶやいた。何が極端かは分からないが、昨年から表現し難い違和感が自分の体に現れて来たことは確か。超音波を当てると、肩や首の痛みがかなり楽になった。

 そして意外だったのが両脚の筋肉痛。マッサージを受けると、膝の周囲、ふくらはぎ、太股の筋肉が痛む。ほとんど走ってないのに、これほど筋肉が固まっているのはなぜなのだろう。これが院長が「極端」だと言う私の体なのだろうか。ひょっとしてどこかを庇っているうちに、他の筋肉に負担をかけたのだろうか。治療中と治療後の2度トイレに行った。不思議なことに両脚のむくみが取れると、大量の小水が出るのだ。さらに驚いたのは、治療費が極端に高くなっていたことだった。<続く>





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Last updated  2014.05.14 05:08:39
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